記者資料提供(2023年2月27日)
企画調整局 参画推進課
神戸市が抱える行政課題や地域課題の解決に向けた大学等の若手研究者の独創的な学術研究活動を支援するとともに、「知の拠点」「人材育成の拠点」である大学を核とする産官学共創と地域連携のエコシステムの醸成、神戸の未来社会の変革を担う高度人材の育成、発掘、循環の枠組みづくりである「大学発アーバンイノベーション神戸」において、下記テーマのとおり、大学研究者からの研究申請を募集します。
1 募集概要
原油等のエネルギー価格や様々な原材料、資材価格等の物価高騰が続く中で、地域経済や持続的な雇用確保への影響を踏まえ、大都市圏の中心市となる神戸市における適切な賃金水準のあり方等に関して、最低賃金制度など国内外の動向などの実態調査、様々なデータ分析も踏まえた幅広い調査研究を募集する。
2 助成概要
(1)助成対象
研究内容:人文・社会科学分野及びその関連分野で、指定するテーマに関連する研究
研究者:神戸エリア(※1)にキャンパスを有する大学等(※2)に所属する若手研究者(※3)(※4)
(※1)神戸市・明石市・三木市・加古郡稲美町・尼崎市・西宮市・芦屋市・伊丹市・宝塚市・川西市・猪名川町・三田市・淡路市・洲本市・南あわじ市
(※2)令和5年3月31日時点で49歳以下の研究者を若手研究者と定義
(※3)研究分担者については、年齢制限はなく神戸エリア外の大学等所属でも可。
(※4)大学院生等の学生は対象外(所属する大学等において研究活動を行うことを本務とする職に就いている者で、学生の身分も有する場合は対象となりま
す。)
(2)助成条件
・後記の(3)「募集テーマ」に即した研究であること。またテーマに即しつつ、国連の持続可能な開発目標であるSDGsに紐づけられた「神戸2025ビ
ジョン」における7つの基本目標に沿ったものであること(※5)
・当該研究の中で、神戸市の文化、歴史、産業、地域、土地などを活用すること
・各年度の研究実績等を実績報告書にまとめて提出すること
・研究最終年度に研究内容等を研究成果報告書(神戸市HP等で公表)にまとめて提出すること
・当該研究の成果を論文・学会等で発表する場合は、本助成金の交付を受けたことを明示すること
・研究内容や研究スケジュールに変更がある場合には、随時、神戸市に報告すること
・神戸市が研究の進捗の報告を求めた際には、その依頼に対して速やかに対応すること
(※5)「神戸2025ビジョン」は、別添「神戸2025ビジョン」及び下記神戸市HPをご参考ください。
https://www.city.kobe.lg.jp/a47946/shise/kekaku/masterplan/jikikihonkeikaku00/kobe2025vision.html
(3)募集テーマ及び助成内容
〇募集テーマ:大都市圏の中心市となる神戸市における適切な賃金水準のあり方等
〇助成期間:対象認定後から令和5年度末
〇助成金額:上限150万円/件(助成金額(直接経費)の20%を上限に間接経費を所属大学へ交付)
〇採択件数:1件程度
(4)予定スケジュール(日程等)
・申請から研究修了後の実績報告等までの流れは以下のとおり(正式な提出日程等は、適宜お知らせ)
日時 |
内容 |
~令和5年3月24日 |
「研究費助成申請書」等の提出 |
令和5年3月下旬 |
審査 |
神戸市より「交付内定書」の送付 |
令和5年4月 |
「交付申請書」の提出 |
神戸市より「交付決定通知書」の送付 |
「支払請求書」を提出 |
神戸市より令和5年度分の研究費を交付 |
研究期間中 |
申請に個別対応 |
~令和6年2月末 |
実績報告書(収支・実績)の提出 |
令和6年3月1日~5月末 |
研究内容報告書の提出 |
(5)研究助成金の返還
実績報告時に未使用の研究助成金が生じた場合は神戸市へ返還していただきます。
3 選考方法・結果通知
(1)選考方法
選考会による書面審査等を経て、補助対象研究を決定します。
【審査項目】
・テーマと研究との関連性、研究内容の具体性、研究成果による効果等
・研究内容の学術的重要性、研究方法の妥当性、研究遂行能力及び研究環境の適切性 等
・地域団体、NPO及び神戸市役所各部局との連携の有無、連携内容 等
(2)結果通知
結果は、決定後すみやかに文書にて通知します。採否の理由についてのご照会には一切回答致しかねますのでご了承ください。
4 応募締め切り
令和5年3月24日(金)17時
5 応募方法
・申請は、大学等の事務局を通して行ってください
・下記の書類をEメールでご提出ください
①研究費助成申請書(下記の神戸市HPよりダウンロード)
URL:
https://www.city.kobe.lg.jp/a05822/daigakurenkei/uuik.html
②当該研究と関係の深い論文・書籍のデータ(該当部分抜粋)
※②の論文等のデータ容量は5MBを上限とします(判読可能なデータでお願いします)
※所定の申請書、資料に加え、更に詳しい書類等の提出依頼や面接等を行う場合があります
6 その他
・個人情報は利用目的の範囲内で、かつ業務遂行上必要な限度内で利用します
・反社会的勢力及び勢力と関係すると認められる個人若しくはグループからの申請は不可とし、補助対象研究として認定後に判明した場合は、認定を取り消し、研
究助成金を返還していただきます