記者資料提供(令和2年12月11日)
文化スポーツ局
中央図書館総務課
神戸市立図書館では、新たな事業者による電子図書の利用サービス「神戸市電子図書館」を本格実施いたします。(試行実施中の現電子図書館は12月31日で終了)
神戸市立図書館では、「Withコロナの時代」に適合できるよう非来館型サービスも充実してまいります。
1.サービス開始日
令和3年1月5日(火曜) 午前10時から
2.事業者
株式会社図書館流通センター(東京都文京区大塚三丁目1番1号)
代表取締役 細川博史
3.利用方法
(1)神戸市立図書館の図書館カードが必要です。
- 12月27日(日曜)時点で神戸市立図書館の図書館カードをお持ちの方には、神戸市立図書館ホームページをご覧いただき、説明文に従って電子図書館用のID・パスワードをご自身で入力してください。(来館は不要です)
- 1月5日時点で図書館カードをお持ちでない方は、図書館カード発行のためにご本人が市立図書館(11館どこでも可)に来館していただく必要があります。神戸市在住・在学・在勤が分かる証明書の提示など所定の手続きで図書館カードを発行します。
- 図書館カード発行の翌日正午から、電子図書館が利用できます。
(2)電子図書館用のID・パスワードの入手後
- 24時間いつでもお手持ちのスマートフォンやパソコン等で、電子図書を利用することができます。
- 利用期間を過ぎると自動で返却されます。(利用料は無料。通信料は利用者負担)
※電子図書館用のID・パスワードについては、神戸市立図書館ホームページをご覧ください。

4.サービス内容
(1)電子書籍の冊数
- サービス開始時には約2,500冊を揃え、順次増やしていく予定です。
(内訳)小説・エッセイ 400冊
料理本・健康関連等の実用書 1,000冊
絵本・子供向け読み物 600冊
青空文庫(著作権切れ書籍) 500冊
※令和2年度中に更に約1,000冊増やし、年度末には約3,500冊となる予定。
- 令和元年6月に施行された「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律(読書バリアフリー法)」の趣旨を踏まえ、文字の拡大や色の反転などができるものや、日本語の読み上げ機能がある書籍を約1,500冊ご用意します。
- 視覚に障害のある方向けの電子図書館利用サイトもご用意します。
同サイトは、スクリーンリーダーの音声ガイドによってキーボード操作が可能で、視覚に障害がある方も、自分で読みたい本を探すことができます。
(2)利用冊数と利用期間
- お一人2冊まで、利用期間は14日間です。
- 利用期間の延長は、次に予約をしている方がいなければ、1回(14日間)に限り延長できます。
- 予約冊数は1冊で、予約書籍が準備できてからの取り置き期間は7日間です。
予約書籍の準備状況は、市立図書館ホームページの電子図書館利用サイトでご確認ください。
【参考】現電子図書館のサービス内容(試行実施、令和2年12月31日まで)
- OverDrive社の提供システムによる「KOBE電子図書館」
- 小説・実用書等2,200冊、洋書930冊、青空文庫12,000冊
- 利用冊数は3冊、2週間、予約冊数3冊
- 英語の読み上げ機能付コンテンツあり
- 日本語の読み上げ機能は無い