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寺谷地区は、端谷城跡を中心に「人と自然との共生ゾーンの指定等に関する条例」上における“景観保全形成区域”に指定されています。端谷城は廃城となってから400年以上経ちますが、保存状態が良好な山城であり、多くの方がウォーキングに訪れます。地域の寺谷里づくり協議会を中心に保全されています。また、地区内には神戸版レッドデータ2010にAランク(神戸市内において絶滅の危機に瀕している種など、緊急の保全対策、厳重な保全対策の必要な種)として掲載されている淡水魚、カワバタモロコが生息しています。このカワバタモロコの生育保全のために、里山を守り、池を守り、水を守っていくことで、安全で美味しい寺谷のお米を育てることにもつながります。
端谷城からの眺望景観
端谷城の紹介看板
絶滅危惧種の淡水魚、カワバタモロコ
栃木西里づくり協議会が中心となり、休耕田への花植え、景観パトロールなどの地域の景観保全を図る活動を実施しています。「人と自然との共生ゾーンの指定等に関する条例」上における“景観保全形成区域”に指定されています。
地域紹介パネル(川沿い)
地域紹介パネル(薬師池広場)
営農組合(松本NGKグループ)が中心となり、一般の方を対象とした「菜の花米(なのはなまい)」のオーナー制度を実施しています。菜の花米は、水稲の作付け前に菜の花などの花を田んぼに植えて除草剤・有機肥料として活用しています。これにより、農薬・化学肥料を使っていない、安全・安心な地元産のお米の生産を行っています。地域内の農産物直売所“ひまわりショップ”で販売しています。また、菜の花米づくりには、川崎重工業(株)など様々な団体が関わっています。
田植え前の花摘み会
菜の花米の田植え
菜の花米の稲刈り
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