神戸市-KOBE-


航空機動隊員の活動風景

航空機動隊のヘリコプター紹介

最終更新日
2018年2月21日

 神戸市航空機動隊では、1972年の発隊以来、通算5機のヘリコプターを使用してきました。その総飛行時間は、2000年末で1万時間を超えました。また2004年度より兵庫県が所有する消防防災ヘリコプター1機も共同運航することとなりました。ここでは歴代の機体を含めた8機の消防防災ヘリコプターを紹介します。

BK-117C-2の主な緒元

兵庫県・神戸市

6号機 川崎式BK-117型C-2 HYOGO・KOBE-1

赤を基調に機体両サイドには白のイーグルが描かれたヘリ

 神戸市5号機KOBE-2とよく似たデザインですが、赤を基調に機体両サイドには白のイーグルが描かれています。新たな機能としては、映像伝送用のカメラがハイビジョン対応になり、カメラのズーム機能が旧タイプの22倍から170倍(可視画像デジタルズーム含む)にアップしています。さらに赤外線映像も白黒映像のみでしたが、カラーバリエーションで表現力が増えています。高出力のスピーカーも搭載し、こちらは、旧タイプの出力400ワットから1200ワットにアップしております。機体前方下部には格納可能型のサーチ&ランディングライトが搭載されいます。

神戸市

5号機 川崎式BK-117型C-2 KOBE-2

神戸5号機写真

 BK117の最新型でヨーロッパではEC145として販売されています。ローターブレード、エンジン、操縦システム等、最新の設計によりキャビンスペースの拡大と最大離陸重量が増加しています。計器盤は従来の機械式アナログ表示から液晶ディスプレイによるデジタル表示になっています。

BK-117B-2の主な緒元

4号機 川崎式BK-117型B-2 KOBE-1

神戸4号機写真

 3号機と同型機ながら、より充実した航法計器や救急ヘリとしてのエアコンディショニング装置、ヘリコプター画像伝送装置等を装備し、現在、消防ヘリに求められているさまざまな任務に対応できるよう、特殊な改修をしています。

3号機 川崎式BK-117型B-2 KOBE-3

神戸3号機写真

 運動性の良い操縦特性と優れた胴体構造をBO-105から受け継ぎ、さらに出力アップしたエンジンを搭載し、胴体を大型化することであらゆる任務に対応が可能となったのがBK-117です。現在多くの消防・防災航空隊に採用されていますが、この機体を日本でいち早く導入したのが神戸市消防局です。3号機は垂直写真窓を装備し、サーチライトの搭載もできるように改修されていました。

2号機 MBB式BO-105S型 KOBE-2

神戸2号機写真

 ドイツのメッサーシュミット・ベルコー・ブロム社が開発した機体で、エンジンを2基搭載した双発ヘリコプターです。胴体の後ろに観音開きのドアを持っており、救急搬送時の担架の収容に大変優れていました。BO-105の長所はそのまま、後に開発されたBK-117へ受け継がれました。

1号機 川崎 ヒューズ式369HS型 KOBE

神戸1号機写真

 アメリカのヒューズ社が開発したH369HSを日本の川崎重工業株式会社がライセンス生産した機体が神戸市消防航空隊の1号機となりました。コンパクトな機体に運動性の良い操縦特性を備えています。神戸市消防局は、この機体に独自に開発した空中消火ノズルを取付けたり、創設期の航空消防の可能性を研究しました。現在この機体はポートアイランドの神戸市立青少年科学館に展示保存されています。みなさんも是非一度ご覧になって下さい。

兵庫県

消防防災2号機 川崎式BK-117型C-2 ひょうご

ひょうご2号機写真

 神戸市5号機と同じ仕様の最新鋭機です。赤外線カメラを装備し建物火災、林野火災発生時には熱源感知に活躍しています。

消防防災1号機 川崎式BK-117型B-2 ひょうご

ひょうご1号機写真

 神戸市3号機4号機と同型機である「ひょうご」は共同運航を実施する上で運航方式の共通化や整備支援資機材の互換性等のメリットが多い機体でした。同型機としては飛行時間も多く、18年間兵庫県を空から守ってきました。