第9話 筒井の里の宝物

最終更新日
2009年3月25日

今の割塚通一丁目に大きな丸い古ふんがあって、筒井の村の老人たちは伝えていました。

「このつかの下には、黄金が千枚うずめらている。 もしいつか、この筒井の村がおとろえて、家の数がたった三げんになるようなことがあれば、この黄金をほりだして、村を再建するのじゃぞ」 今から四百年前に豊臣秀吉が大阪城を築こうとした時、この古ふんの中の石の部屋も、城の石がき用の石にするため、わり取られ、切りだされていったといいます。

つかの下に、黄金が千枚うずめらているイラスト

この時から、この古ふんは割塚とよばれるようになりましたが、この時に宝物が出てきたかどうかは伝えられていません。