最終更新日
2016年11月1日

何と言っても六甲山、摩耶山。市街地から近いところに手つかずの大自然が残るのが嬉しい。気軽にグループで、ファミリーでハイキングを楽しむにはもってこい。また、湖があるのが意外な魅力で、一度は実際に目で確かめてほしいところ。灘の山は文字通り『区民の山』です。

摩耶山

摩耶山 瀬戸内海国立公園六甲地域に位置する摩耶山は、標高約702メートル。山頂の摩耶山天上寺に釈迦の生母「摩耶夫人(ぶにん)」を祀っている ことから摩耶山と呼ばれるようになりました。山上からは、摂津、河内、和泉などの8カ国が望まれ、別名「八州嶺」とも。山中には原生林が残っている部分が あり、スギ・シイ・アカガシなどが繁茂しています。また、この山にある「産湯(うぶゆ)の井」には、お釈迦さまが生まれた時に、八大竜王がこの井戸の水を 使ってインドに雨を降らせたとの伝説も残っています。

六甲山

六甲山 標高931メートル。古く万葉の頃(5世紀)から「牟古山」、「六児山」、「武庫の山」などと書いて「むこやま」あるいは「むこうのやま」と呼ばれ、六甲山(ろっこうさん)と呼ばれるようになったのは江戸時代に入ってからのことです。明治28年、イギリス人貿易商A・H・グル−ム氏が別荘を建て、日本最初のゴルフ場を作るなど、居留外国人の避暑地として開発されました。昭和31年、瀬戸内海国立公園に指定、近代的リゾ−ト地として現在に至ります。

六甲山の巨石群(三国岩・雲が岩)

六甲山の巨石群(三国岩・雲が岩) 六甲山系には多くの巨石が点在していますが、なかでも代表的なのが三国岩。高さ10メートルにおよんで巨石が積み上げられており、この奥に磐座(いわくら)があります。一見ただの岩のようですが、7月の下旬、太陽の位置によって、その岩の表面に人面のような、また象形文字のような彫り物が浮かび上がるといわれています。その他、雲が岩(六甲カンツリーハウス西隣)、天狗岩(六甲有馬ロ−プウェ−駅近く)などの巨岩による奇勝が多くあります。

穂高湖

穂高湖 摩耶山掬星台へ向かうドライブウェーの途中「市立自然の家」の近くに、人工湖があります。周囲の自然にみごとに溶け込んで、穏やかな湖面に緑の木々と青い空を映すさまは、まさに絵になる風景。上高地から仰ぐ穂高連峰をイメージさせるところからこの名が付いたそうです。周辺は散策路が整備され、森林浴が楽しめます。ひっそりたたずむ印象的な湖の姿は、山上の一服の清涼剤といったところです。