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更新日:2020年12月28日
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神戸は、平清盛の時代に大輪田泊が貿易の拠点として発展し、国際貿易港として神戸港が整備され、港町として知られています。
また、神戸は1881年に川崎重工業が、1905年に三菱重工業の造船工場が建築され、川上・川下の関連産業も育ち、近代工業が発展する基礎となり、今は日本の潜水艦の建造拠点となっています。
そのような海洋都市としての基盤を活かし、海洋産業の振興を図ります。
平成30年6月、神戸市の訪問団がスコットランド北部のアバディーン市を訪問し、同市に所在するロバート・ゴードン大学長と神戸市長との間で、将来を担う人材が学ぶ機会の創出に連携して取り組んでいくことを確認する「意思確認書」を交わしました。
これに基づく連携として、神戸の学生に世界の海洋技術に興味を持ってもらうきっかけとして、北海周辺地域の海洋に関する知識・技術に触れる留学プログラム「神戸市スコットランド・サマープログラム」をロバート・ゴードン大学において実施しました。
「スコットランド・オンラインスクール(オンライン留学)2021」参加者を募集します!
【終了しました】「神戸市スコットランド・サマープログラム」の参加者を募集します。
神戸の海洋に関する課題やポテンシャルを踏まえ、それを解決、展開し地域を活性化させるような取り組みについて、学生からのアイデアを募集し、コンテストを開催しました。
【終了しました】学生 海洋ビジネスアイデアコンテストの開催のお知らせ
「2020年度 学生海洋ビジネスアイデアコンテスト」選考結果のお知らせ
「海洋ビジネス・学生アイデアコンテスト」の提案選考結果のお知らせ
英国・アバディーンはスコットランド第3の都市であり、1975年に北海油田が本格採掘されて以降、北海における石油・天然ガス採掘の拠点都市となり、採掘に由来する海洋産業が発達、クラスターを形成してきました。
2018年6月、市長がアバディーン市を訪問した際に、海洋産業関連ビジネスや当該関連人材育成、水素及びその他の再生可能エネルギー分野における相互連携を進めていくことを目的に「神戸市とアバディーン市との意思確認書」へ署名を行い、その後の協議により、2019年1月にアバディーン市長が来神した折に「アバディーン市と神戸市との覚書の締結」へと発展しました。
また、2018年6月の神戸市長訪問の際には、同市内に位置するロバート・ゴードン大学とも海洋産業関連人材育成における相互連携を進めるべく、「神戸市とロバート・ゴードン大学との意思確認書」へ署名を行い、その連携の第一弾として、神戸の若者が、北海周辺地域の海洋に関する知識や最先端の技術を同大学で学ぶことができる1週間程度の「神戸市スコットランド・サマープログラム」を2018年より実施しています。
2019年4月には、アバディーン市から推薦をいただき、WECP(World Energy Cities Partnership)へ加盟申請書を提出しました。
5月に寺﨑副市長が米国・ヒューストン市で開催された総会で神戸の水素エネルギーへの取り組みをPRし、加盟への意思表明を行いました。
9月には久元市長が英国・アバディーン市で開催された総会に参加し、総会での加盟投票で神戸市加入が可決され、加盟を果たしました。
2000年に設立された海洋関連分野のネットワークです。
1986年より2年に一度開催の海洋の科学技術に関する国際コンベンション「Techno-Ocean」にて長年築かれてきたネットワークをもとに誕生しました。海洋関連の科学技術に携わる産学官関係者の総合的、横断的なネットワ-クおよびパ-トナーシップを構築し、海洋の科学技術や海洋産業の発展に寄与するとともに、広く一般の方々に海洋の科学技術に関する理解を深めていただくことを目的とする会員組織として広く活動しています。
神戸海洋産業ネットワーク(Kobe Ocean Industry Network、略称KOIN)は、海洋産業に携わる、または関心を持つ神戸地域の中小企業・支援機関・研究機関が集まったネットワークです。
知識向上のためのセミナー・講演会の実施、今後必要とされる技術や有望な分野の情報収集、海洋分野における公的機関・民間先進企業等への施設見学会などを通じて、海洋産業分野への進出・取引拡大をめざして活動しています。
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