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更新日:2021年10月27日

“BambooにThankyou Project”放置竹林の継続的な整備と消費を実現するために大学生が挑戦

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記者資料提供(令和3年10月27日)

                                                     大学生×神戸版地域おこし協力隊×地元企業×神戸市
                                         “BambooにThankyou Project”
                                              放置竹林の継続的な整備と消費を実現するために大学生が挑戦

甲南大学の学生、神戸版地域おこし協力隊隊員、地元企業が一つになり、竹林問題に取り組むプロジェクト「BambooにThankyou Project」を開始されました。放置竹林の深刻な現状を知った学生の想いを受け、経験豊富な社会人チームがサポートし、竹の継続的な整備と消費を目指して活動されています。資金調達の為クラウドファンディングに挑戦する他、神戸市が抱える社会課題の解決につながる事業に対して、市が費用の一部を支援する「CO+CREATION KOBE」の選定事業として、神戸市も支援します。

1.Bambooに Thankyou Projectとは

整備・消費・認知のサイクルを回す事で、竹林問題を継続的に消費できるモデルを作るために発足されたプロジェクトチームです。チームは甲南大学の大学生、神戸版地域おこし協力隊の吉田彰隊員、地域のプロモーションをサポートする地元企業・神戸白黒(はっこく)のメンバーで編成されており、社会人チームがサポートしつつ、学生が主体となって事業を動かす実践型のプロジェクトです。
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2.チーム発足の背景

甲南大学が実施している「関西湾岸SDGsチャレンジ(※)」で、SDGsについて考える機会を得た学生。竹林問題の深刻な状況を知り、 実際に竹林被害を受けている地方の人々等の話を聞いて、何か自分たちにできる事が無いか感じるようになりました。その思いを知った神戸市が、神戸版地域おこし協力隊と、地元企業を繋いだ事でプロジェクトが結成されました。

3.Bambooに Thankyou“に込められた意味

このプロジェクトは、竹林問題に向き合う事で発足されたチーム。竹をきっかけに新しい繋がりと、居場所が生まれました。また、竹林は今でこそ“問題”として扱われていますが、かつては人間の生活を支えた重要な資源でした。これまでの生活を支え、そして私たちを繋いでくれた竹に感謝して、竹の新しい活路を見出し、竹を中心とした居場所を作ろう。そんな思いが込められています。

※ 「関西湾岸SDGsチャレンジ」について
 2018年に甲南大学と朝日新聞社で立ち上げた、「地域の課題をSDGsで考える」をテーマに高校生と大学生が課題解決に取組むプロジェクトです。次代を担う甲南大生と高校生が協力し、大学教員、各市の自治体職員、そして様々な社会課題に向き合う新聞記者のサポートを得ながら、自治体から提供された課題に対して、SDGsの17の目標を切り口に、持続可能な解決策を考え発表する取組みになります。2020年度に神戸市より放置竹林の課題を提供しました。

本件に関するお問合せ

BambooにThankyou Project     担当:河村・和田・太田
メール:7.8projectkounan@gmail.com
HP  :https://78projectkounan.wixsite.com/my-site-2

活動内容

BTP活動① 今後の活動の為の第一歩 『クラウドファンディングで資金調達

プロジェクトの活動資金を得る為、クラウドファンディングに挑戦されます。

礼品は一般企業の協力を得て、竹炭を使った「ブラックたこ焼き」や、「クラフトコーラ」などをご用意されます。また、アパレルブランドの「Gap Japan」とコラボレーション商品も登場予定です。

【クラウドファンディング概要】
実施期間:10月25日(月)~11月30日(火)
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/502945?utm_source=qr_code
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BTP活動② オンラインで全国にプロモーション『KUROMAKA -真っ黒なまかない!?-』

 飲食店に竹炭パウダーを使ったまかないを作っていただき、各飲食店のSNSでレシピと共に公開していただく企画。知り合いの飲食店にバトンを渡すリレー方式で繋いでいただくので、色んな店舗の真っ黒なまかないがSNSに登場。食べ物という親しみやすいコンテンツから、広い層へのアプローチを行い竹林問題の認知拡大を目指されます。

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BTP活動③ 大学生の仲間にプロモーション『ブラックうまいデー ~黒い竹とのふれあいウィーク~』

大学の学食を運営する生協の協力を得て、期間限定で学食メニューとして竹炭パウダーを使ったメニューを提供。大学生の仲間に向けて、活動を周知する事を目的としています。メニューは学生メンバーが中心となって考案した、自慢のデザートになる予定です。

【限定メニュー提供期間】11月8日(月)~11月19日(金)
 ※コロナウイルス感染拡大防止の観点から、現在食堂は一般の方の立ち入りはできません

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BTP活動④ 上級生から下級生へプレゼント『巨大な“竹のクリスマスツリー”の製作』

竹林整備の際に出た竹を活用し、竹のクリスマスツリーを製作。ギネス記録認定を目指し、約5mの高さになる予定。クリスマスツリーの設計は、神戸でも活躍している名古屋のアーティストプロジェクト「SEAGULL」の若手建築士が担当。コンテストの優勝経験を持つ実力派です。製作、及び設置は主に学生と神戸版地域おこし協力隊の吉田彰が担当。コロナの影響で、せっかく入学した大学になかなか通う事ができない下級生に向けて、上級生が激励の意味を込めてプレゼントします。

【クリスマスツリー設置期間】11月末設置予定
【クリスマスツリー設置場所】甲南大学 岡本キャンパス内

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参考資料 竹林問題の現状

◆拡がり続ける竹林面積
日本の竹林面積は年々拡大しています。竹は生命力が強く、目を見張る速度で成長します。ピーク時には1日で1m程成長する事もあり、2カ月弱の間に20m程成長します。この驚異的な生命力を以て、日本の竹林面積は10年間で東京ドーム1000個分の面積まで広がりました。その為、継続的な整備が必須ですが、管理者の高齢化や、担い手の不足から、放置竹林が増加していく一方になっています。

《竹林面積》
平成14年3月末現在 156,000ha、平成19年3月末現在 159,000ha、平成24年3月末現在 161,000ha(※平成30年10月林野庁資料参照)

◆竹林面積の拡大が引き起こす被害例
①鳥獣被害・農作物の不作
放置竹林は、森林伐採で山を追われた害獣の隠れ家になり、竹林に住み着いた害獣が農作物を荒らしてしまいます。更に、竹林に日光を遮られる事で、野菜の成長を阻害してしまう事もあります。こうして農作物が被害を受けると、私たちの食卓にも影響が出てしまう可能性があるのです。

②土砂災害
竹は成長速度が速い上に根が浅く、横に拡がっていきます。その為、大雨により地盤が緩むと、土砂災害を引き起こしやすくすると言われています。実際に、平成10年9月の高知県豪雨災害の際は、被災地の約1/3は竹林であったとのデータもある程です。 ※高知大学、西日本科学技術研究所、愛媛大学研究  資料より

③環境問題
近年世界的に問題になっている、海洋プラスチック問題。WWF JAPANのデータによると、海洋プラスチックゴミは年間で約800t(ジャンボジェット機5万機相当)だと言われています。竹などに代わりプラスチックが活用されはじめたことで、環境に害を及ぼしてしまっています。プラスチック代わりに竹を使う事は、SDGsの項目にある「14.海の豊かさを守ろう」に貢献する事にも繋がります。
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プロジェクトに参加している学生メンバーのコメント

SDGsで環境問題が注目されていますが、私たち学生はそうした事が他人任せになっていると感じました。このまま何もしなければ、学生時代に何も残せないと考えていました。そんな時、友人に誘われて参加したフィールドワークを通じて、放置竹林の被害を強く実感しました。竹は成長力が強く、他の植物の成長力を妨げます。解消する為には、継続的な竹林整備が必要です。今は、私たちの想いにたくさん方が共感してくださり、甲南大学、神戸白黒、神戸版地域町おこし協力隊、神戸市のみなさまにサポートをして頂いています。継続的な整備が実現できる様に、クラウドファンディングの成功を目指し、今後の活動を頑張ります!応援よろしくお願い致します。

 甲南大学 経済学部 3回生  和田英利

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