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更新日:2020年10月29日
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火災といえば、冬場に多く発生していることは、皆さんご存知かと思いますが、製品火災については夏場に件数が増加することは意外に知られていないと思います。
まず、この10年間の神戸市で発生した火災件数の推移を見ると、10月から増え始め、1月をピークに夏に向けて下降し、夏場は8月を除いて比較的に件数が少ない状況となっています。
一方、製品火災のこの10年間の月別の火災件数の推移を見ると、全火災件数で一番件数が多い1月に続いて夏場の6月から8月の件数が突出しています。グラフを比較すると、梅雨時期は火災件数で少ないにもかかわらず、製品火災の占める割合がいかに多いかがわかると思います。
湿度が高くなることでトラッキング火災が多いといったイメージがありますが、実際には夏に向けて久しぶりに電化製品を使用し始めることで間違った使い方や、清掃を怠るなどの人的要因が加わることで件数増加につながっていることも少なくありません。実際の事例を用いて概要と対策を見ていきます。
暑さ対策として使用する電気機器も使用方法やメンテナンスを間違えれば火災につながります。電気機器もクルマなどと同様に経年劣化していきますので、何気なく使用し続けるのでなく、正しい知識を持って常に異常がないか確認や点検をしながら使用していくことが必要です。異常があれば、すぐに使用を中止し、販売店や修理相談窓口に連絡してください。
消防局では、今回紹介した扇風機の実験動画を公開しています。ホームページで『神戸市消防局 実験動画』と検索するか、右のQRコードからぜひご覧ください。
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