ホーム > 健康・医療 > 健康づくり > 歯と口の健康を守るために > 記者発表2021年12月 > 「今日からする・備える口腔ケア」実践!健口セミナーの開催 ~災害時肺炎を口腔ケアで防ぐ~
最終更新日:2021年12月21日
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記者資料提供(2021年12月21日)
阪神・淡路大震災では、口腔内に増殖した細菌などにより引き起こされた肺炎が原因で多くの高齢者が命を落としました。近年、口腔内の健康状態の悪化は肺炎だけでなく全身疾患の原因になるという研究結果が注目されています。そうした中、阪神・淡路大震災から27年経過する令和4年1月、神戸市とジョンソン・エンド・ジョンソンがセミナーを開催し、災害時や日常における重要な口腔ケアについてお伝えします。
1 開催日時
令和4年1月11日(火曜)13時30分から14時30分(13時00分開場)
2 実施会場
神戸市危機管理センター1階本部員会議室(神戸市中央区江戸町97番)
3 主催
神戸市×ジョンソン・エンド・ジョンソン
4 内容
①神戸市における歯科口腔保健の取り組みについて 渡辺雅子(神戸市保健所口腔保健支援センター長)
②神戸市における災害時口腔ケアに関する取り組み ~1.17.の振り返り 阪神・淡路大震災からの学び~
足立了平(神戸市健康局歯科専門役、神戸常盤大学客員教授、ときわ病院歯科・歯科口腔外科部長)
③全身の健康は歯と口の健康から
今井一彰(内科医、東洋医学会漢方専門医、NPO法人日本病巣疾患研究会副理事長)
④マウスウォッシュの使い方
浅田友香(ジョンソン・エンド・ジョンソンコンシューマーカンパニー広報)
⑤QAセッション
5 定員
先着20名
オンラインでの生配信も同時に実施いたします。
視聴用URL:https://youtu.be/7KqzlXeH1_k(外部リンク)
(後日、神戸市シティチャンネルYouTube配信あり)
6 申し込み方法
①ホームページ:https://onl.tw/nxvkS7Z(外部リンク)
②QRコード
7 お問い合わせ先
神戸市事業・イベント案内センター(年中無休8時から21時まで)
(ナビダイヤル)0570-083330または078-333-3372
(FAX)078-333-3314
【参考】
平成7年の阪神・淡路大震災では、震災後2か月以内に死亡した震災関連死921人の中で、最大の死因は、肺炎が223人と24%を占めた※。
これらの肺炎のうち、多くは誤嚥性肺炎と考えられ、入れ歯の紛失、水不足による口腔清掃不良、避難所の生活環境などにより、口腔内が清潔に保たれなかったこと、そのうえ全身の抵抗力が低下したことが大きな要因と考えられる。
※「大規模災害時の口腔ケアに関する報告集」大規模災害時における歯科保健医療の健康危機管理体制の構築に関する研究班
【関連資料「今日からする・備える口腔ケア」実践!健口セミナーのチラシ】(PDF:401KB)