更新日:2021年8月6日

神戸市都市景観形成基本計画~第2章~

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第2章 景観類型別の景観形成計画/ストラクチュアプラン

《都市景観の類型》

都市景観の類型

神戸市の地形特性と景観上の特色
地形特性と景観上の特色

地形特性

《夜間景観》夜間景観
  1. 地域の個性をいかした夜の都市魅力の創造
  2. 安心して暮らせる快適で安全なまちの創造
  3. 環境にやさしいひかりのまち



2-1 眺望型景観

(景観特性)
  • 眺望景観は「神戸らしさ」が表出する景観であり、大切な市民の財産
  • 西北神地域における豊かな自然と田園集落を望む眺望も神戸の魅力の源泉
(基本方針)眺望型景観
  1. 神戸らしい眺望型景観の保全と育成
  2. 自然環境と市街地環境の調和
  3. 明確な都市パターンの実現
  4. 神戸らしい夜間景観の形成
(施策の方向)
  1. 高層・大規模建築物や屋外広告物などの景観上の配慮
  2. まとまった緑地の保全・育成と、道路植栽や道路照明などの計画的整備
  3. ランドマークの育成
  4. 視点場・眺望点の確保・整備
眺望景観の分類

2-2 環境型景観

2-2-1 自然地域景観
(景観特性)
  • 六甲山系などの緑や、西北神地域の農地・集落・里山などは市民にとって身近な自然環境
  • 茅葺民家は今も数多くが農村集落内に点在しており、大都市では貴重な景観資源
(基本方針)自然地域景観1
  1. 自然環境の保全と活用
  2. 農村の景観と文化の継承・活性化
  3. 自然環境を阻害しない夜間照明整備
(施策の方向)

〈自然緑地景観(みどりのゾーン)〉
  1. 自然緑地の保全
  2. 自然環境と調和した余暇施設の整備自然地域景観2
  3. 防災施設などの景観上の配慮
〈田園集落景観(田園のゾーン)〉
  1. 茅葺民家の保全・活用
  2. 社寺等、歴史的建築物の保全
  3. 農村環境の保全(里づくり)
2-2-2 都市軸景観
(1)河川軸景観
(景観特性)
  • 既成市街地の多くの河川は、市街地の地形に変化を与えるとともに貴重なオープンスペース
  • これらの河川は主に東西方向の道路軸に直行するかたちで流れ、市街地の骨格を形成
(基本方針)河川軸景観
  1. 自然とふれあうことのできる河川環境の保全と育成
  2. ゆとりある河川空間の実現
  3. 昼も夜もわかりやすい都市空間の構成
(施策の方向)
  1. 河川敷と隣接オープンスペースの整備
  2. 橋梁など工作物における配慮
  3. 沿岸建築物などの景観上の配慮
(2)道路軸景観
(景観特性)
  • 既成市街地の道路軸は、東西軸とそれらを相互に連絡する南北軸の格子状のネットワーク
  • 新市街地内の幹線道路、あるいは既成市街地や田園集落との連絡道路が地域を構成
(基本方針)道路軸景観
  1. 歩きたくなる道路環境の形成
  2. 連続性と変化のある沿道まちなみの形成
  3. わかりやすい都市空間の構成
(重点軸)

ミュージアムロード、フラワーロード、みどりと彫刻のみち

(施策の方向)
  1. 道路設備の計画的整備
  2. パブリックスペース充実のための整備・誘導
  3. 沿道建築物などの景観上の配慮
  4. 道路空間における景観阻害要因の除去
2-2-3 市街地地区景観

(1)住宅地景観
(景観特性)
  • 住機能は神戸の最も基幹的な機能であり、市内に多様な性格の住宅地が形成
  • 既成市街地の山麓部などには低密度住宅地が連担し、平坦部では住商工混在地区など
  • 計画的市街地には自然に囲まれた新しい住宅地が展開し、海上都市での住宅地も形成
(基本方針)住宅地景観1
  1. 住宅地の個性の保全と改善・育成
  2. 景観資源の保全・育成
  3. バランスのとれたまちなみ形成
  4. 混在する他機能と融和するまちなみの形成
  5. 計画的住宅地での成熟したまちなみの形成
  6. 住宅地としての文化環境の形成
(重点エリア)住宅地景観2

山麓住宅地

(施策の方向)
  1. まちの将来像の共有と、建築物などの規制・誘導
  2. 固有の環境をいかす仕組みづくり
  3. 市街地住宅の景観上の配慮
  4. 文化環境の保全・育成
  5. 景観阻害要因の除去
(2)商業業務地景観
(景観特性)
  • 商業業務地はいずれも多様な施設が立地することで物と情報が集積し、人々が交流する場
  • 開港以来の国際色豊かな都心地区と、日常生活の中心として親しまれる近隣商店街や市場
(基本方針)商業業務地景観
  1. 地域の特性を表出する交流拠点景観の形成
  2. まちのさまざまな個性が混ざりあい、全体としての魅力を高める都心景観の形成
  3. コミュニティの中心としてのまちなみの魅力化
(重点エリア)
[都心]
三宮・元町
[地域拠点]

住吉・御影、六甲道、新神戸、神戸、湊川・新開地、板宿・新長田、岡本、六甲アイランド、ポートアイランド、ポートアイランドⅡ期、岡場、鈴蘭台、名谷、垂水、舞子、学園都市、西神中央

(施策の方向)
  1. 建築物などの景観上の配慮
  2. 歩行者空間の整備とパブリックスペースの充実、デザインの連続性の確保
  3. 夜間のにぎわいの演出
  4. 景観阻害要因の除去
(3)工業地景観
(景観特性)
  • 大規模な生産施設や運輸・流通施設が立地し、土地利用転換が進められている臨海部
  • 豊かな緑に囲まれた内陸部の工業団地、中小工場と関連企業等が分布する住工混在地区
(基本方針)工業地景観
  1. 神戸らしい臨海部大規模敷地の景観的再編
  2. 工業施設群と周辺環境の調和した空間構成
  3. 住工混在地での居住環境整備と一体となった景観整備
(重点エリア)

臨海工業地、地場産業集積地

(施策の方向)
  1. 周辺環境と調和した建築物と空間構成
  2. オープンスペースの確保と緑化の推進
  3. 水際環境の整備
  4. 眺望景観への配慮
  5. 夜間景観形成の重視
  6. 地場産業の維持とまちなみ形成
(4)ウォーターフロント景観
(景観特性)
  • 須磨海岸などの自然海浜からメリケンパークやしおさい公園などの人工海浜まで多彩
  • 都心部を中心に工業流通用地が商業業務地や住宅地への大規模な土地利用転換が進行
(基本方針)ウォーターフロント景観
  1. 神戸の玄関にふさわしい港の魅力の育成
  2. 歴史環境の保全と活用
  3. 市民に親しまれる空間の形成
  4. 自然環境の保全と活用
  5. 地域の個性をいかした夜間景観の形成
(重点エリア)
[自然海浜系]
須磨、塩屋、舞子
[人工海浜系]
都心ウォーターフロント、しおさい公園、空港島西公園、サンシャインワーフ、マリンパーク、平磯、マリンピア神戸
[漁港]
長田漁港、垂水漁港
[運河]

兵庫運河、新川運河、苅藻運河

(施策の方向)
  1. オープンスペースの確保
  2. 海への眺望の確保
  3. 海へいざなう空間づくり
  4. 建築物等の背景となる自然特性への配慮
  5. 夜間景観への配慮
  6. 既存景観資源への配慮
  7. 防災施設などの景観上の配慮
(5)歴史的地区景観
(景観特性)
  • 歴史的なまちなみや遺跡、史跡がランドマークである地区などが“神戸らしさ”を形成
(基本方針)歴史的地区景観1
  1. 時代を経て蓄積されてきたまちなみ景観の継承・育成
  2. 歴史的景観資源の保全・継承と活用
  3. まち固有の文化の継承・発展
(対象エリア)

住吉・御影山手
酒造地域
旧居留地
北野・山本
兵庫津
須磨・塩屋歴史的地区景観2
有馬

(施策の方向)
  1. 歴史的建造物等の景観資源の保存・活用
  2. 建築物等の地区特性への景観的配慮
  3. 地区特性に配慮した公共空間の修景
  4. 歴史的風致を損なわない夜間景観の形成
(6)駅前空間景観
(景観特性)
  • 鉄道駅は各地区の玄関であり、これを核とする駅前空間はまちの顔
(基本方針)駅前空間景観
  1. 個性的で秩序あるにぎわい拠点空間の創出
  2. 駅と一体となった周辺街区の景観形成
(施策の方向)
  1. 駅舎や駅前広場の特徴的修景
  2. 駅周辺の建築物等の修景
  3. 快適な歩行者空間の創出
  4. 景観阻害要因の除去
(7)公園緑地景観
(景観特性)
  • シンボルとなる公園緑地と、大学キャンパス等の大規模オープンスペースは優れた景観資源
(基本方針)公園緑地景観
  1. オープンスペースの保全と育成・活用
  2. 周辺市街地と一体となった景観形成
(重点エリア)
  1. まちの中心となるような公園、大学キャンパス、
  2. 文化環境保存区域など
(施策の方向)
  1. オープンスペースの拡充整備と緑化の推進
  2. 周辺市街地における建築物などの景観上の配慮
  3. 市民、事業者による公園緑地等の活用と維持管理の促進
 

 

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