令和5年3月13日以降のマスク着用の考え方

最終更新日:2023年2月22日

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マスク着用の考え方について、現在、屋内では原則着用、屋外では原則不要とされている取扱いを以下のとおり改めるとの方針が厚生労働省より示されました。
令和5年3月13日以降、個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねることになります。
本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、個人の主体的な判断が尊重されるよう、ご配慮をお願いします。
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着用が効果的な場面

高齢者など重症化リスクの高い方への感染を防ぐため、下記の場面ではマスクの着用を推奨します。
 
  • 医療機関を受診する時
  • 高齢者など重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設などへ訪問する時
  • 通勤ラッシュ時など、混雑した電車やバス(*)に乗車する時(当面の取扱)

(*)概ね全員の着席が可能であるもの(新幹線、通勤ライナー、高速バス、貸切バス等)を除く。
その他、新型コロナウイルス感染症の流行期に重症化リスクの高い方が混雑した場所に行く時については、感染から自身を守るための対策としてマスクの着用が効果的です。

症状がある場合など

症状がある方、新型コロナウイルス感染症の検査で陽性となった方、同居する家族に陽性となった方がいる方は、周囲の方に感染を広げないために、外出を控えてください。
通院などでやむを得えず外出する時には、人混みは避け、マスクの着用をお願いします。

医療機関や高齢者施設などの対応

高齢者など重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設などの従事者の方は、勤務中のマスクの着用を推奨しています。
※マスクの着用は個人の判断に委ねられるものではありますが、事業者が感染対策上又は事業上の理由等により、利用者又は従業員にマスクの着用を求めることは許容されます。

留意事項

  • 子どもについては、すこやかな発育・発達の妨げとならないよう配慮することが重要です。
  • 感染が大きく拡大している場合には、一時的に場面に応じた適切なマスクの着用を広く呼びかけるなど、より強い感染対策を求めることがあり得ます。ただし、そのような場合においても、子どものマスク着用については、健康面などへの影響も懸念されており、引き続き、保護者や周りの大人が個々の子どもの体調に十分注意をお願いします。

オミクロン株についての知見

令和5年1月27日厚生科学審議会感染症部会において

  • オミクロン株については伝播性が非常に高いものの、発生初期と比較して重症度が低下している。
  • 現時点においては、変異株の性質が流行の動態に直接的に寄与する割合は低下している。
  • 他方で、高い伝播性により感染者が増加し、医療提供体制への負荷が高くなっているほか、死亡者が多くなっていること
  • 免疫逃避能を有する変異株が確認されており、今後も新たな変異株が出現する可能性について留意が必要としている。

ことが示されている。

また、厚生労働省のアドバイザリーボード資料によると、新型コロナのオミクロン株の重症化率・致死率は季節性インフルエンザよりも若干低いことが示されている。

新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード 事務局提出資料(令和4年12月21日)(外部リンク)
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