ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2021年7月 > ~withコロナ時代に神戸で支援の輪を広げる~ withコロナKOBE応援プラットフォームから広がった「子どもたちへの“食”の支援」を紹介します!
最終更新日:2021年7月16日
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記者資料提供(令和3年7月16日)
「withコロナKOBE応援プラットフォーム」事業では、新型コロナウイルスの影響を受けて困っている方々に向けて、みなさまからの「応援したいこと」を募集しています。
令和3年2月、「子どもの応援」として、(一財)日本善意財団から「女性やシングルマザーと子どもたちの居場所WACCA(わっか)」が行う「ひとり親家庭へ食材提供活動」へ、継続的な資金援助が実現しました。今回、そのご縁から新たな“ 食 ”の支援が生まれましたのでご紹介します。
今回、新たに日本善意財団(外部リンク)からWACCA(外部リンク)へ2つの支援が立ち上がりました。これまでの支援活動を通して、日々の食事をとることも苦労している家庭の声を聞き、資金の援助だけでなく、“ 食 ”の支援を拡大させたいと始まったプロジェクトです。財団の理事長やメンバーをはじめ、財団発起人であり現在は熊本県でお米を生産している北川 八郎さん、北川さんと同じく熊本県でお米を生産している松丸 伸一さん、また大阪府の米販売店との連携のもと、この2つのプロジェクトでは、日本善意財団がお米を購入しWACCAとつながりのある家庭へ届けます。
日本善意財団 谷口 賀彦さん(左)、
WACCA 園田 恵美さん(中央)、茂木 美知子さん(右)
①米米プロジェクト
WACCAが支援している20世帯の家庭に直接10Kgのお米を届けるプロジェクト。すでに6月に第1回目の支援が実施され、今後は家庭でお米が特に必要となる夏休みと冬休みに実施を予定しています。財団理事長である佐渡 公一さんの「今すぐお米が必要な子どもたちにぜひ届けたい」という強い気持ちから動き出し、実現したプロジェクトです。
②お米つなぐプロジェクト
契約栽培で生産をお願いしたお米を、収穫から1年間継続してWACCAに届けるプロジェクト。熊本・阿蘇郡で丁寧に作られたお米30kgが毎月届けられ、WACCAが行う活動の中でひとり親家庭に届けられます。日本善意財団が安定的にお米を購入することで、生産者の方々への支援にもつながる取り組みです。
生産者を守り、農地を守り、そして何よりお母さんや子どもたちの食を守っていく。熱い志で佐渡理事長以下、財団メンバーが一丸となってプロジェクトを立ち上げました。美味しいお米を丁寧に作り続ける北川さん、松丸さん、そして取り組みに賛同してお米を販売してくださった橋本さん。プロジェクトに関わる全員の顔が見え、つながりが感じられるそんな“ 食 ”の支援になれば嬉しいです。
3月にも一度、財団さまを通じて松丸さんからお米を送っていただきました。本当に美味しいお米で、子どもたち・お母さんたちにも大好評でした。ひとり親家族10世帯限定で、月2回のフードパントリーの活動を続けていますが、お米が足りない時もあり、今手厚い支援が必要な中で、とても助かっています。直筆のお手紙をいただいたり、谷口さんからも生産者の皆さんのお話を伺ったり、多くの方の気持ちが伝わる支援にとても感謝しています。状況が落ち着けば、秋にいただいたお米でおにぎりの会を実施して、お母さんや子どもたちと一緒に楽しみたいなと思っています。
日本善意財団より「子どもの応援」とりわけ「子どもの貧困問題に対する支援」をしたいとご応募いただき、「NPO法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべ」が運営する「女性やシングルマザーと子どもたちの居場所WACCA」とのマッチングが実現しました。シングルマザーとその子どもたちへ切れ目のない支援として、居場所づくりや学習支援、専門相談など多様な活動を行う拠点WACCA。この時のマッチングでは、フードパントリーとしての活動の拡大や充実にむけて、日本善意財団より月額3万円の継続した寄付による支援が決定しました。
「withコロナKOBE応援プラットフォーム(外部リンク)」では引き続き「応援したいこと」を募集しています。
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