KOBEくらしのレポート令和4年1月号

最終更新日:2021年12月28日

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202106report_07地域で生じている消費者問題を掘り起こすため、全市に配置しているくらしのパートナー(98名)が不審な訪問販売や悪質商法などといった地域で体験・見聞きした情報や、あんしんすこやかセンターにて把握した高齢者の消費者トラブルに関する情報を提供していただいています。
これらを元に消費生活マスターが記事を執筆し、KOBEくらしのレポートとして発行、消費者教育や啓発、消費者被害の救済に活かしています。
KOBEくらしのレポート1月号(PDF:1,253KB)
【掲載記事一覧】

・過量販売(次々販売)に気を付けて!
・本当に必要ですか?そのサプリ
・不動産広告の徒歩○○分って?
・神戸市のハチ無料駆除が令和4年3月31日で終了します
・誰も住んでいない実家、どうしたらいい?

過量販売(次々販売)に気を付けて!

【事例】

新聞の折り込み広告を見て会場へ行き、健康食品を勧められた。販売員が優しくしてくれるので 
息子のように感じ500万円以上の健康食品を購入してしまった。
○小学3年生の息子のために学習教材を訪問販売で購入した。「今なら安くできる」と言われ、 
4年生から中学3年生までのセットで契約させられた。
○ヘルパーが高齢者のお宅に訪問したら、一人暮らしなのに押し入れに真新しい布団が4組あった。
または、真新しい着物が10組以上あった。


過量販売とは?

健康食品などを摂取しきれないほど買わされる、数年間分の学習教材を契約されられるなど、1回の契約で大量に契約させられるケースや、同じ業者に繰り返し契約させられる、違う業者にいろいろな契約をさせられるケースなどがあります。

過量販売の取り消し

消費者が日常生活において通常必要とされる分量を著しく超える商品、役務等を購入する契約を結んだ場合、契約締結後1年以内であれば契約の解除または取消しができる場合がありますので、消費生活センターに相談しましょう。(該当するかどうかには要件があり、要件を満たすかどうか分からない場合など、あきらめずに相談しましょう)

見守り

誰にも相談できず契約を重ね問題が深刻化する例もあり、周囲の見守りが不可欠です。家の中に見慣れないものや不審な契約書がないかなど日頃から気を配りましょう。
高齢者に注意を促す場合には、頭ごなしに否定したりせずに、同種のトラブル事例を伝えるなど寄り添って話し、尊厳を傷つけないようにすることを心がけましょう。

本当に必要ですか? そのサプリ

【事例】

病気を持っている友人が、体に良いと思ってサプリメントを申し込み、飲んでいたら、立ち眩み・めまいなどの異変が起き大変だった。今は飲むのをやめて、少しづつ落ち着いてきたようです。


アドバイス  

サプリメントは健康食品の一つで、医薬品のように、法の下厳しい品質管理が適用されているわけではないため品質にばらつきがある場合もあります。
食品扱いなら医薬品のように強くないから安心、薬ではないけれど何となく体に良さそう・・・と軽い気持ちで飲んでいませんか?

医薬品ではないので治療目的に使うことはできませんし、たくさん摂取すれば、より多くの効果が期待できるというものでもありません。
中には、成分が濃縮されていたり、医薬品の成分を含んでいるものもあり、アレルギー症状を起こすこともあります。

また、医薬品を服用している場合は、相互作用を起こすケースもあり、ある特定の栄養素を強化されたものを過剰に摂取することの弊害の方が大きいと言えます。

サプリメントを利用する場合は、素人判断での利用は避けて、必ず、医師や薬剤師等に相談しましょう。

最近、新聞紙面・折込み広告などに機能性表示食品等の広告が多数出ています。高額なサプリメントにお金をかけるより、三度の食事をきちんとバランスよく食べることの方がはるかに重要ですし、経済的です。

 

 

不動産広告の徒歩○○分って?


不動産広告に「駅まで徒歩15分」とあったので契約しようとしたのですが、実際に歩いてみると20分くらいかかりました。広告の時間の基準ってどうなってるんですか?


不動産広告にある「徒歩」の時間表示は、 1分80メートルとして算出します。ただし、信号や踏切の待ち時間があるとか、急な坂道だとか、道路の条件は加味されていません。
また、性別や年齢で歩く速さは違ってきます。そのため、広告の時間と違う場合があります。所要時間は、実際に歩いて確認しましょう。徒歩による所要時間や畳1枚当たりの広さなど、不動産広告の表示方法は「不動産の表示に関する公正競争規約」に定められています。


神戸市のハチ無料駆除が令和4年3月31日で終了します

神戸市では、「ハチ相談ダイヤル」でハチの相談を受け付け、 <駆除が必要な場合>に限り自宅等のスズメバチやミツバチの巣の無料駆除を実施していますが、この制度は3月31日で終了します。

刺されないために
★ 巣を見つけたら近づかない、刺激しない、近くで騒がない。
★ ジュースの空き缶を放置しない。(ハチは甘い匂いに寄ってきます)
★ 山に入る時は帽子を着用し、できるだけ白い服装にする。
◎刺されたときには
できるだけ早く、流水で洗い流します。 発熱や震え、目がかすむなどの症状が出た場合は、速やかに医師の診断を受けましょう。
◎駆除したいときは
現在、神戸市では駆除業務を一般社団法人兵庫県ペストコントロール協会(0120-762-633)に委託しており、
ハチの巣の駆除をご希望の場合は、4月1日以降も有料での駆除依頼は受け付けています。



 

誰も住んでいない実家、どうしたらいい?

実家の事で悩んでいる声をよく聞きます。親が入院や入所のため実家が空家になったけれど、勝手に片付けられない、時間がない等、空家のまま放置状態となり
近隣に迷惑をかけている気がするという話です。アドバイスがあれば教えてください。


提案

実家がある市区町村(自治体)に「空家に関する施策」が講じられているかを尋ねてみることをお勧めします。施策が講じられているようであれば、実家の利活用や処分について
相談することができるでしょう。悩み解決の糸口が見つかるかもしれません。

理由

増え続ける空家問題に対して、2015年、「空家等対策の推進に関する特別措置法」が施行されました。そして、それに対応する施策(民間事業者や非営利法人等との連携による施策)が市区町村レベルで講じられるようになってきているからです。

空き家の現状 

総務省の2018年調査報告を見ると、我が国の住宅戸数は総数で6242万戸あったそうです。しかし、そのうちの846万戸(総戸数の13.6%)は空き家であると言います。
空き家は、適切に管理されないと、防災、衛生、景観等の地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼすことになりかねません。

詳しくは、所在地の各自治体空き家対策窓口へお問い合わせください。


消費生活マスターとは?

消費生活マスターは、多様化・複雑化する消費者問題に対応するため、神戸市が養成した消費者問題の解決方法の提案ができる人材で、KOBEくらしのレポートの作成にもかかわっています。

くらしのパートナーとは?

地域で生じている消費者問題を掘り起こすため、全市に配置し、不審な訪問販売や悪質商法などといった地域で体験・見聞きした情報を提供していただいています。
令和3年度くらしのパートナー:98名

神戸市あんしんすこやかセンターとは?

神戸市あんしんすこやかセンターは、高齢者の介護や見守りなどに関する相談窓口である「地域包括支援センター」の愛称です。
社会福祉士、保健師または看護師、主任ケアマネジャー、地域支え合い推進員を配置し、概ね中学校区に1か所の割合で設置されています。

お問い合わせ先

市政、くらし、各種申請手続でわからないことは神戸市総合コールセンターにお電話ください

電話 0570-083330 または 078-333-3330

このページの作成者

経済観光局消費生活センター 

〒650-0016 神戸市中央区橘通3-4-1 神戸市立総合福祉センター5階