記者資料提供(令和4年4月14日)
「神戸地域おこし隊」は、大都市圏からの移住者が「隊員」となり、最長3年間、神戸市の里山・農村を中心とする地域で活動し、地域活性化を推進するものです。
このたび、新たに隊員を1名委嘱しました。また、現隊員3名が活動状況を報告し地域おこし活動に関する情報共有や意見交換を行う活動報告会を開催しましたので、お知らせいたします。
1.新規隊員への委嘱内容
(1)氏名
伊藤 絵実里(いとう えみり)
(2)主な活動地域
北区山田町
(3)今後の活動内容(予定)
茅葺文化の保存と活用を通じた地域活性化、
里山の魅力を活かした交流人口の増加に向けた取り組みを行う予定。
(4)委嘱期間
令和4年4月13日から令和5年3月31日まで(最長3年まで延長可能)
2.神戸地域おこし隊 新規隊員委嘱式・活動報告会 実施概要
内容
① 新規隊員(伊藤隊員)への委嘱状交付
② 現隊員3名からの活動報告
- 千葉 涼 隊員(主な活動地域:西区玉津)
若手農業者と交流しながら新規就農に向けた取組、ホテルの未使用スペースを活用した貸農園への参画、「健康」をテーマとしたマルシェの運営、子育て世代の方が神戸の農漁業や食について学ぶイベントの運営等を通じて、農業振興に取り組んだ。
- 吉田 彰 隊員(主な活動地域:北区大沢)
サイクリングイベント、甲南大学生の参加による放置竹林対策、里山におけるテントサウナイベント、古民家を活用した地域拠点施設への改修等、官民学と連携し里山地域における関係人口の増加や、放置竹林問題・空き家対策等に取り組んだ。
- 久保 陽香 隊員(主な活動地域:北区淡河)
学生が農業を学ぶスクールの企画運営・情報発信、地域のイベントにおける農や食をテーマとしたワークショップの開催、神戸の農産物の販売にかかる広報等を通じて、市街地と農村地域のつなぎ、農業に関心がある若者の支援に取り組んだ。
日時・場所
令和4年4月13日(水曜日)西区役所5階 ※終了しました
3.参考
神戸地域おこし隊とは
- 総務省の制度である「地域おこし協力隊」は、都市地域から農村地域への移住者が地域活性化に係る活動を行うものです。北区・西区に里山・農村地域が広がる神戸市ですが、国制度においては対象外であるため、上記地域の活性化や地域力の維持・強化を目的に、神戸市独自の制度である「神戸版地域おこし協力隊」を令和元年度より導入しました。
- 令和4年度は「神戸地域おこし隊」に改称するとともに、募集・活動地域を拡大します。
隊員募集状況
現在、神戸地域おこし隊員を4名募集中です。詳細は以下の各募集ページ及び募集要項をご参照ください。
【市の会計年度任用職員としての任用 :募集人数2名】
募集ページ:https://www.city.kobe.lg.jp/a05822/iju/kobechiikiokoshi.html
【一般財団法人 神戸農政公社による募集:募集人数2名】
募集ページ:http://www.iju-join.jp/cgi-bin/recruit.php/9/detail/51155(外部リンク)