神戸市-KOBE-


都心部における津波避難情報の発信・啓発について

最終更新日
2014年12月26日

趣旨

 神戸市では、東日本大震災以降、津波による浸水が想定される沿岸部で、地域住民による避難計画づくり「地域津波防災計画の作成支援」を進めてきました。まち歩きやワークショップを重ね、津波防災マップの作成と全戸配布、津波表示板の設置、津波緊急待避所の指定といった取り組みを行っています。
 一方、地域住民による取り組みではカバーできない都心部では、観光客など地理に不案内な方も多く、安全で迅速な津波避難行動につながる情報提供・啓発に向けて、鳥瞰図を活用し一目で街の立体感が分かる「津波避難情報板」と、どこにいても情報がとれるスマートフォン向けWEBコンテンツ「ココクル?」、適切に津波避難の情報提供と避難誘導ができる「担い手」となっていただくための「神戸市都心部における津波避難行動・誘導の指針」を整備しております。

津波避難情報板

 浸水想定区域等を表示した地図、津波避難行動の情報(情報収集やより早くより高い所へという避難行動等)等を掲載した看板「津波避難情報板」7か所を新設するとともに、既存の道案内の地図「まちかど案内サイン」56か所に海抜情報を付加することで、津波避難についての啓発を進めています。
 特に来街者の多い駅前の3か所については、鳥瞰図絵師の青山大介氏の作品「みなと神戸バーズアイマップ」を大きく掲載しています。鳥瞰図を見ていただくことで、建物の高さや密集度合い、避難する道路の状況などを俯瞰的に見て感覚的に街の構造を把握していただくとともに、市役所1号館など高い建物が目印になり、津波避難行動をイメージしやすく、迅速な避難行動につながるものと考えています。

 

WEBコンテンツ“ココクル?”

 不特定多数の方々がどこでも津波避難の情報を入手できるツールとして、スマートフォンに対応したウェブサービスです。主な機能は3つあります。

1  地理情報機能(ハザードマップ)
 利用者の現在位置を端末のGPS機能を活用して表示し、南海トラフ巨大地震による津波浸水想定図との関係を見ることができます。背景はグーグルマップと連動していますので、拡大縮小も可能ですし、目印となる建物等も表示されます。また、トップページでは、GPS機能を活用し、利用者の現在位置での津波想定浸水深を一目で分かるように表示しています。来街者等、神戸の土地勘がない方にも、身近に利用していただけるのではないかと考えています。

2 啓発情報機能 〜もしも5〜
 神戸を安心して楽しんでいただくために事前に知っていただきたいポイントを5つにまとめています。
内容は“平常時に意識していただきたいことや準備していただきたいこと”として、
 1“もしも”地震がおこったら...(南海トラフ巨大地震が発生したときの被害想定)
 2“もしも”に備える情報防災(情報収集・安否確認のための手段の確保について)
“地震・津波時に行動していただきたいこと”として
 3“もしも”のときに身を守る(揺れから身を守る行動)
 4“もしも”のときに避難する(津波の際の避難行動の考え方)
 5“もしも”帰宅困難者になったら(一時滞在施設の案内等)
   を記載しております。

3  情報シェア機能
 東日本大震災では停電や電話回線の制御が発生する中、情報発信や共有にインターネット回線が効果を発揮しました。本サービスではその教訓を踏まえ、来街者の方々が友人、家族等に自分の状況や現在地を知らせるための情報共有機能を備えました。4つコンテンツ(ツイッター、フェイスブック、ライン、E‐mail)との連携を備えています。

神戸市都心部における津波避難行動・誘導の指針

本指針は、南海トラフ巨大地震による津波浸水想定(H26.2兵庫県)の公表を踏まえ、神戸の都心部における津波避難行動・誘導の基本的考え方を三宮、元町、神戸のエリアごとに整理し、「安全をおもてなしの一つ」としてとらえ、その担い手となっていただく事業者や各種団体の皆様が具体的な避難・誘導計画を作成して頂く上で、踏まえるべき内容を示したものです。

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