地産地消マガジン「西区みのり通信」vol.18(2018年1月号)

最終更新日
2018年2月18日

「西区みのり通信」は、季節ごとの身近な「農」を楽しむ地産地消マガジンです。



  【2018年1月号の特集テーマ】
  ●甘さ・おいしさ粒ぞろい 岩岡のいちご
  ●直売しています! JAピカリショップ 

甘さ・おいしさ粒ぞろい 岩岡のいちご

いちごの写真    いちごの季節がやって来ました。
   岩岡町では昔からいちごを栽培しており、
   現在も多くの農家が色々な品種のいちごを栽培しています。
   生産者の碓永徳重さん・繁子さん夫妻に、
   いちご作りの苦労や岩岡産いちごのおいしさについてお聞きしました。

  

土作りからこだわる

 碓永さんがいちごの生産を始めたのは今から15年前のことです。初めは繁子さんが見よう見まねで挑戦。徳重さんが定年退職すると、2人で協力しながら本格的に取り組むようになりました。

いちご畑と碓永さん夫婦 
 岩岡町で長く農業を営んできたとあって農作業には慣れていたものの、いちごには四苦八苦。「病気や害虫の被害を受けやすいうえに、きれいな環境を好むので手間も時間もかかります。
 
 最初は失敗も多かったです」と繁子さんは振り返ります。こだわってきたのは土作り。「貝殻の粉や魚粉を混ぜ込んだ有機肥料を使って、良い土を作るようにしました。
 
 土が良いといちごもおいしくなります。毎年改良するうち、どんどんおいしいいちごができるようになりました」と徳重さんは話します。 
  

(左写真)碓永徳重さん・繁子さん
 

  品種はいろいろ試しましたが、現在は一番おいしくできた「紅ほっぺ」を栽培しています。今年は長雨と台風の影響で植え付けが遅れたものの、その後の生育は順調。11月にはハウス内にミツバチを放して交配を開始しました。
 
 その間も実を大きくするために葉を摘む作業や温度・湿度の細やかな管理が休みなく続いています。

中まで赤い紅ほっぺ

いちごの苗の写真 
 碓永さんが手掛ける紅ほっぺは、粒が大きくて甘く、実が中までしっかり赤いのが特徴。

 ジャムにしても色鮮やかに仕上がるそうです。「そろそろ食べ頃という時になると、孫がハウスにやって来るんです。おいしそうに食べる顔を見たら、やっぱりうれしいですよ。
 
 お客さんにも同じように喜んでもらいたいと思って頑張っています」と徳重さんは話します。
 
 

岩岡いちご部会

岩岡部会の人々 
 岩岡いちご部会は7名の生産者で「やよいひめ」「さがほのか」という品種を栽培出荷しています。
   
 「やよいひめ」は少しオレンジがかった明るめの赤色で粒は大きめ、まろやかな甘味が特徴です。
 
 「さがほのか」は春先の温度が上昇する時期でも果色がよく、ツヤのある紅色で中身はきれいな白色、味が強く水分を多く含んでいます。
 

岩岡のいちごの写真 
 堆肥を使った土づくりを行い、土の成分がかたよった場合には、有機質肥料を組み合わせるなど、化学肥料を減らして環境に負担をかけないよう工夫しています。
 
 また、マルチシートで覆って病気や雑草の発生を防いだり、害虫には天敵を利用するなど農薬の使用量をおさえる取り組みをするなど、安全・安心をモットーとした「いちご」の生産を心がけています。
 

 一昨年からは香港へ試験的な出荷も始めましたが、神戸市内のスーパーマーケット、JAの直売所へ多く出荷しています。
 今シーズンもとびきり愛らしい姿で町内の直売所「JAピカリショップ」などに並ぶ岩岡産のいちごを、是非さがしてみてください。
 

直売しています!JAピカリショップ

”ピカリ”と光る女性パワーで岩岡の野菜と果物を販売

ピカリショップと正副会長の写真    ≪JAピカリショップ DATA≫
    時間 : 10:00〜16:00
    定休 : 火曜、年末年始 
    住所 : 西区岩岡町944-1
    TEL : 769-4119
    ※駐車場あり
 
    【左の写真】 
    会  長 木下照美さん(中央)
    副会長 久森桃世さん(右)
    副会長 碓永繁子さん(左)
 

直売所の草分け的存在

 オープンは今から23年前。当時、直売所はまだ一般的ではなく、JAピカリショップは全国から視察が訪れる草分け的な存在でした。
 
「岩岡は昔から野菜や果物の一大産地。自分たちが作った農産物を自分たちで販売できるお店が欲しいとJAに働きかけてオープンしたところ、予想以上に注目されることになりました」と会長の木下照美さんは振り返ります。
 
 ショップを運営するのは農家の女性たち。公募で決まった店名は、「女性たちがピカリと光る店になるように」との願いが込められているそうです。

店内の様子 店頭に並ぶのは、岩岡町で収穫した野菜や果物、花など。新鮮、きれい、安いと三拍子揃っているのがピカリショップの特長です。
 
 寒くなるこれからの季節は、キャベツや大根、白菜、ブロッコリー、葉物野菜が旬を迎え、いちごも登場。
 
 給水を減らして育て糖度を上げる「節水トマト」、冬はホカホカの焼きいも(水曜・
土曜・日曜の販売)も人気です。 一方で、食の安全も徹底。「生産者みんなで安心・安全で良いものを作ろうと努力しています」と碓永繁子さんが答えてくれました。
 

交流広げる行事も活発に

ピカリキッチンでつくったお惣菜のコーナー 
 隣接する「ピカリキッチン」では地元の女性グループが岩岡産の食材を使ってお惣菜やお寿司を作り、土曜・日曜・月曜に販売。「手づくりのやさしい味でおいしい」と好評です。
 
また、生産者が旬の野菜を使ったメニューを紹介する試食会も木曜を中心に開催しています。
 
「岩岡の食材のいろいろな食べ方を知ってもらいたくて続けています」と久森桃世さん。生産者と消費者の距離の近さもこの直売所の特徴です。

もちつき大会。餅を食べている。 
 交流の輪を広げようと、毎年7月に七夕祭り、12月に感謝祭、1月にもちつき大会を開催するほか、いも掘りや豚汁のふるまいなど季節ごとのイベントも大事にしてきました。
 
 「直売所は増えましたが、『ここがいい』と遠くから来てくださるお客さんもいます。
 
 まだまだ頑張りますよ」と木下さん。地域の交流の場として、岩岡の農産物のおいしさを発信する拠点として、J A ピカリショップはこれからもピカリと輝きそうです。

プレゼントのお知らせ(プレゼントは終了しました。)

抽選で5名様に岩岡のいちご」をプレゼントします。(提供:JA兵庫六甲様)。
 
※応募は1人1通に限ります。当選結果は発送をもってかえさせていただきます。
 

質問

よく食べる身近な野菜といえば?
(できればこの「みのり通信」を読んだ感想もお願いします。)

応募方法

はがきかFAXまたは電子メールで

(1) 上記質問の答え
(2) 住所・氏名・年齢・性別・電話番号

を記入し、区まちづくり課までご応募ください。 ※平成30年2月28日(水曜)消印有効

【応募先】
〒651-2195(住所不要)西区役所まちづくり課宛
nishi@office.city.kobe.lg.jp

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