神戸市-KOBE-


機動隊員の活動風景写真

平成30年月別活動紹介

最終更新日
2019年1月8日

過去9年間の災害出動状況(平成22年〜平成30年)

災害種別
建物火災
林野火災
その他火災
水難救助
山岳救助
その他救助
救急
その他
応援業務
合計
平成22年
兵庫県
1
7
0
1
21
1
128
5
0
164
神戸市
131
31
6
15
40
13
46
6
2
290
平成23年
兵庫県
1
15
0
7
26
2
88
3
49
191
神戸市
140
20
9
20
43
12
34
8
3
289
平成24年
兵庫県
3
3
2
3
29
0
90
4
0
134
神戸市
110
10
7
21
51
11
44
3
1
258
平成25年
兵庫県
1
7
1
3
31
2
106
8
1
160
神戸市
115
16
6
24
39
21
33
5
3
262
平成26年
兵庫県
2
7
2
4
38
1
63
6
0
123
神戸市
122
13
17
24
49
28
68
6
0
327
平成27年
兵庫県
3
10
0
5
40
2
79
5
0
144
神戸市
111
8
10
22
45
18
61
2
0
277
平成28年
兵庫県
2
5
0
7
38
2
70
1
1
126
神戸市
124
8
12
18
44
23
80
3
2
314
平成29年
兵庫県
6
21
0
6
36
0
71
1
4
145
神戸市
164
18
9
18
40
11
75
4
3
342
平成30年
兵庫県
0
19
1
11
42
5
68
0
3
149
神戸市
143
16
17
21
58
11
86
3
0
355

 

12月 特別高度救助隊(SEK)隊員投入訓練について

駐機訓練 昨年発生しました「平成29年7月九州北部豪雨災害」での緊急消防援助隊の派遣活動において、他の防災航空隊が孤立集落に「航空隊員以外の救助隊員」をヘリから投入する事案がありました。当隊においても今後このような事案を想定し、隊員投入のための手技を確立させるとともに、特別高度救助隊員と連携し、隊員投入訓練を昨年より実施しています。

実機訓練 この手技の特徴は、「航空救助隊員以外の隊員」への命綱の取付け(解除)は「航空救助隊員」が実施し、自己確保の取付け(解除)は「サブオペレーター(SOP:整備士)」が実施します。地上での活動とは異なり、ヘリコプターという特殊な環境下での活動となるため、基本的な安全管理は、「航空救助隊員」が実施し、「航空救助隊員以外の隊員」は、機内の移動といった少ない動きで安心して活動できるような手技としています。また投入時の高度は20m、投入地点の直上からの繰り出しで実施することで、ホバリング時間の短縮、振れの防止に努めています。(詳細な手技は動画をご覧ください。)※基本的な活動では、投入地点より前から投入していく事前繰り出しで活動しています。
 今後は、甚大な被害が発生する豪雨災害にも対応できるように、「隊員投入」以外にも「ホイストによるベランダ投入」などの手技を検証中で、兵庫・神戸航空隊は、様々な災害に対応できるようにしていきます。

11月 「神戸空港空の日イベント2018」に参加!!

会場の様子 神戸空港では、9月20日の「空の日」を記念して、市民の方々に空港や航空機に親しんでいただくため、11月4日に「空の日イベント」が開催され、当航空隊も参加しました。
 庁舎には多くの方々が来庁され、普段、航空隊が使用している資機材や消防防災ヘリコプターを展示し、イベントの目玉でもあるヘリを使用した救出救助訓練も披露しました。航空救助隊員がロープ降下した瞬間、ヘリのエンジン音に負けないくらいの大きな歓声が聞こえ、航空隊の活動内容を少しでも理解して頂けたのではないかと思います。

訓練風景 イベント中は、災害出動が重なったため、ヘリを間近に見学することが出来なかった方々もおられ、御期待にそえず申し訳ありませんでした。そこで今回は訓練披露した動画を掲載します!
 これからも、色々な広報イベントに参加しますので是非とも足を運んで頂けると幸いです。

10月 ドクターヘリ的運用について

ヘリと救急車の写真当航空隊のドクターヘリ的運用を紹介します。
 近年、ニュースやドラマ等でドクターヘリについて多く目にすることがあると思います。 兵庫県内は2機のドクターヘリに加え、当航空隊もドクターヘリ的運用を実施しています。
 消防防災航空隊といえば「救助活動」や「空中消火活動」等をイメージされる方が多いのではないでしょうか?
 当航空隊のドクターヘリ的運用とはどういったものかというと、神戸市内を含む兵庫県内(主に阪神地区)で緊急に処置が必要な傷病者が発生した場合や医療機関までの搬送に時間を要する場合に救急病院の医師、看護師をヘリに同乗させ出動し、救命処置を実施、搬送するものです。
 

屋上ヘリポート ヘリに搭乗する医師、看護師については、毎年実施している医療スタッフ研修を終了した方が搭乗し、安全を最優先に活動しています。
当航空隊としては1秒でも早く出動し、1人でも多くの方を救命できるよう万全を期しています。

9月 大阪市消防局航空隊視察研修

資器材 兵庫県消防防災航空隊・神戸市消防局航空機動隊は、ヘリを3機保有しており、常時2機稼動できる体制をとっております。基本的には、自隊の機体のみで兵庫県内の災害対応をしておりますが、2機出動している際の災害対応や広範囲な林野火災、不意なヘリの故障等により出動できない場合のため、相互応援協定を兵庫県と大阪府・大阪市・堺市の間で平成28年10月1日に締結しています。この度、円滑な応援活動を目的として、9月20日に大阪市消防局航空隊へ視察研修にいってきました。

集合写真 締結後、初めての情報共有の場であったため、まず、初めにお互いの隊の活動紹介を行い、活動方法等を確認し、連携を深めることができました。意見交換をする中で、顔の見える関係ができ、有意義な研修となりました。
 今後も継続的に合同訓練・研修を実施し、兵庫県民、大阪府民の役に立てるよう、応援体制を構築していきたいです。

8月 夏の消防イベントに参加しました

ヘリから降下する隊員と訓練を見守る参加者 航空機動隊では、各地で開催された夏の消防イベントに参加し、救助訓練展示などを実施しました。
 8月7、8日、神戸市消防局主催「消防が熱い夏休み」では、救助訓練の展示を行いました。当日は、来場された皆様に、当隊の活動状況を見学していただき、たくさんの声援のもと、イベント名のとおり、熱い、暑い日となりました。
 

ヘリとの記念撮影に並ぶイベント参加者 8月11日、山の日イベント「アウトドアフェスタIN神戸市立森林植物園」では、地上の消防・救助隊と航空機動隊が連携し、登山中に動けなくなった要救助者をヘリコプターにより救出するという内容で訓練を実施しました。訓練後には、イベント参加者とヘリコプターの記念撮影会を開催しました。
 夏山の登山では、熱中症により動けなくなり、ヘリコプターで救出される事案が多く発生しています。特に今年は、例年以上に猛暑日が続いています。登山中は、適度な休息及び水分補給を行っていただき、熱中症に十分お気をつけください。

7月 「平成30年7月豪雨」に伴う対応

兵庫県宍粟市における対応 この度発生しました、「平成30年7月豪雨」にて犠牲になられました方々のご冥福をお祈りすると共に、被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。併せて被災地の一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。
 当隊においては、兵庫県宍粟市一宮町において土砂崩れにより孤立した集落が発生したため、西はりま消防本部からの要請により、ヘリ2機を出動させ孤立者16名を救出し、避難所である付近の中学校に搬送する活動を実施しました。
 さらに、総務省消防庁から兵庫県に対し緊急消防援助隊の高知県への出動指示があり、航空隊員2名を含む後方支援小隊及びその輸送任務のため航空小隊が出動し、高知県消防航空センター(高知空港)において、高知県内で活動する消防防災ヘリの部隊運用調整任務に当たりました。

緊急消防援助隊出発式 自然災害はいつ、どこで、どのような規模で発生するか予測が困難であり、時には想定外の事態となり、その被害は甚大なものとなります。
 航空隊として、自然災害等、災害発生時にはヘリの高速性・機動性を最大限に活かし被害を軽減させられるよう、また市民・県民の皆様の期待に応えられるよう、日々、研修・訓練に取り組んでいきます。

6月 デッチング(ヘリコプター乗員向け不時着対応コース)研修に参加しました

訓練待機状態 まず、6月18日7時58分に発生しました大阪府北部を震源とする地震で被災されました方々に対しまして、心からお見舞い申し上げるとともに、被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
 当隊におきましても、この震災を受け、6月18日7時58分に防災指令第3号が自動発令され、神戸市に災害警戒本部が立ち上がり、対応に追われました。
 幸いにも兵庫県内・神戸市内に大きな被害は発生しておらず、消防庁からの緊急援助隊出動の求めにより、大阪府北摂地域の情報収集及び総務省に対しヘリTV画像送信の任務を付与され、活動を実施しました。

不時着・転覆後・脱出 そんな活動の最中でしたが、6月18日から19日にかけて、兵庫神戸航空隊から福岡県北九州市にある「日本サバイバルトレーニングセンター」において、デッチング(ヘリコプター乗員向け不時着対応コース)研修を受講して来ました。
 この研修は、ヘリコプターが不時着水した時の脱出方法について学ぶものですが、座学のみならず、ヘリコプターを模した機体がプールに不時着・転覆した状態から脱出するという実技訓練も行われました。有事の際の訓練ですが、実際体験してみると、転覆すると方向感覚が奪われ、脱出は困難な状況となります。
 この実技訓練を経験することは、不時着水時の生存率を格段にアップさせることから、今後も継続して受講していければと思います。

5月 航空機動隊新庁舎披露式

披露式の様子 平成元年に神戸ヘリポートに建設された航空機動隊の庁舎は、平成16年度の県・市共同運航開始後も引き続き航空隊基地として30年間使用されてきましたが、平成29年度末の神戸ヘリポート廃止に伴い、神戸空港に新たな機動隊基地を建設することとなり、この度最新の設備と伴に共同運航に適した機能を備えた新庁舎が完成しました。
 新庁舎は鉄骨造2階建、敷地面積17,039平米、その内格納庫は717.20平米あります。当隊の防災エプロンの駐機スポットは7ヶ所で緊急消防援助隊受援時の他都市の受け入れも可能となっています。

防災エプロン集合写真 平成30年4月26日(木曜)、兵庫県消防防災航空隊・神戸市航空機動隊の新庁舎披露式が執り行われました。
 新基地移転を機に隊員一同、兵庫県民・神戸市民の安全・安心な暮らしを空から守るとともに、絶対に事故を起こさないという強い決意の下、安全運航に努めることを誓いました。

4月 平成30年度航空隊新体制

隊員投入の様子 兵庫県消防防災航空隊・神戸市航空機動隊は隊長1名、副隊長を含む操縦士7名、整備士7名、航空救助隊員11名(県下派遣隊員7名、神戸市隊員4名)、事務職員1名、計27名によって構成されています。
 今年も3月に県下消防本部から派遣されていた2名が帰任し、神戸市消防局の1名が人事異動で他の所属へ転出しました。
 4月になり、神戸市消防局から1名、赤穂市消防本部、宝塚市消防本部から各1名が派遣され、航空救助隊員3名と新規整備士1名を新たに迎え、新クルーを編成し運航を開始しております。

隊員ピックアップ 今年度からクルーとなった新規救助隊員2名は3月より開始した事前研修と新規R訓練カリキュラムを行い、即戦力となるよう救助技術の習得に努めました。また神戸市の新規隊員については過去に当隊での4年半の勤務経験を踏まえながらも、一から救助手技の確認を徹底して行いました。
 新規整備士は4月から神戸市消防学校に入校し、消防士として必要な教育訓練の一部を受けることになっております。現在、消防学校で奮闘中です。
 当隊は4月20日に庁舎移転し、神戸空港で運航を開始しています。今年度も訓練を重ね、更なる技術向上と安全運航・安全活動に努めてまいります。

3月 冬山救助訓練実施!

雪上歩行訓練 2月26、27日に氷ノ山において冬山訓練を実施しました。
 県北部の山間部では、積雪が2m近くになることもあり、雪山災害にも対応できるよう訓練を実施しています。
 この訓練では、日本山岳レスキュー協会山岳ガイドを講師に招き、わかん、スノーシュー、アイゼンを装着して急傾斜地を歩行する雪上歩行訓練。ピッケルを使用した滑落防止訓練。ビバーク訓練。要救助者の雪上搬送訓練を実働訓練として実施しました。また、雪山での雪崩発生の危険を回避するため、雪質チェックの方法も学びました。

雪質チェックの様子 今回の訓練を通じ、雪山では通常の山岳地帯の活動とは違い、特有の歩き方、過ごし方等があるため、活動危険を把握したうえで対応する必要があることを再確認しました。今後あらゆる災害に対応できるよう訓練を実施していきます。
 みなさん、まもなく春山シーズンとなりますが、季節は春でも山では気温が低く天候が急変する場合も少なくありません。登山をする際は事前にしっかりと登山計画を立て、しっかりとした装備と体調管理に気をつけて楽しんでください。

2月 消防大学校に入校してきました!

入校式 平成30年2月1日から2月15日までの間、消防大学校において「緊急消防援助隊教育科 航空隊長コース 第17回」の教育訓練が実施されました。
 消防大学校は、消防職員や団員などに対し、幹部としての高度な教育訓練を行うため国が設置する機関で、今回のコースには全国の各都道府県や政令市から消防防災航空隊員62名が参加し、当隊からも2名が入校しました。

校外研修 教育訓練は、総務省消防庁職員や実災害において緊急消防援助隊として受援を経験した消防防災航空隊長など消防関係者のほか、海上保安庁や航空自衛隊の講師による座学に加え、海上自衛隊への校外研修、さらには各航空隊が経験した災害事例を発表し共有するなど幅広い内容で、とても貴重なものでした。
 また、この研修を通して、全国の航空隊員と顔の見える関係を築くことができ、今後大規模な災害が発生した場合などにおいて、円滑な連携を図るための大きな力となることと思います。
 今回の教育訓練で得たことを活かし、操縦、整備、救助技能の向上と更なる安全運航に取り組んで参ります。

1月 消防出初式開催!

消防出初式開催 新年の幕開けとなりました。
 消防では、新年を迎えると仕事始めの行事として、消防出初式が各地で開催されます。当隊では1月7日(日曜)に神戸市と姫路市で開催された消防出初式に参加しました。どちらの消防出初式も、多くの市民の方々が来場されており、消防力の高さを広く、広報することができたと考えています。神戸市の消防出初式では当隊展示ブースも設営、市民の方々とお話する中で「ホームページに動画をもっと載せて!」という要望が多数ありました。そこで、今回は神戸市消防出初式で訓練披露した動画を掲載します!ホームページを見て下さっている方々がたくさんいることに嬉しい限りです!

消防出初式開催 そして、この日は神戸市域での出動が5件(火災2件・救助1件・救急2件)、兵庫県域出動が3件(救助2件・救急1件)で合計8件の出動があり、対応に追われる1日でした。出動件数が多くても、我々航空隊は市民の安全安心を確保すべく、1件の重みを感じながら、今年もより一層邁進して参ります。
皆様、今年もよろしくお願い申し上げます。

消防出初式訓練風景