ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2021年8月 > UNOPS グローバル・イノベーション・チャレンジ参加企業の実証事業報告~国連機関の情報活用のDX に神戸発のスタートアップ 株式会社オシンテックが挑戦~
最終更新日:2021年8月10日
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記者資料提供(令和3年8月10日)
兵庫県・神戸市は、国連プロジェクトサービス機関(UNOPS)が開設したイノベーション拠点UNOPS S3i Innovation Centre Japan(Kobe)と連携し、グローバルなSDGs 課題解決に挑むスタートアップ等の事業開発を支援しています。
現在、プログラム※1に参加中の株式会社オシンテック(神戸市)が、AI 技術を活用して、UNOPS の水・エネルギー部門における情報活用のデジタル・トランスフォーメーション(DX)を目的とした実証事業を開始しましたので報告します。
同社は、社会課題解決特化型ソーシャルシンクタンクとして世界のスタンダードとなることを目指しており、本実証事業は本格的な海外展開の第一歩となります。
UNOPS は、世界各地での開発援助事業の実施にあたり、各国政府や国際機関等が出す政策や規制等の情報収集と分析に多大な時間を費やしています。多言語で発信される情報をタイムリーに探し当て、取得することは大きな課題です。
UNOPS の水・エネルギー部門(オーストリア)が、株式会社オシンテックが提供するオンライン・プラットフォーム「RuleWatcher®」により情報活用のDX を進め、その効果や各種機能の評価・検証を行います。
令和3年10月まで(予定)
※1 UNOPS では、民間パートナー企業と実施するスタートアップ育成プログラム「グローバル・イノベーション・チャレンジ(Global Innovation Challenge)」を2020 年11 月のオープニングにあわせて開始。「気候変動への対処」をテーマに、98 か国・地域から計624 社の応募があった中から6社を選定し、2021 年1 月から12 月までのインキュベーション期間中、事業計画のブラッシュアップや実証事業支援を行っています。
(1)代表者:代表取締役 小田 真人
(2)所在地:神戸市中央区浪花町56
(3)設立: 2018年11月22日
(4)URL:https://www.osintech.net/(外部リンク)
(5)企業ビジョン:「世界のルールをみんなの手で」
(6)事業概要:RuleWatcher®の提供、国際法制トレンドの調査・コンサルティング等
株式会社オシンテックが運営する国際情報収集DX のためのオンライン・プラットフォーム。
各国政府・国連関係機関・NGO 等が発信する中立性に配慮された一次情報をAI によって一元的に収集・翻訳・可視化することで、情報収集作業の9割省力化を実現します。
気候変動や海洋プラスチック問題など、国境を越える課題に対するルールのトレンドを中心に取得しているため、SDGs 戦略の先取りを目指す企業に活用されています。
兵庫県・神戸市はSDGs ビジネスに関する知見共有や産学官連携を促進することを目的としたセミナー"SDGs CHALLENGE Open Talk"をシリーズ開催します。第2回イベントに株式会社オシンテックが登壇します。
(1)講師:小田 真人 氏 株式会社オシンテック代表取締役
安福 武之助 氏 株式会社神戸酒心館代表取締役社長
西田 純 氏 環境戦略コンサルタント(元国連工業開発機関 職員)
(2)日時:令和3年8月26 日(木曜)15:00 ~ 17:00
(3)参加方法:会場参加:定員30 名申し込み順(起業プラザひょうご) ※緊急事態宣言発令によりオンライン参加のみへ変更します。
オンライン:zoom(お申し込み後にURL 送付)
(4)対象:企業・スタートアップ等
(5)申込先:https://sdgs-challenge.jp(外部リンク)
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