発生すれば大やけど・・・ 「着衣着火」による火災

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着衣着火の発生状況

火災にはさまざまな原因がありますが、人が着ている衣類に火がつくことを「着衣着火」といいます。
この着衣着火による火災は不注意が原因となり普段の何気ない行動の最中に起こることが多く、発生すれば大やけどを負う確率が非常に高い火災です。
着衣着火による火災は、昨年1年間で8件、今年はすでに4件発生しています。

着衣発火による火災件数
  平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年
件数 3 4 2 8 4
死者 1 0 1 2 1
負傷者 2 4 1 6 3

※平成27年は5月31日現在

着衣着火の事例紹介

着衣着火の発生状況を見ていただければわかるとおり、死傷者が必ず発生しています。
では、着衣着火はどういった状況で発生するのでしょうか。実際の出火事例を紹介します。

  • 事例
    • (1)仏壇の清掃をしようとした際に、衣服がローソクの火に接触。
    • (2)ガスコンロで調理中に鍋を覗き込んだ際にコンロ火が衣服に着火。
    • (3)ガスコンロで調理中にコンロ奥の調理器具を取ろうとした際に衣服に着火。
    • (4)落ち葉を焼却中に焼却火に近寄りすぎたためズボンに着火。
    • (5)たばこを吸うためにライターで火をつけようとしたところ誤って衣服に着火。

着衣着火を防ぐために

防炎製品の効果着衣着火は大やけどを負ったり、死亡につながる大変危険な火災であることを認識したうえで、次の事項に注意しましょう。

  • (1)高齢者や子どもが関係して発生するケースも少なくないので、周りにいる人も十分注意しておきましょう。
  • (2)調理器具を取る等のコンロ越しの作業は必ずコンロ火を消してからおこないましょう。
  • (3)屋外で焼却行為をするとき、風のある日は炎があおられて着衣に燃え移る可能性が高いため焼却を控えるようにしましょう。(屋外で焼却をする場合は火炎上昇届が必要になります)
  • (4)燃えにくい防炎製品の衣服の着用を考えましょう。(スプレーをするだけで衣類に防炎性能を持たすことができる製品もありますので、活用してください)

表面フラッシュ

QRコード服に火がつけばすぐに気付けるはずだと思われがちですが、浴衣やワンピースのように薄くゆとりのあるデザインの衣類は、空気との接触面積が大きいため、思わぬ速さで燃え広がる場合があります。また、衣類の中には「表面フラッシュ」という特殊な燃焼現象を伴って一瞬で燃え上がるものもありますので、着衣着火は一度起こってしまうと対応が困難であるのが現実です。

神戸市消防局では表面フラッシュの再現動画を神戸市ホームページとYou Tubeに配信しています。

火災危険は身の回りに潜んでおり油断や不注意により起こります。普段の何気ない行動にも注意していただき、自分の身は自分で守りましょう。

神戸市消防局実験動画

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