ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2023年2月 > スタートアップ提案型実証実験事業「Urban Innovation KOBE+P」×あっとクリエーション~ICTツール(kintone×カンタンマップ)を活用した管理不全空き家空き地の解消!~
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記者資料提供(2023年2月13日)
医療・新産業本部新産業部新産業課、建築住宅局建築指導部安全対策課
神戸市は、あっとクリエーション株式会社(本社、大阪市。以下、あっとクリエーション)と協働し、空き家空き地対策を効率化し、管理不全空き家空き地の解消を目指す実証実験に取り組むことと致しました。
この取組は、起業・スタートアップ支援による神戸経済の活性化を目指す目的で、スタートアップから最先端のテクノロジーを用いたソリューション及びその実証実験の提案を受け、社会・行政課題の解決を目指す「Urban Innovation KOBE +P(アーバンイノベーション神戸プラスピー)」事業の一環として行うものです(『+P』はプロポーザル(提案)の意味)。あっとクリエーションとの取り組みは、本事業の第15号となります。
現在、神戸市には、約10万9千戸の空き家があると推計されており(平成30年 住宅・土地統計調査(総務省))、市民の皆さまから、管理不全の空き家空き地について年間約800件もの相談・通報が寄せられています。
神戸市は、これまでも全国最大規模の予算による「神戸市老朽空家等解体補助制度」を用意するなど、全庁を挙げて総合的な空き家空き地対策の推進に取り組んでいますが、人口減少・高齢化社会の進行に伴い、年々通報件数は増加しており、より迅速で効率的な対応が求められています。
市内の通報を受けた管理不全の空き家空き地に関する情報をkintoneにより管理することで、関係部署間のリアルタイムでの情報連携を図ります。
さらに、あっとクリエーションの提供する地図システム「カンタンマップ」を活用し、地図上で一元的に情報を管理し、通報を受けた空き家空き地の現地調査に係る業務等の効率化を図ります。
これらの業務効率化により、市民の皆さまからの通報・相談に対して迅速かつ丁寧な対応を行うことで、市民サービスを向上させ、さらに今後の本市の空き家空き地対策施策の立案、及び管理不全の空き家空き地の解消に寄与することができるか、検証します。
令和5年2月13日~3月31日(予定)
「カンタンマップ」は、あっとクリエーションが開発したノーコードの地図サービスです。
街路灯管理や道路管理など、複数の自治体で採用されています。
会社名 :あっとクリエーション株式会社
代表者 :代表取締役 黒木紀男
設立:2007年10月1日
住所 :大阪市北区曾根崎新地1-13-22
URL: https://www.at-creation.co.jp/(外部リンク)
事業概要 :自社開発のノーコード地図システム「カンタンマップ」の開発・提供。システム開発における伴走サービスを含めたコンサルティング。