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KOBEゼロカーボン支援補助金採択事業(二次募集)の結果

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記者資料提供(2022年12月1日)
環境局環境創造課

「KOBEゼロカーボン支援補助金」の二次募集について、18件の応募がありましたので、その採択結果についてお知らせいたします。

1.二次募集の結果

二次募集(募集期間:令和4年9月1日~10月31日)では、チャレンジ枠(補助上限額500万円)で7件、一般枠(補助上限額100万円)で11件の総計18件の応募があり、審査の結果、以下の11件の事業を採択し、補助交付を決定しました。

【チャレンジ枠】

申請者

事業名

概要

Re.colabKOBE

学生を主体とした里山ゼロカーボン再生事業

耕作放棄地において、太陽光発電と電動農機具を活用した脱炭素農業の小規模実証実験を通じて、1日活動あたり約1kg程度のCO2削減を図る。

シェアウッズ 山崎正夫

六甲山や里山等放置林を間伐し、サプライチェーンの再構築で炭素貯蔵と都市に第2の森林をつくる事業

放置林の間伐を行うほか、伐採木の乾燥・製材設備を整備し、木材活用の推進や森林活用等に関する学びの場の企画などを通じて、年間約10tのCO2貯留を図る。

兵庫六甲農業協同組合

市内産堆肥のペレット化による地域農業の脱炭素化事業

畜産で発生する家畜糞尿由来の堆肥をペレット化する施設を設置し、市内耕作農家に対して市内産堆肥の利用促進を図り、輸入化学肥料の使用削減を通じて、年間330tのCO2削減を図る。



【一般枠】

申請者

事業名

概要

特定非営利活動法人PVネット兵庫グローバルサービス

「小水力発電設備設置エリア内里山でのバイオ炭やチップによる炭素貯留でゼロカーボンに貢献する」

雑木林を整備し、伐採木の炭化、チップ化などによるCO2貯留を行う。

まちばたけ協会

コンポストを利用してのカーボンファーミング農業

生ごみのコンポストキットを配布するほか、空き地の刈草をコンポストにより堆肥化し、地域の畑に利用する。

あいな竹ぐるーぷ

竹林の活用と保全から里山の自然環境を守る事業

モウソウチク放置竹林の調査、竹細工制作イベント、竹パウダーの製造、施肥等を実施する。

林 和美

暮らしの中で実践できる循環型社会の実現

住みびらきのお家ケレケレ ゼロカーボンパークプロジェクト

間伐材や竹林整備の端材などを利用した、畑の土作り、コンポストによる堆肥づくり等のワークショップを実施する。

金澤 秀明

二酸化炭素排出量を削減する循環型洗剤の実証事業

地域事業者・地域団体と共同で、石油に依存しない植物由来の洗剤、充填容器などの開発に向けた実証実験を行う。

小寺里づくり協議会

竹林整備プロジェクト

放置竹林を再生整備し、間伐竹をバイオ炭や竹チップに加工するなど、活用に向けたワークショップを実施する。

近畿タクシー株式会社

KOBEゼロカーボンタクシー実証実験事業

自社所有のロンドンタクシーを電気自動車に改造し、市内観光地で走行させるなど観光を通じたゼロカーボンの啓発を実施。

兵庫漁業協同組合

兵庫運河の藻場・干潟と生き物の生息場作り

地元の小学校・企業等と連携してアマモの増殖を図り、CO2吸収源の育成などの活動を通じた環境教育などを実施する。

 

2.KOBEゼロカーボン支援補助金制度

制度の詳細については、以下の神戸市WEBページをご参照ください。
KOBEゼロカーボン支援補助金制度