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最終更新日:2022年7月28日

スタートアップ提案型実証実験事業「Urban Innovation KOBE+P」× KURASERU ~新たなコミュニケーションツールで在宅介護サービスにおける関係者のコミュニケーションを円滑に!~

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記者資料提供(2022年6月17日)

このたび、株式会社KURASERU(本社、神戸市。以下、KURASERU)と北区地域包括ケア推進総括協議会が連携し、KURASERUの提供する在宅介護領域に特化したコミュニケーションツール「ワニナル」を、市内の介護従事者の方々に試験的に利用および評価いただく、実証実験を今夏より開始します。
この取組は、起業・スタートアップ支援による神戸経済の活性化を目指す目的で、スタートアップから最先端のテクノロジーを用いたソリューション及びその実証実験の提案を受け、社会・行政課題の解決を目指す「Urban Innovation KOBE +P(アーバンイノベーション神戸プラスピー)」事業の一環として行うものです(『+P』はプロポーザル(提案)の意味)。KURASERUとの取り組みは、本事業の第13号となります。
※神戸市北区内の医師会、歯科医師会、薬剤師会をはじめとする医療関係者・介護関係者・行政とで構成される協議会

1.実証実験の概要

(1)背景

在宅介護サービスを利用者に提供する際は、ケアマネジャーを中心とし、介護サービス提供事業者や利用者の家族などを含む多くの関係者間で、情報の収集や伝達、指示、日程調整などの様々なやり取りが発生します。現在、こうしたコミュニケーションは、電話やFAX、連絡ノートで行われている場合が多く、連携に時間を要するとともに、介護従事者の業務負担となっていることが課題となっています。

(2)概要

住民が安全で安心した生活を営めるよう、切れ目のない医療・介護サービスを実現できるまちづくりを目指す北区地域包括ケア推進総括協議会の協力のもと、市内の居宅介護支援事業所のケアマネジャーを中心に、KURASERUが開発を進める「ワニナル」を情報共有に活用し、コミュニケーションのデジタル化のニーズ確認と介護従事者の業務効率化が図られるかの検証を行います。

(3)「ワニナル」概要

「ワニナル」はKURASERUが作成した在宅介護領域に特化したコミュニケーションアプリです。在宅介護における関係者間の情報連携に最適化した設計がなされており、煩雑な設定なしに、ケアマネジャー、介護サービス提供事業者及び利用者の家族等の関係者全員が簡単に利用開始することができるデジタルコミュニケーションツールです。

<実証実験イメージ図>
KURASERU実証実験イメージ

2.会社概要

会社名:株式会社KURASERUKURASERU企業ロゴ
代表者:代表取締役社長 川原 大樹
設立:2017年10月2日
住所:神戸市東灘区向洋町中6-9
URL:https://www.kuraseru.co.jp/
事業概要:介護施設と施設入居希望者のマッチングサービスを運営

お問い合わせ先

経済観光局新産業創造課