最終更新日:2021年10月27日
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新型コロナウイルス感染症の感染防止及び安全確保のため、見学用足場から船屋形内部をご覧いただきます。
相楽園内の紅葉とあわせてお楽しみください。
なお、ご見学の際は、マスクの着用、手指の消毒にご協力をお願いいたします。
令和3年11月27日(土曜日)
令和3年11月28日(日曜日)
各日とも10時00分~15時00分
参加費は無料ですが、相楽園の入園料が必要です。(詳しくは、相楽園のホームページをご覧ください。)
相楽園のホームページ(外部リンク)
船屋形は、江戸時代に姫路藩主が河川での遊覧用に使っていた川御座船(かわござぶね)の一部で、その居室にあたる屋形部分だけが残されていたものです。
構造は、木造2階建切妻造(きりづまつくり)で、屋根は桧皮葺(ひわだぶき)です。
内部は1階、2階ともに3室に分かれています。木部は、内外共に春慶塗(しゅんけいぬり)と黒漆塗(くろうるしぬり)で、金箔(きんぱく)を使った飾金具や金箔押しが見られる等、その造りは華麗を極めています。
建造年代は、飾金具の家紋から、天和2(1682)年から宝永元(1704)年の間と推定され、川御座船では、現存する唯一のものです。
明治初年に、飾磨港付近から高砂に移され、その時に、屋形部分だけが陸上げされ、茶室として利用されていました。その後、昭和28(1953)年に国の重要文化財に指定され、昭和55(1980)年に、現在の場所に移築されました。
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