ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2022年6月 > 【若手研究者への研究活動経費助成制度】大学発アーバンイノベーション神戸(令和4年度)の研究公募
最終更新日:2022年6月14日
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記者資料提供(令和4年6月14日)
神戸には、多様かつ独創的な教育研究活動を展開する大学等が集積しており、多くの研究者が多様な学術分野の教育研究活動に取り組んでいます。その強みをさらに活かしていくため、神戸市が抱える地域課題等の解決につながる可能性のある研究活動への支援を通じて、独創的な解決手法の発見、新たな社会価値の創出を促進するとともに、研究活動の展開を通じ、大学を拠点とする産官学共創、地域連携のエコシステムの醸成を目指し、神戸の未来社会の変革を担う高度人材の育成、発掘、循環の枠組みづくりを推進していきます。
(1)募集類型
①企業テーマ提案型[今年度より新設]
企業版ふるさと納税を財源として、寄附企業からの提案を踏まえた研究テーマ設定に基づく研究活動の募集
②大学研究者提案型
大学研究者からの自由な発案に基づく研究活動の募集
(2)助成対象
研究内容: 企業テーマ提案型:全ての研究
大学研究者提案型:人文・社会科学分野とその関連分野からなる人文・社会科学系研究全般の研究
研究者 :神戸エリア(※)にキャンパスを有する大学等に所属する若手研究者(49歳以下)
※神戸エリア:神戸市・明石市・三木市・加古郡稲美町・尼崎市・西宮市・芦屋市・伊丹市・宝塚市・川西市・猪名川町 ・三田市 ・淡路市・洲本市・南あわじ市
(3)助成条件
・当該研究のテーマが神戸市の行政課題、神戸市の地域社会が抱える地域課題の解決につながること
・設定する課題は国連の持続可能な開発目標であるSDGsに紐づけられた「神戸2025ビジョン」における7つの基本目標に沿ったものであること
・当該研究の中で、神戸市の文化、歴史、産業、地域、土地などを活用すること
・企業テーマ提案型は後記の(4)「募集テーマ」に即した研究であること
・研究内容や研究スケジュールに変更がある場合には、随時、神戸市に報告すること
・神戸市が研究の進捗の報告を求めた際には、その依頼に対して速やかに対応すること 等
※その他の助成条件は、下記の神戸市HPより「募集要領」及び「交付条件」をご確認ください
URL:https://www.city.kobe.lg.jp/a05822/daigakurenkei/uuik.html
(4)申請区分
〇企業テーマ提案型
募集テーマ: 地域発イノベーション創出につながる研究
企業版ふるさと納税による寄附企業から提案を踏まえ上記のテーマについて研究を募集します。
(例)スマートシティに関する研究(※1)
ウェルビーイング(Well-being)(※2)に関する研究
助成期間:対象認定後から(~最大令和6年度まで)
助成金額:上限1,000万円/件
(直接経費の20%を上限に所属施設へ交付可能な間接経費を含めて1,000万円までとする。)
採択件数:3件
(※1)社会課題解決に向けたサービスの実装に向け、例えば市内立地のキャンパスを活用した最先端技術の実証研究など神戸市のスマートシティ推進に寄与する研究を想定しています。
(参考)神戸市スマートシティの推進 https://www.city.kobe.lg.jp/a47946/smartcity/datarenkeikiban.html
(※2)地域社会での孤独・孤立を防ぎ、市民が地域社会の中でウェルビーイング(Well-being)「身体的・精神的・社会的に良好な状態にあること」を実現し、幸福感の向上につながるような研究を想定しています。(研究分野例:健康・医療、介護・福祉、デジタル技術、防災)
(5)予定スケジュール(日程等)
・令和4年度中に研究が終了する場合の予定スケジュールです
日時 |
内容 |
令和4年6月14日~令和4年7月20日 |
「研究費助成申請書」等の提出 |
令和4年7月・8月 |
審査 |
令和4年9月~ |
神戸市より「交付内定書」の送付 |
「交付申請書」の提出 |
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神戸市より「交付決定通知書」の送付 |
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「支払請求書」を提出 |
|
神戸市より令和4年度分の研究費を交付 |
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研究期間中 |
「補助事業廃止承認申請書」 「内容変更申請」 等を提出 |
申請に個別対応 |
|
~令和5年2月末 |
実績報告書(収支・実績)の提出 ※実績報告書(収支・実績)をもとに3月末までに神戸市より助成金の支払い完了 |
令和5年4月1日~5月末 |
研究内容報告書の提出 ※計画最終年度のみ |
(6)選考方法
〇企業テーマ提案型
選考会による審査等を経て、補助対象研究を決定します。
【審査項目】
・募集テーマへの適合性、研究を通じた解決可能な課題の具体性、重要性・緊急性、研究成果を活かした場合(社会実装)の効果(地域社会に与えるインパト)等
・研究対象や方法、研究成果の活かし方の独創性
・研究実施計画の具体性・明確性、申請研究経費額に見合った研究成果への期待度
・研究内容の学術的重要性、研究方法の妥当性、研究遂行能力及び研究環境の適切性 等
・社会実装実現の可能性、研究内容の新規性や創造性、継続性・収益性 等
〇大学研究者提案型
①一般助成型
選考会による審査等を経て、補助対象研究を決定します。
【審査項目】
・研究を通じた解決可能な課題の具体性、重要性・緊急性、研究成果を活かした場合の効果
(神戸の地域社会に与えるインパクト)等
・研究対象や方法、研究成果の活かし方の独創性
・研究実施計画の具体性・明確性、申請研究経費額に見合った研究成果への期待度
・研究内容の学術的重要性、研究方法の妥当性、研究遂行能力及び研究環境の適切性 等
・地域団体、NPO、企業及び神戸市役所各部局との連携の有無、連携内容 等
②複合領域・民間企業連携型
選考会による審査等を経て、補助対象研究を決定します。
【審査項目】
・研究を通じた解決可能な課題の具体性、重要性・緊急性、研究成果を活かした場合(社会
実装)の効果(地域社会に与えるインパクト)等
・研究対象や方法、研究成果の活かし方の独創性
・研究実施計画の具体性・明確性、申請研究経費額に見合った研究成果への期待度
・研究内容の学術的重要性、研究方法の妥当性、研究遂行能力及び研究環境の適切性 等
・社会実装実現の可能性、研究内容の新規性や創造性、継続性・収益性 等
(1)募集期間
令和4年6月14日(火)14時 ~ 7月20日(水)17時
※延長する場合もございますので、随時、ホームページをご確認ください。
(2)申請方法
・大学等の事務局を通して申請していただきます
・大学等の事務局より下記の書類を【問い合わせ・申請先】宛にEメールでご提出ください。
①研究費助成申請書(下記の神戸市HPよりダウンロード)
URL:https://www.city.kobe.lg.jp/a05822/daigakurenkei/uuik.html
②当該研究と関係の深い論文・書籍のデータ(該当部分抜粋)
※②の論文等のデータ容量は5MBを上限とします
※添付資料を含めてメールに添付して提出。メール1通につき、申請1件のみとしてください
(メール件名:研究経費助成申請書提出(〇〇大学〇件目・〇〇先生))
※所定の申請書、資料に加え、更に詳しい書類等の提出依頼や面接等を行う場合があります
神戸市企画調整局参画推進課(大学発アーバンイノベーション神戸担当)
〒650‐8570 神戸市中央区加納町6-5-1
TEL: 078‐322‐5030 FAX: 078‐322‐6051
E-mail:daigakurenkei★office.city.kobe.lg.jp
※上記の「★」記号を「@」記号に置き換えて下さい。
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