区は住んでいる人にとっても訪れる人にとっても心地よい「美しいまち長田」の実現をめざしています。
ここでは、区民まちづくり会議うるおい部会で選定された事例の一部を紹介します。
寒い日が続く中、家にとじこもらず長田の美しいものを探しに出かけてみましょう。

高取山は六甲山系の独立峰で、昔「神撫(かんなで)山」と呼ばれていました。高さは約320メートルで山頂に高取神社があり、今では早朝登山の場として四季を通じて多くの人に親しまれ、山頂からの神戸の市街地や大阪湾の眺望は絶景です。
また、山頂からのパノラマは、平成20年の「神戸らしい眺望景観10選」に選ばれました。

新湊川トンネルは、阪神・淡路大震災でトンネルの出口が倒壊するなど、大きな被害が発生しました。その後改築工事が施され、平成12年12月に通水を開始。古風で趣のあるデザインは、昔の湊川隧道のデザインを受け継いで、整備後の新湊川と良く調和しています。

長田のまちのシンボル!
再現された社殿などが美しい。神功皇后が航海に行き詰まったとき、その船を守護してきた神が現われ、「長田の国の鶏鳴のきこえる里に祀れ。」とお告げになり、今の長田神社が建てられたといわれています。(ながたの民話より)

市街地に一つ残った独立峰の山容と桜のハーモニーが美しいです。

志里池小学校跡地につくられた公園。昔は真野池という池でした。世界3大花木の一つジャカランダがあります。

自然石の丸みを生かした、亀甲石積みの形が美しいです。

歴史ある二葉小学校を地域の活性化に役立てるため、2010年11月に地域人材支援センターとしてリニューアルしました。

海と空と工場の調和のとれた風景がみることができます。

丸山地区住民自治協議会など丸山地域の主だった団体で構成される「獅子ケ池を美しくする会」は、北区、須磨区の境界と接して長田区の頂上部にひっそりと存在する、面積3ヘクタールの大きな池「獅子ケ池」の周辺で、平成18年6月の発足以来、水と緑に気軽に親しめる里山的な憩いの空間づくりに取り組んでいます。
当初は、長年にわたり投棄された大量のゴミにより、せっかくの自然が台無しになっていましたが、地域を挙げて根気強くクリーン作戦を行ってきました。自然の美しさをなんとか取り戻した後、昔のように人々が憩えて安らげる里山的な空間にしようと、平成19年3月に神戸市と協議し、事業期間を向こう5年間とする里山整備計画を策定しました。
平成19年4月に神戸市と協働協定書を締結したうえで、同計画に基づき、人の手が入らず繁茂しすぎた森の間伐、除伐など里山の整備を始めました。これから、池の周回歩道や林間歩道など本格的な整備活動に入っていく予定です。

神戸電鉄丸山駅の南西、苅藻川上流の長梭(ながおさ)橋から下流250メートルの区間で、苅藻川を蛍が飛ぶ美しい川に戻していこうと清掃、整備活動に取り組んでいます。
会の発足以来、こころない人によって投棄された自転車やバイク、電化製品など大量のごみの清掃活動を続けているほか、川に親しんでもらうため、中洲に花を植えたり、蛍が育つための水路を備えた園地を整備しました。これからは、蛍の産卵、成育場を整備するとともに、実際に蛍の育成に取り組んでいきます。

新湊川(区間、長田橋から新湊川トンネル)をはさんだ南北の地域で構成された「新湊川を愛する会」は、コンクリートの人工河川ではあるが、震災後、堰や飛び石を設けるなど親水性のある構造に整備された川をもっと自然に近い環境に近づけ、地域に親しまれるようにしようと、平成15年8月の発足以来、定期的に清掃や整備活動に取り組んでいます。
これまで、流れてきたゴミの清掃活動を行うとともに、魚やエビ、カニなどの生物が棲み着けるように、須磨水族園の専門家や長田商業高校の学生ボランティアの協力も得ながら、魚巣(ぎょそう)づくりや水草の植え付けなど、川づくりを進めてきました。現在では、自然な川の状態に近づくにつれ、魚など生き物の数も増えてきており、地域の子どもを招いて川の観察会も開催しています。
これからは、川の左岸道路の緑化などにより公共空間としての機能を高め、長田区都心部における貴重な親水緑地空間として、地域にさらに活用されるようにしていきます。

長田区の木「ハナミズキ」(平成15年10月選定)が街路樹として植えられている、区のメインロード長田線(高速長田駅〜宮川9丁目交差点)と区役所前道路を、平成17年6月から「ハナミズキシンボルロード」と名づけています。春には、白やピンク、赤の美しい花で、秋には、美しい紅葉で道を行く人々の心を和ませてくれます。水やりなど地域の方々の協力も得ながら、ハナミズキを中心に花と緑あふれる美しい通りとしていきます。