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更新日:2020年10月29日
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火災にはさまざまな原因がありますが、人が着ている衣類に火がつくことを「着衣着火」といいます。
この着衣着火による火災は不注意が原因となり普段の何気ない行動の最中に起こることが多く、発生すれば大やけどを負う確率が非常に高い火災です。
着衣着火による火災は、昨年1年間で8件、今年はすでに4件発生しています。
平成23年 | 平成24年 | 平成25年 | 平成26年 | 平成27年 | |
---|---|---|---|---|---|
件数 | 3 | 4 | 2 | 8 | 4 |
死者 | 1 | 0 | 1 | 2 | 1 |
負傷者 | 2 | 4 | 1 | 6 | 3 |
※平成27年は5月31日現在
着衣着火の発生状況を見ていただければわかるとおり、死傷者が必ず発生しています。
では、着衣着火はどういった状況で発生するのでしょうか。実際の出火事例を紹介します。
着衣着火は大やけどを負ったり、死亡につながる大変危険な火災であることを認識したうえで、次の事項に注意しましょう。
服に火がつけばすぐに気付けるはずだと思われがちですが、浴衣やワンピースのように薄くゆとりのあるデザインの衣類は、空気との接触面積が大きいため、思わぬ速さで燃え広がる場合があります。また、衣類の中には「表面フラッシュ」という特殊な燃焼現象を伴って一瞬で燃え上がるものもありますので、着衣着火は一度起こってしまうと対応が困難であるのが現実です。
神戸市消防局では表面フラッシュの再現動画を神戸市ホームページとYou Tubeに配信しています。
火災危険は身の回りに潜んでおり油断や不注意により起こります。普段の何気ない行動にも注意していただき、自分の身は自分で守りましょう。
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