神戸市-KOBE-


【事例4】NPOのつくり方 ―NPO法人の設立の基礎を学ぼう!―

NPO 法人を立ち上げたいと考えている方、NPO に関心のある方を対象に、特定非営利活動法人アートゆるりの理事長・細見典子氏より、法人化されるまでの過程等を事例としてお話しいただきました。

概要

【日時】平成29年10月7日(土曜)
【会場】特定非営利活動法人コミュニティ・サポートセンター神戸 事務所
【講師】白井 一彦 氏(特定非営利活動法人コミュニティ・サポートセンター神戸)
【ゲスト】細見 典子 氏(特定非営利活動法人アートゆるり 理事長)
【参加者】24名

お話の内容

NPO法人の事業紹介

セミナーの様子アートゆるりは、平成28年6月に設立し、現在会員は16名。臨床美術を中心としたアートを通して、認知症予防やメンタルヘルスケア活動を行っています。今年8月には御影公会堂にて「第2回ゆるりまつり」を開催し、美術教室の参加者の作品を展示しました。またワークショップも開催しました。

NPO法人設立のきっかけ

個人で、任意団体・アートふるKOBE等で活動していました。高齢者施設を対象にしたアート事業を展開していましたが、徐々に依頼を受ける回数が増加し、また行政や他団体との連携を深めるため、仲間に声をかけ法人化し、組織として活動していこうと考えました。

NPO法人となってよかったこと

NPO法人同士のつながり・ネットワークができました。NPO法人は社会貢献活動をしている団体が多いので、アートゆるりの活動にも徐々に理解を示してもらうことができ、お仕事の依頼が増えてきています。他のNPO法人と交流することで、自身の勉強になり、法人としての運営の知識が増えました。

NPO法人となって辛かったこと

NPO法人の正会員は、社会貢献をミッションとして集まってきますが、それぞれ目標とすることが少しずつ違っています。その違いを埋めて、法人として活動することに苦労しました。会計担当者が、体調を崩されたことで会計業務が混乱したこともありました。このことは、法人として組織内の危機管理は重要であると痛感した出来事でした。

勉強したこと

会計を任せきりにせず、自分で少しずつ勉強することにしました。また現在は会計の専門家にアドバイスも受け、会計で混乱することがなくなりました。月次決算を出すことで、月次収支がほぼトントンで推移していることも明確になり、今後さらに活動に努めていく必要があることがわかりました。

これからNPO法人を設立する方へのアドバイス

会計管理は、法人運営に非常に重要なことです。また運営方針については、理事会等で共有することも欠かせません。

参加者からの質疑応答

Q.初期費用はどうしましたか。ゼロからスタートすれば、赤字となった分は理事長の持ち出しになるのでしょうか。
A.ゼロからのスタートでした。経費は、正会員等の会費から支出しています。毎月理事会を開いて、会費収入の範囲内でまかなえる事業を考えています。年会費は5,000円、入会金は3,000円に設定しています。

Q.講師謝礼はどうしていますか。
A.ボランティアでお願いしています。

特定非営利活動法人アートゆるりの活動をもっと知りたい方はこちら

一部のファイルをPDF形式で提供しています。PDFの閲覧にはAdobe System社の無償のソフトウェア「Adobe Reader」または「Adobe Acrobat Reader」 が必要です。下記のAdobe Readerダウンロードページなどから入手してください。