みなさんは街なかで野生のイノシシに出会ったことがありますか。東灘区に限らず、市内の山手地域ではイノシシが出没し、住民との間でさまざまなトラブルが起こっています。
区役所にも被害を受けた方からの苦情やご意見、問い合わせが多く寄せられています。
ただ、この問題に関してイノシシをどのように受け止めているかは、人によって異なっています。なぜイノシシが街なかを歩いているのか、どうすればイノシシが出てこなくなるのか、そもそもイノシシとはどういった動物なのか、みなさんも一緒に考えてみてください。
球根や木の実、ミミズなどを好んで食べますが、雑食性で基本的には何でも食べます。区内の住宅地では家庭菜園用の油かすや糠(ぬか)、チューリップなどの球根、また回収日前日の生ゴミなどが狙われます。
基本的にはおとなしい性格で他の動物を襲うことはありませんが、子どもを連れた母親や手負いのイノシシには注意が必要です。
本来は臆病な動物で、人間を見つけると逃げ出しますが、近年区内の住宅地に出没するイノシシは餌付けなどにより人なれしており、ビニールの買い物袋などを持っているとエサだと思って近づいてきて袋を奪ったりすることがあります。
餌付けによって人間を恐れなくなったことが一番の原因と考えられます。夜間や早朝に出されるクリーンステーションのごみ、餌付けのエサ、野良ネコに与えたつもりのエサなど手軽に食べ物が手に入るため、捕食活動に街へやってきています。なかには空き地となっている茂みや人家の庭先に住み着いている場合もあります。
一番多いのが家庭菜園や花壇を荒らされる被害です。エサを求めて敷地内に侵入するケースが増えています。ひどい場合は門扉を壊されたり、フェンスを破ったりします。そのほかゴミを荒らされる、買い物袋を取られる、フンが汚い、道でばったり出会った驚いたなどです。