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更新日:2020年12月10日

神戸歴史遺産制度の創設について

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記者資料提供(令和2年12月10日)

1.背景と趣旨

 少子高齢化や地域社会の変化等により、これまで地域が支えてきた伝統行事や、地域の拠り所となってきた建造物の継続や維持が危ぶまれています。法や条例によって文化財指定等を受けたものに対しては修理等の補助制度はありますが、所有者等にとっては自己負担も大きい状況です。さらに未指定のものには助成は少なく、これらを支えてきた関係者の減少により、さらに経済的負担が増加しています。
 このような状況に対して今回創設する神戸歴史遺産制度は、これらの歴史遺産を広く知ってもらう事により継承意識の向上を図るとともに、ふるさと納税等の寄附をもとにした新たな経済的支援制度により、多くの人と一緒になって貴重な歴史遺産の継承を支えていくための仕組みです。

2.制度の内容

 神戸歴史遺産とは、法や条例で指定等を受けた文化財と、未指定ではあるが次世代に継承すべき歴史的遺産を新たに認定し、これらを合わせて「神戸歴史遺産」とします。指定等文化財とは異なり、認定された未指定文化財は原則として現状変更の制限等、所有者等への規制は伴いません。未指定文化財への新たな認定は所有者等からの申請を受けて、神戸市文化財保護審議委員の意見を聴いて神戸市が行います。

3.神戸歴史遺産の認定要件

 指定文化財以外を新たに「神戸歴史遺産」に認定するための要件は以下のとおりです。茅葺
(1)概ね文化財の種類に属するもの(歴史的な伝統行事、建造物等)
(2)神戸市域の歴史的特性を現すもの
(3)概ね50年以上の歴史のあるもので、市民等により継承された実績のあるもの
(4)神戸市内に存在、もしくは神戸市内を拠点とするもの
(5)所有者等が明確で認定の合意が得られたもの

4.神戸歴史遺産の助成対象事業

 指定等文化財については、通常の補助金に加えて所有者等の負担する費用に対して助成を行います。未指定文化財についても、所有者等が負担する費用に対する助成を行います。助成対象の事業は以下のとおりです。
(1)継承のために必要な事業
(2)所有者等の同意が得られている事業
(3)所有者等に活用の展望があるもの
(4)事業の成果を公開することができるもの

5.助成対象経費

助成対象となる経費は以下のとおりです。
(1)修理
(2)伝統行事の継承者の育成
(3)記録作成                       
(4)災害等からの復旧 
(5)公開・活用のために必要な文化財保護のための改修
(6)防犯・防災設備の設置・改修
(7)継承のための活用

6.助成額とその財源

 上記の事業について助成を希望するとき、申請を受けて神戸市がふるさと納税等の寄附をそれぞれの事業に対して募ります。集まった額と同額を神戸市が負担して神戸市民文化振興基金に積み立てるマッチングファンド方式をとります。
 助成は集まった額に応じて行い、その額は文化財に関する既存の補助事業については所有者負担額が、未指定文化財については事業費がその上限となります。

7.今後の予定

令和3年1月18日~3月末 新たな認定の募集についての問い合わせの受付開始
令和3年4月        新たな認定募集の申請受付
令和3年7月(予定)       認定決定
     (予定)       寄付応募事業申請受付

お問い合わせ先

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電話 078-333-3330 Fax 078-333-3314