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更新日:2021年11月4日

KIITO:1人の人物の言葉を通し、あの地震からの10年をたどる展覧会 巡回展「わたしは思い出す 10年間の育児日記を再読して」開催

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KIITO

記者資料提供(令和3年11月4日)
神戸市の創造都市戦略「デザイン都市・神戸」の拠点施設である「デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)」では、社会貢献活動の活性化や創造性を育むさまざまな活動に取り組んでいます。この取り組みの一環として、次のとおり展覧会を開催いたしますのでご案内いたします。

IMGデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)は、アーティストサポートプログラムの一環として、巡回展『わたしは思い出す 10年間の育児日記を再読して/ I remember Diaries of growing for 10 years』を開催いたします。本巡回展は、2021年2月から実施された『わたしは思い出す  10年間の子育てからさぐる震災のかたち』展(主催:せんだい3.11メモリアル交流館、企画:AHA![Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ])の展示内容に、新たな要素を加えて構成したものです。

仙台での展覧会を実施するにあたり、東北地方太平洋沖地震の前後に出産を経験した方を対象に、これまでの10年間を振り返る。ワークショップを実施しました。その参加者の1人であるかおりさんは、初子を出産した2010年6月11日から育児日記を綴り始め、その9ヵ月後、沿岸部の自宅にてあの地震に遭います。彼女はそのあとも日記を書き続けました。

仙台での展覧会では、育児日記の再読を通して生まれたかおりさんの語りを、企画者である(AHA!)が文字に起こし、展示しました。ひとりの女性の育児の記録と記憶を通して、あの地震からの10年を振り返る。そんな試みの成果を新しい要素も加えて、神戸の地にて発表いたします。本展で紹介する、誰にも語られるはずのなかったおよそ20万字の言葉に触れることで、来場者自身の時間を思い出していただく機会になれば幸いです。
巡回展『わたしは思い出す 10年間の育児日記を再読して/ I remember Diaries of growing for 10 years』

会期:令和3年12月4日(土曜)~令和4年1月17日(月曜)11時~19時 

休館日:月曜日(祝日、振替休日の場合はその翌日)

12月27日(月曜)、1月17日(月曜)は開館、12月28日(火曜)~ 1月3日(月曜)、16日(日曜)は臨時休館

会場:デザイン・クリエイティブセンター神戸2FギャラリーC

入場料:500円(中学生以上)

主催:remo[NPO法人記録と表現とメディアのための組織]、デザイン・クリエイティブセンター神戸

協力:仙台市、せんだい3.11メモリアル交流館 企画:AHA![Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ]

関連プログラム

トーク:わたしは思い出す

日時:令和3年12月5日(日曜) 15時~16時30分 
話題提供:飯川晃(公益財団法人仙台市市民文化事業団)、松本篤(remoメンバー、AHA!世話人)
なぜ、読むのか—。
仙台にて開催された企画展『わたしは思い出す』の振り返りをつうじて、私の言葉を読み直すこと、他者の言葉を辿り直すことについて考えます。

日時:令和3年12月11日(土曜) 15時~16時30分 
話題提供:清水チナツ(インディペンデント・キュレーター)
なぜ、聞くのか—。
『3がつ11にちをわすれないためにセンター』や『PUMPQUAKES』のご活動の振り返りをつうじて、「聞くこと」について考えます(清水さんはZOOMでのご参加となります)。

日時:令和3年12月19日(日曜)15時~16時30分 
話題提供:高森順子(愛知淑徳大学助教、阪神大震災を記録しつづける会事務局長)
なぜ、書くのか—。
『阪神大震災を記録しつづける会』の事務局として被災経験者の手記執筆を支えてきたご経験の振り返りをつうじて、「書くこと」について考えます。

上記プログラムすべて

会場:デザイン・クリエイティブセンター神戸 2F ライブラリ

定員:30名(事前申込制)*参加は先着順となります。

参加費:無料

申込方法:ウェブサイト(https://kiito.jp/(外部リンク))からお申込ください。

 
<読書会|わたしは思い出す>

日時:令和4年1月15日(土曜)15時~16時30分 
進行:松本篤(remoメンバー、AHA!世話人)

日記に何を綴り、そしてその再読によって何を思い出したのか。参加者の皆さんで、かおりさんが毎月11日の娘の月誕生日に思い出した130のエピソードの中から印象深いエピソードを選び、そこから感じたことや思い出したことを語り合います。

会場:デザイン・クリエイティブセンター神戸 2F ライブラリ
定員:8名(事前申込制)*参加は先着順となります。
参加費:無料
申込方法:ウェブサイト(https://kiito.jp/)からお申込ください。

remo [NPO法人 記録と表現とメディアのための組織]

メディアを通じて「知る」「表現する」「話し合う」、3つの視点で活動する非営利組織です。メディア・アートなどの表現活動を促すほか、文房具としての映像の普及、映像を囲む新しい場づくりなどを行っています。

 

AHA![Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ]

本巡回展の企画者。8ミリフィルム、家族アルバム、戦時中の慰問文など、《私》の記録と記憶に着目したアーカイブの活動です。remo[NPO法人記録と表現とメディアのための組織]を母体に、2005年に大阪にて始動しました。

ウェブサイト、書籍、展覧会など、さまざまなメディアの制作を企画・運営しています。
ウェブサイト:https://aha.ne.jp/

出演者プロフィール

飯川さん
飯川 晃

1981年、宮城県仙台市生まれ、同市在住。公益財団法人仙台市市民文化事業団職員。せんだい3.11メモリアル交流館の開館時より運営に携わり、企画展「わたしは思い出す 10年間の子育てからさぐる震災のかたち」の担当を務める。現在はせんだいメディアテーク企画・活動支援室所属。宮城大学大学院事業構想学研究科修士。専門はアートマネジメント。株式会社めぐみキッチン取締役。仙台文化系自転車部部長。自作ラーメン愛好家。藍染愛好家。猟師。

松本さん

松本 篤

1981年、兵庫県生まれ 、大阪府在住。2003年より、remo[NPO法人記録と表現とメディアのための組織]のメンバーに加わる。2005年より、市井の人々の記録の価値に着目したアーカイブ・プロジェクトAHA![Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ] を立ち上げ、世話人として企画や運営に深く関わる。これまでに担当した主なプロジェクトに、記録集『はな子のいる風景 イメージを(ひっ)くりかえす』(武蔵野市立吉祥寺美術館、2017)、ウェブサイト『世田谷クロニクル1936-83』などがある。企画展「わたしは思い出す 10年間の子育てからさぐる震災のかたち」(せんだい3.11メモリアル交流館、2021)、及び、本巡回展の企画立案も担当している。

資水さん

清水 チナツ

1983年、福岡県生まれ、宮城県在住。インディペンデント・キュレーター。2011-18年までせんだいメディアテーク学芸員として市民、専門家、スタッフが協働し東日本大震災の復旧・復興のプロセスを独自に発信、記録する「3がつ11にちをわすれないためにセンター」の立ち上げや、東北の伝承民話を記録、公開する地域文化アーカイブ「民話 声の図書室」プロジェクトなどを担当。主な企画展に「畠山直哉 まっぷたつの風景」せんだいメディアテーク(2016)。2019年より、アーティストの仲間とコレクティブ「PUMPQUAKES」を設立し、民話採訪者・小野和子著『あいたくて ききたくて 旅にでる』を企画編集。2020年、新進芸術家海外研修制度にてメキシコ・オアハカに滞在。

高森さん

高森 順子

1984年、兵庫県神戸市生まれ、愛知県在住。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。
博士(人間科学)。阪神・淡路大震災の経験を表現する人々とともにアクションリサーチを行い、被災体験の分有のあり方を研究している。2014年に井植文化賞(報道出版部門)受賞。近著に「声なき被災者の経験を未災者に伝える」(岡部美香・青山太郎との共著『シリーズ人間科学6 越える・超える』、大阪大学出版会、2021年)がある。現在、愛知淑徳大学助教、及び、阪神大震災を記録しつづける会事務局長。

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電話 078-333-3330 Fax 078-333-3314

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