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防災福祉コミュニティとは、阪神・淡路大震災の教訓をもとに大災害時の対応として、「自助=自らの命は自らで守る」、「共助=自分たちのまちは自分たちで守る」という精神で地域の安全安心を守るため作られた自主防災組織で、兵庫区にあっては平成7年度、明親校区からスタートし平成13年度には兵庫区内全域の17地区で結成されました。
これらの組織を支援するために地区担当制度があります。地区担当制度とは、防災福祉コミュニティの皆様が、防災訓練などの防災に対する取り組みを実施しやすいよう消防防災課消防係の係員が地区担当者となって個々に防災福祉コミュニティを支援しています。
この取組みは、学校と地域住民及び消防団・消防署が連携して、区内中学校1年生に対して体験型の防災教育を実施することにより、災害に対する知識を習得するだけでなく、「命の尊さ」及び「助け合いの大切さ」を学び、地域の一員として防災訓練等の地域活動にも積極的に参加できる人材を育成することを目的します。
この制度は、コミュニティ防災意識の核として、市民の都市災害に対する自主的な防災意識の高揚を図るとともに、家庭における防災安全体制づくりを推進し、もって市民生活の安全性を高めることを目的として発足し、神戸市婦人団体協議会より推薦を受けた300名に対し、神戸市消防長が2年の任期で委嘱しています。
兵庫区婦人防災安全委員では、単位婦人会に対する防火・防災に関する研修、兵庫区総合防災訓練への参画など様々な防災活動を実施しています。
グリーンパトロール(みどりを守る指導委員)は、神戸市内の山に登る機会の多い市民 に、山林での火の使用、木の愛護等について正しい知識を広め、山での登山客のマナー向上を図ること目的に活動しています。
なお、グリーンパトロールは神戸愛山協会、兵庫県山岳連盟、日本ボーイスカウト神戸市連絡会より推薦を受けた被推薦者に対し、神戸市長が2年間の任期で委嘱しています。