多井畑西地区・里山の保全・活用

最終更新日:2022年10月17日

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〇垂水区名谷町・下畑町他(多井畑西地区)遊休地の利活用に関するサウンディング型市場調査を実施しました

https://www.city.kobe.lg.jp/a31937/shise/about/construction/soshiki/1600/1600/tainohata_sounding.html

〇地区の概要

当地区は市街地近郊にありながら、豊かな自然が多く残っており、里山や農地などを保全するためにみどり豊かな都市環境の形成を図る取り組みを進めています。
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〇これまでの経緯

当地区は、旧住宅・都市整備公団(現・UR都市機構)が、平成6年に地元要請を受け、土地区画整理手法による事業化を目指し、用地買収を進められていましたが、平成16年に事業中止が決定されました。

その後、UR都市機構保有地を活用して、民間事業者による開発を目指していましたが、民間事業者が求める土地利用が困難であったことなどが理由に、事業化が難しくなりました。

地権者からはUR都市機構保有地が無秩序な土地利用にならないよう対応してほしいとの要望がありました。

そこで、UR都市機構と協議した結果、無秩序な開発を抑制し、里山や農地などを保全していくため、令和2年7月にUR都市機構保有地を市が譲り受けることとなりました。

現在は、地区の将来像を策定するため、地権者の方々と今後の土地利用の方向性について、話し合いを進めています。

令和2年7月29日記者発表資料(PDF:350KB)

〇里山の保全・活用に向けた取り組みの方向性

(1)生産緑地の維持
市が譲り受けた土地周辺には生産緑地に指定されている田畑が残されている。

今後も耕作が続けられるよう、里道の改修など営農環境の維持に取り組む。
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(2)耕作放棄地の活用

耕作放棄地を活用して体験農園やハイキングなどの都市住民が自然とふれあう交流の場の創出を図る。
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(3)生物多様性の保全
里山の整備を通じて、希少な動植物の保全・保護活動や外来生物種の防除活動などの生物多様性保全活動を促進する。
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令和2年度自然環境調査報告書の概要(PDF:1,334KB)

(4)竹林の適正管理
森づくり活動等により竹林の適正管理を図り、道路への倒伏や土地の崩落を防ぐなど、防災性を向上する。
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お問い合わせ先

都市局用地活用推進課