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更新日:2020年12月22日

SNS等を通じて購入する転売チケットには、大きなリスクが・・・

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記者資料提供(令和2年12月22日)
経済観光局消費生活センター

SNS等を通じて購入する転売チケットには、大きなリスクが・・・消費生活相談情報(令和2年12月)

1.相談事例から

(事例)
どうしても入手したいコンサートチケットがあり、ミニブログで知り合ったチケット購入代行をしている人に、通常1枚3,500円のチケットを2枚40,000円で、親の承諾なしに購入依頼した。
支払期日までに購入代金の内25,000円のみ支払ったところ、規約に記載通り、違約金が発生すると連絡があった。違約金を含めて95,000円を支払うと受取ることができるが、詐欺ではないのか。(10代、男性)

2.関連の相談状況

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コンサートやスポーツなどのチケット購入に関する相談件数は2019年度と比較して大幅に減少しています(表1)。2020年度(11月末時点)は、新型コロナウィルスの影響を受けてスポーツやコンサート、演劇等の公演が中止となり、チケット代金の払戻しに関する相談が寄せられています。緊急事態宣言解除以降、イベント開催制限が緩和されたことにより、徐々にスポーツ、演劇、コンサートなどが、再開されるようになり、インターネットによる公式チケット販売サイト以外で購入するチケットに関する相談が寄せられるようになっています。
5年間の推移でみるとスマートフォンやパソコン等でインターネットサイトからチケット購入が容易になり、かつ入手が困難な公演チケットを転売仲介サイトで購入、SNSを通じてチケットを譲ってもらうという購入形態も増加し、「開催日までにチケットが届かないなど、チケットの受渡しに関するトラブル」「会場に入場できなかった」「チケットが高価格」など、公式チケット販売サイト以外での相談も増えています。

〇契約当事者の性別と年代別(図1)
男性が全体(242件、年齢不明、無回答を除く)の29%(70件)、女性が全体の71%(172件)の割合となっています。
年代別でみると、男性は、50代(21件)が最も多く、続いて40代(15件)、30代(11件)となっています。女性は、40代が最も多く(37件)、20代(35件)、50代(30件)と続いています。
〇契約購入金額
1万円以上10万円未満についての相談が最も多く、全体(271件)の45%(122件)の状況です。

グラフ

3.神戸市消費生活センターからのアドバイス

①SNS等で知り合った相手との取引には、大きなリスクがあります。

当事例では、購入契約時に規約を確認しておらず、購入金額全額を期日までに振り込みができず、一部のみ振り込みをしたところ、違約金が発生し、違約金を含め高額な請求をされたという相談内容です。実際には規約があったかどうかもわかりません。
SNS等を通じて「チケットを譲ります」「〇〇チケットを希望する」などの書き込みで知り合った相手との取引(個人間売買含む)に関しての相談は、事例のほかにも寄せられています。
「転売チケット代金や手数料が高額だった」「転売禁止と知らずに転売チケットを購入した」「代金を事前に支払ったが、相手からチケットが届かない」「会場でチケット受け取る約束が、相手と会えずに入場できなかった」の大きなリスクを伴うことがあります。
事前に取引相手とトラブルが生じた場合の対応が決められている場合も少なく、運営サイトでは、SNS等によるトラブルが生じた場合でも「責任を負わない」としていることが多く、解決が困難となる場合も多くなっています。

②未成年者取消

親の承諾なしに契約した場合、「未成年者取消」で契約解除ができる場合もありますが、解決困難であることも想定されます。購入したチケット価格が高額、違約金についても高額であり、詐欺ではと不安になった、お金をだまし取られるなどがある場合は、警察へ相談してください。

※最寄りの警察または「#9110」へ

③転売チケットの購入時に確認しましょう

興行チケットのなかには、規約において第三者へ譲渡、転売などを禁止(※)している場合があります。入場時に公式チケット販売サイトからの購入者であることの本人確認が、必要な場合があります。苦労してチケット入手しても、転売チケットであるために入場できないことがありますので、譲渡や転売が禁止されていないチケットであること、本人確認が不要であることなどを確認しましょう
転売チケット仲介サイト等の利用規約で「補償サービス」を提供している場合もありますので、条件等を確認しておきましょう。

(※)チケット不正転売禁止法(2019年6月14日施行)
特定興行入場券の不正転売を禁止するとともにその防止等に関する目的で法律が定められています。
禁止される行為とは
特定興行入場券(チケット)を不正に転売すること
特定興行入場券(チケット)の不正転売を目的として、特定興行入場券を譲り受けること

特定興行入場券とは
不特定多数に販売される、国内で開催されるコンサートやスポーツイベントで、興行主の同意のない有償譲渡を禁止された、興行日時・場所、座席が指定されているチケット等。

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