ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2022年3月 > KIITO:編むという行為の新たな可能性を探るファッションレーベルTHERIACA(テリアカ)の展覧会を開催します。
最終更新日:2022年3月18日
ここから本文です。
記者資料提供(2022年3月18日)
神戸市の都市戦略「デザイン都市・神戸」の拠点施設である「デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)」では、社会貢献活動の活性化や創造性を育むさまざまな活動に取り組んでいます。この度、アーティストサポートプログラムとして、次のとおり展覧会を開催いたします。
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)では、
「THERIACA Yarn, Rope, Spaghetti 展」を開催します。
本展は、ベルリンを拠点に活躍するデザイナー、
濱田明日香のファッションレーベル「THERIACA(テリアカ)」が
取り組むニットプロジェクトの初となる展覧会になります。
『かたちのニット』(文化出版局、2020年)出版後、
ファッションデザイナーであるからこそできる、
ニットの新しい可能性を追求したいとの思いから、
編み物を新たな目線で捉えその可能性を拡げることを
テーマとした濱田によるニットプロジェクトが始まりました。
会場では、毛糸を柔軟な発想で使用した
カラフルでアーティスティックな作品や、
靴ひもやストロー、紙などの身近なオブジェクトを素材として
編んだ実験的でユニークな作品のほか、
濱田のアイデアソースや創作のための資料なども展示し、
発想から作品に至るまでの思考と実験のプロセスをご紹介します。
濱田が創造する〈糸〉や〈編む〉の実験的な試みを通して、
新たな発見を提示し、世代を問わず新たなイマジネーションを
喚起させる機会となれば幸いです。
<会期>
令和4年4月29日(金曜・祝日)~5月15日(日曜) 11時~19時
※月曜休館、祝日の場合は翌日
<会場>
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)2F ギャラリーC
入場無料
<主催>
デザイン・クリエイティブセンター神戸、THERIACA
<協賛>
横田株式会社
<協力>
神戸ファッション美術館、神戸アートビレッジセンター
<コーディネート・制作>
小泉智子
<会場制作>
黒飛忠紀(幸せ工務店)
<グラフィックデザイン>
ティルマン S. ウェンデルシュタイン
(Tilmann・S・Wendelstein)(75W)
<日時>
令和4年4月29日(金曜・祝日)14時 ~ 16時
出品作品を中心に、クリエーションや制作秘話などをご紹介します。
<会場>
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)1F ギャラリーA
<出演>
濱田明日香
<聞き手>
次六尚子(神戸ファッション美術館 学芸員)
<定員>
70名(要申込、先着順)
<料金>
無料
<申込>
ウェブサイト(https://kiito.jp/)よりお申込みください。
3月18日(金曜)14時より申込開始。
ファッションデザイナー濱田明日香が、
2014年にロンドン芸術大学在学中に立ち上げた
ファッションプロジェクトの活動レーベル。
万能解毒剤から取られた名前には、作品が人のコンディションを
ポジティブに転換する力となるようにとの願いが込められている。
流行や利便性を追うのではなく、
着た人が自分らしくいるために必要とされる服を目指し、
美術館、ギャラリー、舞台、ショップなどで作品を発表している。
これまでに展覧会「THERIACA 服のかたち / 体のかたち」
(島根県立石見美術館、デザイン・クリエイティブセンター神戸)などのほか、
著書として『かたちの服』、『大きな服を着る、小さな服を着る』
『ピースワークの服』『甘い服』『かたちのニット』(5冊とも文化出版局)、
『THERIACA 服のかたち / 体のかたち』(torch press)がある。
書籍『 THERIACA Yarn, Rope, Spaghetti 』より (Photo: Jiuk Kim)
※同名の書籍『THERIACA Yarn, Rope, Spaghetti』
(発行:横田株式会社、制作:torch press)が令和4年4月に刊行予定、
本展覧会でも販売いたします。
お問い合わせ先
市政、くらし、各種申請手続でわからないことは神戸市総合コールセンターにお電話ください
電話 0570-083330 または 078-333-3330