少年団野球 兵庫大開Aチーム

練習が始まる前の写真 秋空の下、キャプテン西本悠希くん(6年生)の掛け声とともに、選手達の元気な声が早朝のグラウンドに響き渡ります。

 彼らは兵庫大開Aチーム。今年8月に開催された「第58回神戸市少年団野球リーグ全市大会」で見事に優勝し、二連覇を達成しました。

兵庫大開Aチーム集合写真 「チームには物凄いスーパースター選手はいないが、選手はみんな個性的」と監督。

 一人ひとりの個性が強く、武将軍団と言われるほど最初はチーム内でぶつかり合っていた選手達。

 しかし、「区予選を勝ち抜き、全市大会での試合を通して、チームとしてまとまり成長してきた」と保護者は振り返ります。

OBと練習している写真 保護者の中には、コーチを務める父親や、お茶当番や見守りを交代で引き受ける母親、また、自分の子どもが小学校を卒業した後も、OBとして指導にあたるベテランコーチや監督が練習メニューや試合の調整をするなど、多くの人がチームに携わっています。

OBと練習している写真2 全市大会では、初戦サヨナラ勝ちをしたものの、2戦目は同点のため抽選で勝敗を決定。両チーム選手一人ずつクジを引き、丸印の数が多いチームが勝ちとなります。

 試合前、選手全員にお守りを手渡した母親達の願いが通じたのか、丸印を引く選手が続出!

 その後、選手達は母親からもらったお守りを大切にするようになったという微笑ましいエピソードもありました。

練習風景写真 運を味方につけて進んだ3戦目は逆転勝利、勢いづいたチームは4戦目を勝ち進み、決勝戦では5対0で圧勝!

 昨年度の決勝戦は同点のため、同時優勝でしたが今年度は単独での優勝を手にしました。

 チーム練習以外にも自主練習も怠らない選手達。
「練習はきついけれど、野球は楽しい!」と声をそろえて笑顔で答える彼らは、次の試合に向けて、目を輝かせていました。

                                                                                                                         

竹下サポーター取材の様子写真<編集後記>

 子ども達は、暑い日も寒い日も、自分たちと一緒にグラウンドで活動する大人(コーチや監督、保護者)の姿や、温かい眼差しを肌で感じているのでしょう。

 厳しい中にも温かみがある練習風景から、子どもと大人が固い信頼関係で結ばれていると感じました。

休憩時間の様子写真 選手達は、チームでの練習以外にも自主練習を行なっていますが、勉強やあそびの時間を確保し、毎日の時間を上手に使って過ごしています。

 選手達が一番好きな練習は、チーム内で紅白に分かれて試合をする「紅白戦」。時には、監督やコーチが参戦し、多いに盛り上がります。

 普段はボールをまともに受け取ることができないのに、試合では目を見張るファインプレーをするなど、「子どものすることは、わからないから面白い」と、コーチ歴30年のOBコーチ。その言葉に、少年野球の魅力が凝縮されているなと思いました。

兵庫大開Aチーム バット、ヘルメットの写真 兵庫大開Aチームは6年生のみで構成されるチーム。

 さらなる実力をつけるために、練習試合をたくさんし、他のチームと交流してほしいと、監督。

 6年生の元気なプレーが、来年に続く下級生の士気を高めることに繋がるといいですね。卒業まであとわずか。仲間とともに、野球を楽しんでもらいたいです。

竹下 あきこ