最終更新日:2022年10月17日
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当地区は市街地近郊にありながら、豊かな自然が多く残っており、里山や農地などを保全するためにみどり豊かな都市環境の形成を図る取り組みを進めています。
当地区は、旧住宅・都市整備公団(現・UR都市機構)が、平成6年に地元要請を受け、土地区画整理手法による事業化を目指し、用地買収を進められていましたが、平成16年に事業中止が決定されました。
その後、UR都市機構保有地を活用して、民間事業者による開発を目指していましたが、民間事業者が求める土地利用が困難であったことなどが理由に、事業化が難しくなりました。
地権者からはUR都市機構保有地が無秩序な土地利用にならないよう対応してほしいとの要望がありました。
そこで、UR都市機構と協議した結果、無秩序な開発を抑制し、里山や農地などを保全していくため、令和2年7月にUR都市機構保有地を市が譲り受けることとなりました。
現在は、地区の将来像を策定するため、地権者の方々と今後の土地利用の方向性について、話し合いを進めています。
令和2年7月29日記者発表資料(PDF:350KB)
今後も耕作が続けられるよう、里道の改修など営農環境の維持に取り組む。
耕作放棄地を活用して体験農園やハイキングなどの都市住民が自然とふれあう交流の場の創出を図る。