ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2022年3月 > KIITO:地域のつながりとくらしを豊かにする図書館とは?三宮図書館×KIITO連携トークセッションを開催します。
最終更新日:2022年3月18日
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記者資料提供(2022年3月18日)
神戸市の都市戦略「デザイン都市・神戸」の拠点施設である「デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)」では、社会貢献活動の活性化や創造性を育むさまざまな活動に取り組んでいます。この取り組みの⼀環として、次のとおりイベントを開催いたしますのでご案内いたします。
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)は、
神戸市立三宮図書館との連携事業として、
Assembleアセンブル-変容する「場」の可能性を考えるトークセッション
第2回「地域のつながりと生活を豊かにする場としての図書館」を
開催いたします。
本トークセッションは、
誰もが活用できる開かれた公共空間としての
「場」の在り方や可能性を考えるトークシリーズです。
本を借り、読むことのできる場という従来のイメージにとどまらず、
新たな役割や機能を持った図書館が増えています。
わたしたちを取り巻く価値観の多様化、一人ひとりのライフスタイルの
変化など、複雑化する社会において、図書館・文化施設の役割や機能も
変化を求められています。
多様な生き方、多様な人々。誰もが活用できる図書館とは
どのようなものなのでしょうか。
KIITOに移転する図書館を事例として、ゲストと共に議論を交えながら、
図書館・文化施設などの公共空間の持つ意味や価値、
「出会いの場」「交流の場」を創出する意義、
創造的な「場」としての役割について考えます。
第2回は、「場としての図書館」研究を行う、
久野和子さん(立命館大学文学部 教授)をゲストにお迎えし、
北欧図書館をはじめとした国内外の事例紹介から、
図書館とまち、図書館とひととの豊かな関係を探ります。
<日時>
令和4年4月16日(土曜)14時~15時30分
<場所>
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)3階 303
<ゲスト>
久野和子(立命館大学文学部 教授)
<モデレーター>
鈴木千尋(神戸市立三宮図書館 館長)、永田宏和(デザイン・クリエイティブセンター神戸 センター長)
<参加>
無料
<定員>
60名(要事前申込、先着順)
<申込>
ウェブサイト(https://kiito.jp/)からお申込ください。
<主催>
神戸市立三宮図書館、デザイン・クリエイティブセンター神戸
筑波大学大学院地域研究科修士課程修了(アメリカ研究)。京都大学大学院教育学研究科修士課程修了(図書館情報学)。大阪府立大学非常勤講師、愛知学泉短期大学専任講師等を経て2014年神戸女子大学文学部教育学科准教授、2022年立命館大学文学部教授。主著に『「第三の場」としての学校図書館:多様な「学び」「文化」「つながり」の共創』(単著)、『図書館の社会的機能と役割』(共著)などがある。文科省科研費研究課題「『公共空間』としての図書館の先進的研究」(2017年–2022年)、「『場としての図書館』の統合的研究:日本の新しい21世紀型図書館パラダイムの提唱」(2014年–2016年)の研究代表者をつとめる。
1979年神戸市生まれ。京都教育大学卒。2007年、株式会社図書館流通センター入社。同年よりPFIの事業者として長崎市立図書館の新設に携わる。長崎市、松山市の図書館で責任者を歴任後、2016年より現職。狂言が趣味。好きな本は『友情2 平尾誠二を忘れない』ミスターラグビー平尾さんの人となりがよくわかる一冊。
1968年兵庫県生まれ。企画・プロデューサー。1993年大阪大学大学院修了後、大手建設会社勤務を経て、2001年「iop都市文化創造研究所」を設立。2006年「NPO法人プラス・アーツ」設立。2012年8月よりデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)の副センター長、2021年4月よりセンター長を務める。主な企画・プロデュースの仕事に、「水都大阪2009・水辺の文化座」、「イザ!カエルキャラバン!」(2005~)、「地震EXPO」(2006)、「ちびっこうべ」(2012~)、「EARTH MANUAL PROJECT展」(2013~)、「LIFE IS CREATIVE展」(2015~)などがある。
神戸市立三宮図書館×KIITO連携事業について:令和4年夏より5年間にわたり、デザイン・クリエイティブセンター神戸内に神戸市立三宮図書館が移転します。「出会い」「交流」を生む図書館、「創造(+クリエイティブ)」を活動キーワードに掲げるKIITO。
両施設が1つの施設に同居することは、それぞれが持つ機能を融合させる機会であり、また、これまで以上に多様性を包括的に受け入れる「場」としての在り方を考える機会です。連携プログラムでは、ゲストを迎えたトークセッションのほか、様々なプログラムを開催していく予定です。
第1回「豊かな出会いを生む、図書館のかたち」の様子
ゲスト:幅 允孝(有限会社BACH代表、ブックディレクター)、淺野隆夫(札幌市中央図書館 利用サービス課長)
お問い合わせ先
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