暖房器具による火災

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12月に入り寒さも厳しさを増し、いよいよ本格的な冬の到来です。ご家庭では、こたつ、ストーブ、エアコン、ホットカーペットなど、暖房器具がフル稼働していることでしょう。

今回は、暖房器具の中で最も火災件数の多いストーブ、ファンヒーターの火災についてお話しします。

ストーブには電気ストーブ、石油ストーブ、石油ファンヒーター、ガスファンヒーターなど、さまざまな種類があり、最近ではほとんどの器具に耐震防火装置やサーモスタット(温度センサー)などの安全装置が設置されています。しかし、安全装置が設置されているにもかかわらず火災に至る事案が多数発生しています。

器具の種類によって火災の発生する形態が異なるため、ここではそれぞれの種類ごとに事例を交えながら紹介していきます。

電気ストーブ

電気ストーブ火災の原因のほとんどが可燃物接触となっています。

事例

  • (1)電気ストーブを布団の近くに置いて就寝したところ、寝返りによって動いた布団がストーブに接触して出火した。
  • (2)電気ストーブをつけたまま外出したところ、ペットがストーブ前に可燃物を移動させたことにより出火した。

このように思わぬ形で可燃物が接触し火災に至ることがあります。電気ストーブを使用する際は、周りを整理整頓し、就寝中の使用は避けましょう。また、外出時などで使用しないときはコンセントを抜くようにしましょう。

石油ストーブ

石油ストーブの火災の原因の多くは、可燃物の接触や給油ミスです。

事例

  • (1)石油ストーブの上で洗濯物を干していたところ、洗濯物がストーブの天板上に落下して出火した。
  • (2)給油中に灯油をこぼし、十分に拭き取れていない状態で点火したため出火した。

電気ストーブと同じく、ストーブの周辺は整理整頓するように心がけ、特にストーブの熱で洗濯物を乾かしていて火災に至るケースが多いことから、ストーブ上では洗濯物を干さないようにしてください。

また、給油後はしっかりと給油キャップを閉めて、万が一灯油をこぼした場合は、しっかりと拭き取り、少し時間を置いてから使用しましょう。

ファンヒーター

ファンヒーターには石油やガスなどの種類がありますが、炎が見えないから安心だと思っていませんか。実際は機器の中に種火があり、スプレー缶の成分に引火するなどの火災事案が発生しています。

事例

  • (1)ファンヒーターの前にスプレー缶が転がっていたため、ファンヒーターの風で温められ爆発し、飛散したスプレー缶の成分が種火に引火して火災に至った。
  • (2)ファンヒーターの電源線が家具等に踏みつけられていたため、半断線状態となって周囲の可燃物に着火した。

ファンヒーターの前にはヘアスプレーや消臭スプレーといったスプレー缶は置かないようにし、近くでの使用は厳禁です。

また、事例(2)は電化製品全般にいえることですが、保管の際は電源線を本体に巻きつけたりせず、使用の際は家具等に踏みつけられたり折れ曲がったりしていないか確認しましょう。

「火気を取り扱っている」という認識を持って!!

普段から何気なく使用している暖房器具ですが、「火気を取り扱っている」という認識を持って使用することが大切です。ストーブを安全に使用して、寒い冬を快適に過ごしましょう。

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