ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2022年10月 > 関西の有望スタートアップを地域ぐるみで支援する「J-Startup KANSAI」 新たな選定企業を発表 ~ひょうご神戸エリアからは2社が選定!~
最終更新日:2022年10月20日
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記者資料提供(2022年10月20日)
近畿経済産業局、神戸市をはじめ京阪神の自治体及び産業支援機関で構成されるJ-Startup KANSAI事務局では、関西の有望なスタートアップを地域ぐるみで支援する事業「J-Startup KANSAI」の対象企業として新たに17社を追加し、ひょうご神戸エリアから2社を選定しました。
従来の「推薦枠」に加えて「応募枠」を新設することで、将来の成長可能性を秘めたスタートアップの更なる掘り起こしを目指した結果、「推薦枠」から12社、「応募枠」から5社を選定しました。
今回の追加選定により、累計58社(内ひょうご神戸エリア10社)となりました。
今後、選定企業に対して、公的機関と民間企業が連携して集中支援を実施することで、選定企業の飛躍的な成長をサポートします。
J-Startup KANSAIは、経済産業省のJ-Startupプログラムの地域展開として、令和2年9月に開始しました。これまで、関西から全国・世界へはばたく有望なスタートアップ41社を選定し、内閣府のスタートアップ・エコシステム拠点形成事業と連動しながら、公的機関と民間企業が連携して集中支援を実施しています。
J-Startup KANSAIでは、関西発の有望なスタートアップ企業群を明らかにし、地域ぐるみで起業家を応援・支援する仕組みを構築することで、地域が起業家を生み、育てる好循環(=「エコシステム」)の強化を目指しています。
<J-Startup KANSAI選定企業の活躍例>
大手企業とのM&A、大企業・自治体との連携、VC等からの資金調達等
<J-Startup KANSAI特設サイト>
https://next-innovation.go.jp/j-startup-kansai/(外部リンク)
この度、関西の有望なスタートアップ17社(推薦枠:12社、応募枠:5社)をJ-Startup KANSAI企業として追加選定しました(別紙1(PDF:878KB)参照)。年度内に選定式を開催する予定です。
<推薦枠>
「地域で選び・応援する」との観点から、関西を代表する起業家、ベンチャーキャピタリスト、アクセラレーターなど、関西のスタートアップに精通する88名からの推薦を基に選定しました。(別紙2(PDF:159KB)参照)。推薦は、①理念・ミッション、②新規性・独創性、③優位性、④成長性、⑤国際性の5つの視点で優れた企業であることを基準としています。
<応募枠>
関西で活動するベンチャーキャピタリスト等10名からの、応募スタートアップの評価を基に選定しました。(別紙3(PDF:55KB)参照)。評価は、投資先としての将来性(得られるリターンへの期待)を基準とし、仮想出資によって行いました。
(1)株式会社ナティアス(推薦枠)
■本社 兵庫県神戸市
■代表者 代表取締役 片岡 正典
■企業URL https://www.natias.co.jp/(外部リンク)
■企業紹介
株式会社ナティアスは、核酸APIの製造・調達における課題解決を独自の技術で実現する核酸医薬品CDMOです。核酸中間体Blockmer®をはじめとした独自の核酸製造原料と液相合成・固相合成を目的に応じて組み合わせることで、高純度な核酸をリーズナブルな価格で提供しています。2023年中旬に完了予定のGMP製造拠点整備後は、数十mgから数千kgまでの幅広い製造スケールへの対応を予定しております。
(2)株式会社TearExo(公募枠)
■本社 兵庫県神戸市
■代表者 代表取締役 堀川 諒
■企業URL https://tearexo.jp/(外部リンク)
■企業紹介
株式会社TearExoは、涙液を利用したがん検査法の研究・開発を行っている神戸大学発スタートアップです。涙による検査ハードルの低い検査ツールと専門医をシームレスに連携して新しいヘルスケア・インフラを構築することで、いち早く異常を検知し、早期に治療を開始できる仕組みを提供します。疾患の発見遅れによる取り返しのつかない不幸が訪れない世界を作るべく、研究開発に尽力しています。
■J-Startup KANSAI特設サイトによる企業PR
■J-Startup KANSAIサポーター(97社)による優遇措置(別紙4(PDF:116KB)参照)
■海外有力スタートアップ関連イベントへの出展支援(J-Startupパビリオンへの参加優遇)
■各種補助金等の支援施策における優遇
■事務局による選定企業への積極的な支援(大企業・自治体とのマッチング支援等) 等々