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そのバッテリー、本当に大丈夫ですか?

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記者資料提供(2023年3月24日)
神戸市

1.リチウムイオンバッテリーによる火災

 近年、リチウムイオンバッテリーに起因する火災が増加傾向にあります。その背景には、昨今のアウトドアブームやDIYブームなどでリチウムイオンバッテリーを搭載した様々な電気製品が増加していることが考えられます。
過去5年間のリチウムイオンバッテリー火災 リチウムイオンバッテリー搭載製品イラスト

2.主な火災事例

(1)一部のリチウムイオンバッテリーで、過充電保護機能がついておらず、際限なく充電されてしまい、発熱や発火に至るケース。

(2)純正の充電器を使用せず、非純正製品を使用したため、バッテリーの許容量を超えて充電してしまい出火するケース。

(3)長期間使用せず、過放電したバッテリーは内部が劣化し、正常な充電がされずに発熱や発火に至るケース。

3.リチウムイオンバッテリーからの出火を防ぐために

(1)各機器を購入した際に付属されている純正の充電器や、メーカー指定の製品を使用する。

(2)電気製品が安全性を満たしていることを示す「PSEマーク」が付いた製品を選ぶ。

(3)膨張、異音、異臭などが発生したものは使用しない。

(4)充電できない、充電中いつもより熱くなる場合は使用をやめ、メーカーや購入店に相談する。

(5)指定された回収場所に廃棄する。不燃ごみでは廃棄しない。

4.実験動画をご覧ください

「まず見て、知ってもらう」ことを目的に、火災の実験動画を配信しています。下の二次元コードを読みとってご覧ください。

 「スマートフォンやモバイルバッテリー等のリチウムイオン電池搭載製品を正しく使わないと」

 (Kobecitychannnel「消防局実験動画」) 火災実験動画QRコード