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更新日:2020年12月10日
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記者資料提供(令和2年12月10日)
企画調整局つなぐラボ
神戸市では、「Be Smart KOBE」として、先進的な技術を活用して社会課題を解決する取り組みを令和元年度より推進しています。令和2年度は提案募集の結果、事業実施候補者5社(組)5事業を選定しました(令和2年10月2日(金曜)発表)。
この取り組みの一環として、選定事業者の1つである株式会社エクサウィザーズ(代表取締役石山洸、以下エクサウィザーズ)が、歩容解析AI等を用いた次世代予防・健康づくりに関する実証事業を通所介護等の介護サービス事業者向け・個人モニター向けに実施しています。
(1)目的
コロナ禍において人との接触や移動が制限される中、運動不足に伴う様々な健康問題が課題となっています。本実証事業では、AI/ICTツールを用いて誰もがどこにいても非対面で運動に関する専門的なアドバイスを受けられる環境を整備することで、市民の皆さまの運動や身体活動に対する意識・モチベーションの向上と、行動変容に伴う健康増進や介護予防等の推進を図ります。
(2)実証事業の内容
この度の実証事業では、A・Bの対象者に応じてサービス内容を変更した実証事業を実施しています。
A.通所介護等の介護サービス事業者向け
①利用者が歩く様子をスマートフォン/タブレットで撮影
②AIが転倒リスクを予測するとともに、その人にあった運動を自動的に提案
③AIの解析結果や提案内容などを参考に利用者に運動指導を実施
<イメージ>
B.個人モニター向け
①スクワット動作や歩く様子をスマートフォン/タブレットで撮影
②AIと理学療法士が動画を分析し、姿勢や体の硬さ、転倒リスクなどをチェック
③AIの解析結果に合わせ、理学療法士が動画にコメントし、その人にあったヨガの提案を実施
<イメージ>
(3)対象
A.神戸市内の通所介護等の介護サービス事業所を公募。計6法人・16事業所が参加。
法人名(50音順) |
事業所名 |
医療法人社団おばやしクリニック |
デイサービス ファーストクラス |
社会福祉法人晋栄福祉会 |
デイサービスセンター神戸垂水ちどり |
株式会社セラピット |
リーバルスタジオ リハ・リハ |
訪問看護ステーション リハ・リハ |
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エイトスタジオ リハ・リハ |
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西神戸リハビリ・コンディショニングユニット デイサービスセンター リハ・リハ |
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ミナト医科学株式会社 |
ミナトケアステーション |
株式会社REHA・LIBERO |
アルクスタジオ リハ・リハ |
リベロスタジオ リハ・リハ |
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Tラボスタジオ リハ・リハ |
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ろっこう医療生活協同組合 |
ろっこう医療生活協同組合つどい など、5事業所 |
ユーラシア大陸株式会社 |
レコードブック神戸西鈴蘭台 |
B.神戸市ネットモニターに登録している神戸市内に在住または在勤で40歳以上の方から100名程度を公募
<参加者の属性内訳>
性別:男性38%、女性56%
年代:40代30%、50代36%、60代28%、70代7%(平均56歳)
(4)実施期間
令和2年12月~令和3年1月末まで(予定)
世界が将来直面する人口減少や高齢化、エネルギー転換などの課題を、「先進」的な技術を活用しつつ、人間中心の目線で解決することを目指し、「Human×Smart」な都市づくりに取り組むプロジェクト。
〇「Be Smart KOBE」公式HP URL: https://www.besmartkobe.com
〇過去の実証事業に関するリリース情報など
URL: https://www.city.kobe.lg.jp/a05822/smartcity/datarenkeikiban.html
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