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更新日:2020年10月27日
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本市では、オープンデータの蓄積・公開を推進し、市民・事業者とICTを活用して地域課題を解決するオープンガバメントを実践しています。その取組みの一つとして、平成28年度より、バルセロナ市と連携した「まちづくり×ICT」をテーマとする、オープンデータのヴィジュアライズ(可視化)を通じたワークショップ及び先進事例を学ぶ視察ツアー「World Data Viz Challenge」を実施しています。
「World Data Viz Challenge 2019」では学生等の若者を中心に参加者を募集し、選考された7組20名程度の参加者とともにオープンガバメントの先進都市であるバルセロナに訪問し、バルセロナ市との連携による国際ワークショップ及び視察ツアーを実施しました。
令和元年11月17日(日曜) ~ 11月20日(水曜)
スペイン・バルセロナ市
参加者オリエンテーション・参加者交流会
フォーラム「バルセロナ市と神戸市のデジタル・オープンデータ戦略」
オープニングセッション(挨拶)
Mr. Michael Donaldson Carbón, Commissioner for Technology and Digital Innovation, Barcelona City Council
松崎 太亮, 神戸市企画調整局ICT連携担当部長
プレゼンテーション①: 神戸市の取り組み
松崎 太亮, 神戸市企画調整局ICT連携担当部長
プレゼンテーション②: Barcelona’s Digital Plan and government measures
Mr. Fernando Marin Gurrea, Department of Strategy and New Projects, Municipal Institute for Information Technology (IMI), Barcelona City Council
プレゼンテーション③: BCN City Platform: Sentilo, City OS and Data
Mr. Jordi Cirera, Director of the Office for Knowledge Society, Municipal Institute for Information Technology (IMI), Barcelona City Council
プレゼンテーション④: Municipal Data Office: some on-going projects
Ms. Maria Jesus Calvo, Head of the Department of Statistics and Dissemination of Data, Barcelona Municipal Data Office, Barcelona City Council
プレゼンテーション⑤: Decode Project
Mr. Pau Balcells, Project Manager of the Department of Technology and Digital Innovation, Municipal Institute for Information Technology (IMI), Barcelona City Council
プレゼンテーション⑥: Plataforma Decidim (We Decide Platform)
Mr. Jordi Miró Miranda, Department of Citizen Services and Information, Municipal Institute for Information Technology (IMI), Barcelona City Council
スマートシティ市内視察ツアー
公共施設の配置換えや交通路の導線変更により、人が移動・居住する権利と経済活動の調和を図る「Super block」施策対象エリアや、スタートアップ支援拠点等の街歩きを実施しました。
ワークショップ
渡邉在バルセロナ日本総領事館総領事と竹谷首席領事ご出席のもと、「気候変動」をテーマに、オープンデータ等を活用したデータ可視化作品を、バルセロナ・神戸の両市が行った選考会を通過したチームがそれぞれ5分程度ずつ発表を行いました。
バルセロナ市からは、都市の緑地の量と大気温度との関係を研究するプロジェクトや、夏の気温が高い日になるべく日陰を通るにはどの道を歩けばよいのかを可視化、またオンライン購入がスマートシティの機能に与える影響などについて、大学研究者や民間企業など主に社会人から構成される6チームが発表を行いました。
神戸市からは、災害の被害状況から都市の「頑丈度」を数値化する試みや、地名と過去の災害との関連性、センサーシューズによる道路被害情報の収集の提案など、主に大学生から構成される5チームが発表を行いました。
また、両市がそれぞれのルールにより選抜した高校生が3組(バルセロナ1組・神戸2組)も、それぞれデータ可視化作品の発表を行いました。
最後に、発表者全員に対してバルセロナ市作成による参加証を授与するとともに、発表者間での交流会を行いました。
なお、開催翌日にWS日の様子と資料がバルセロナ市のウェブサイトで公開されています。
https://opendata-ajuntament.barcelona.cat/en/data-viz-kobe-2019
https://opendata-ajuntament.barcelona.cat/en/esdeveniment-final-data-viz-2019-kobe
Smart City Expo World Congress 2019
世界最大級のスマートシティイベントである「Smart City Expo World Congress 2019」に参加しました。
(参考)開催規模(主催者発表)http://www.smartcityexpo.com/en/home
2019年度 | 2018年度 | 2017年度 | 2016年度 | |
来場者 | 24,399名 | 21,331名 | 18,754名 | 16,688名 |
参加国 | 146カ国 | 146カ国 | 120カ国 | 100カ国 |
参加都市 | 700都市以上 | 700都市 | 700都市 | 600都市 |
出展者 | 1,010社 | 844社 | 675社 | 591社 |
Smart City Expo World Congress 2019での神戸市の取組発表
「Future of Work & Education :Skills for a Digital and Automated World」のセッションにて、「Data Literacy Education Ecosystem(産学官連携による高校におけるスポーツデータを活用したデータリテラシー向上教育に関する取組み)」と題してプレゼンテーションを行い、ICTとデータを活用した産学官連携実証事業を神戸市立科学技術高校の取り組みを紹介しました。
バルセロナ市が主催する中高生を対象としたデータ活用コンテスト(BODE)の2019年度優勝校(INS Vila de Gràcia)への学校訪問を行いました。神戸市からは、市立科学技術高等学校・葺合高等学校より、4名(生徒2名・引率教員2名)が参加し、お互いのデータ可視化作品を紹介しあうとともに、意見交換を行い、親交を深めました。
最後になりましたが、バルセロナ市の皆さまをはじめ、多くの関係者の皆さまのおかげをもちまして、大盛況のうちに終了することができました。多大なご協力賜りましたこと心より感謝申し上げます。
引き続き、バルセロナ市との良好な協力関係をさらに深めるとともに、バルセロナ市の取り組みを参考にしつつ本市のデータ活用・リテラシー向上施策に活かしていきたいと思います。
この度、まちづくり×IT先進都市で学ぶ次世代IT人材育成事業「神戸・バルセロナ連携国際ワークショップ」業務を委託する事業者を選定するにあたり、下記のとおり公募型プロポーザルを実施します。
「神戸・バルセロナ連携国際ワークショップ」業務
主に神戸市内の学生や若手IT企業人材などを対象とした、地域課題解決のためのデータの活用や可視化をテーマとする国際ワークショップ及び交流視察ツアーを、本市の姉妹都市バルセロナ市との共催で実施し、新たな才能発掘、神戸市のデータ活用事例創出を図る。
ページ下部「仕様書」のとおり
契約締結日~令和2年3月31日
ページ下部「公募要領」のとおり
令和元年7月4日(木曜) 公募要領の公表
令和元年7月19日(金曜)16時 事業者募集締切(持参又は郵送のときは必着)
令和元年7月下旬(予定) 事業者選定及び契約締結
お問い合わせ先
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電話 078-333-3330 Fax 078-333-3314