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更新日:2021年5月20日

新型コロナウイルスのL452R変異株の確認について

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記者資料提供(令和3年5月20日)

神戸市内の宿泊療養施設で療養中の陽性患者(市外発生届)について、5月20日(木曜)にL452R変異株への感染が確認されましたのでお知らせいたします。

1.患者について

陽性確定日:令和3年5月12日(水曜)(市外発生届)
年代:20歳代
性別:男性
病状:無症状

2.経緯について

当該患者は4月26日(月曜)にインドから来日し、関西国際空港の検疫での検査で陰性が確認された後、自家用車で移動し神戸市内の待機場所で14日間の待機を行っていましたが、待機終了後に独自にPCR検査を実施したところ5月12日(水曜)に陽性が判明しました。
当該患者は、待機場所が神戸市内であったため、5月15日(土曜)に神戸市保健所で引き継ぎ、5月16日(日曜)に市内の宿泊療養施設に入所となりました。
当該患者は、インドに滞在歴があったことから、国の通知に基づき、神戸市健康科学研究所において、L452R変異を確認するための変異株PCR検査を実施したところ5月18日(火曜)陽性が判明しました。なお、変異株PCR検査に引き続き、ゲノム解析を行いましたが、ウイルス量が少なかったため、型別の確定には至りませんでした。
当該患者は、入国後は神戸市内の待機場所で隔離された後は、市内の宿泊療養施設に入所しており、当該患者に係る濃厚接触者はいません。
神戸市において、L452R変異株が確認されたのは本事例が初めてです。

3.L452R変異株について

L452R変異が主な変異である変異株として2020年10月にインドで最初に検出された変異株があります(L452R変異を持つ変異株として、他にカリフォルニア型変異株があります)。5月11日にWHOが感染性の増加を踏まえ、インド型変異株を懸念される変異株(VOC)に位置づけており、我が国においても、国立感染症研究所が懸念される変異株に分類しています。
インド型変異株ではL452R(452番目のアミノ酸がロイシンからアルギニンに置換)、E484Q(484番目のアミノ酸がグルタミン酸からグルタミンに置換)変異を持っています。感染性が高い可能性や、ワクチンと抗体医薬の効果を弱める可能性があるとされていますが、重症化への影響は明らかになっていません。

4.今後の対策について

神戸市健康科学研究所では、既に確立している変異株監視体制を活用し、インド型変異株の特徴であるL452R変異株を検出するPCR検査及びゲノム解析を実施し、変異株患者の発生を早期に把握します。また、保健所の積極的疫学調査や検査の徹底により感染拡大を防止します。

変異株であっても、個人の基本的な感染予防策は、従来株と同様です。
神戸市として、特に市民にお願いすることは「マスク」と「距離」の2点です。
①マスクを外して会話をしない。
②食事などで会話するときは、
・1m以上距離をとる。
・斜めに座る。横に並ぶ場合は、一つ席を空ける。
・大声を出さない。
ことを、最重点感染防止対策として、徹底をお願いします。

参考

健康科学研究所における変異株監視体制

お問い合わせ先

市政、くらし、各種申請手続でわからないことは神戸市総合コールセンターにお電話ください

電話 078-333-3330 Fax 078-333-3314

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