AEDを用いた心肺蘇生法の流れ
救急車が到着するまで、あなたにもできることがあります
- 最終更新日
- 2011年6月24日
- [6月24日]市民防災総合センター市民研修(応急手当講習)のページをリンクしました。
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AEDを用いた心肺蘇生法の流れ
応急手当(AEDを用いた心肺蘇生法)

1 反応を調べる
片方の手を額(ひたい)に当て、もう一方の手で肩を軽くたたきながら「大丈夫ですか」または「もしもし」と呼びかけ、反応がなるかないかをみる。
2 助けを呼ぶ
反応がなければ、大きな声で「だれか来て」と助けを求める。協力者が来たら、「あなたは119番へ通報し救急車を要請してください」「あなたはAEDを持ってきてください」と指示をする。
3 気道の確保
片方の手の平を額に置き、もう一方の手の人差指と中指を下あごの先の骨の部分に当て、あごを持ち上げ気道を確保する。
4 呼吸の確認

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気道を確保した状態で、自分の顔を傷病者の胸部側に向ける。
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胸腹部を注視し、胸や腹部の上下の動きを見る。
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頬を傷病者の口、舅に近づけ、呼吸の音を聴いて確認するとともに、自分の頬に傷病者の吐く息を感じ取る。
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10秒以内で調べる。
5 人工呼吸の開始

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呼吸がなければ人工呼吸をする。
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気道を確保したまま、額に当てた手の親指と人差し指で鼻をつまむ。
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大きく口をあけ、傷病者の口を覆い空気が漏れないようにして、息をゆっくりと胸が軽く膨らむ程度吹き込む。これを2回実施する。
6 胸骨圧迫(心臓マッサージ)の実施


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2回の人工呼吸が終わったら、ただちに胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行う。
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胸骨圧迫(心臓マッサージ)の圧迫する場所は、胸の左右の真ん中の「胸骨」と呼ばれる縦長の骨の下半分です。この場所は直感的に胸の真ん中と思われる位置が圧迫位置(乳頭と乳頭を結ぶ線の真ん中)に該当します。
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片方の手で圧迫位置を決め、他方の手をその手の上に重ねる。(両手の指を交互に組んでもよい)
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肘をまっすぐに伸ばして体重をかけ、胸が4〜5cm下方に圧迫されるように、1分間に100回の速さで30回圧迫する。
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胸の真ん中を、強く、速く、絶え間なく圧迫することが重要ですし、圧迫の十分な解除が効果的な胸骨圧迫(心臓マッサージ)の条件です。
7 心肺蘇生法の実施
30回の胸骨圧迫(心臓マッサージ)と2回の人工呼吸を救急隊が到着するか、AEDが到着するまで実施する。
AEDがある場合1
8 AEDを傷病者の横に置き
9 電源を入れる

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AEDは、電源を入れると音声メッセージと点滅するランプで実施すべきことを指示してくれます。落ち着いてそれに従ってください。
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AEDを傷病者の横に置きAEDを取り出す。
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AEDのふたを開け、電源ボタンを押す。(ふたを開けると自動的に電源が入る機種もあります)
市民による救命処置についての免責規定について、法律の見解を掲載しておりますので、ご覧ください。
AEDがある場合2
10 電極パッドを貼る

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傷病者の衣服を取り除き、胸部を裸にする。
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電極パッドの袋を開封して電極パッドを取り出し、表面のシートを取り外し、一方は右前胸部(右鎖骨下)、もう一方は左側胸部(脇の下5cmから8cm)に素肌に直接しっかり貼り付ける。(貼り付け位置は電極パッド表面にイラストで表示してある)
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電極パッドを貼り付け後、ケーブルのコネクターをAED本体の差込□に挿入する。(最初からコネクターが接続されている機種もある)
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AED使用上の注意(PDF形式:20KB)
AEDがある場合3
11 心電図の解析をする

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電極パッドを貼り付けると「傷病者から離れるように!」との音声メッセージが流れ、自動的に心電図の解析が始まる。
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傷病者から離れるようにとの音声メッセージが出たら、「みんな、離れて!!」と注意を促し、誰も傷病者に触れていないことを確認する。
AEDがある場合4
12 除細動(電気ショック)の実施

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解析の結果、AEDが除細動を加える必要があると判断すると、「電気ショックが必要です」などの音声メッセージが流れ自動的に充電が始まる。
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充電が完了すると、「除細動ボタン(ショックポタン)を押してください」などの音声メッセージや、除細動ボタンの点滅、充電完了の連続音が出る。
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充電中や充電が完了したら、再び「みんな離れて!!」と注意を促し、誰も傷病者に触れていないことを確認してから、除細動ボタン(シヨックポ夕ン)を押す。
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AEDから「電気ショックは必要ありません」などのメッセージが流れる場合には、除細動により傷病者の心臓のリズムが正常に戻った場合と、心臓のリズムが除細動では治せない場合があります。
13 除細動(電気ショック)不要の指示が出たら、ただちに心肺蘇生法を再開する

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心電図の解析の結果や、または除細動を加えた後に「電気ショックは必要ありません」などの音声メッセージが流れたら、AEDを付けたままで心臓マッサージ30回、人工呼吸2回の心肺蘇生法を実施する。
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心肺蘇生法を再度実施中にAEDから指示が流れた場合(おおむね2分後)には、指示に従う。
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傷病者が(嫌がって)動き出せば、心肺蘇生法を中止し回復体位にして注意深く観察を続ける。
乳幼児の場合
人工呼吸

人工呼吸| 対象 | 方法 | 吹き込む時間と回数 | 吹き込む量 |
|---|
小児 (1歳以上〜8歳未満) | 口対口人工呼吸 | 吹き込みに1秒かけて2回 | 胸が軽く膨らむ程度 |
乳児 (1歳未満) | 口対口鼻人工呼吸 (または口対鼻人工呼吸) | 吹き込みに1秒かけて2回 | 胸が軽く膨らむ程度 |
新生児 (生後28日未満) | 口対口鼻人工呼吸 (または口対鼻人工呼吸) | 吹き込みに1秒かけて2回 | 胸が軽く膨らむ程度 |
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小児に対しては、成人と同じように、「口対口人工呼吸」を行います。
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乳児に対しては、口で乳児の口と鼻を同時に覆う「口対口鼻人工呼吸」を行います。もし、同時に行えないときは、通常の「口対口人工呼吸」を行います。
胸骨圧迫(心臓マッサージ)

胸骨圧迫(心臓マッサージ)| 対象 | 圧迫の部位 | 圧迫の方法 | 圧迫の程度 | 圧迫の速さ |
|---|
小児 (1歳以上〜8歳未満) | 胸の真ん中 | 両手で (片手でも良い) | 胸の厚さのおおよそ3分の1がくぼむまで | 1分あたり約100回 |
乳児 (1歳未満) | 乳頭を結ぶ線の少しだけ下側 | 中指・薬指の2本で | 胸の厚さのおおよそ3分の1がくぼむまで | 1分あたり約100回 |
新生児 (生後28日未満) | 乳頭を結ぶ線の少しだけ下側 | 中指・薬指の2本で | 胸の厚さのおおよそ3分の1がくぼむまで | 1分あたり約100回 |
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胸の厚さの3分の1を目安として、十分に沈み込む程度に、強く、速く、絶え間なく圧迫します。
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小児は、片手で行いますが、十分に圧迫できるのであれば、両手でも片手でもかまいません。
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乳児は、乳頭線より指1本分下の部位を、2本指(中指、薬指)で押します。
乳幼児に対するAED
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AEDは1歳未満の乳児には使用できません。心肺蘇生法を継続しながら救急隊の到着を待ってください。
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AEDのパッドは成人用と小児用があります。1歳以上、8歳未満の小児の傷病者に対してAEDを用いる場合は小児用パッドを使用します。小児用パッドが無い場合は、成人用パッドを代用してください。
年齢別の心肺蘇生の比較
年齢別の心肺蘇生の比較| 対象 | 心肺蘇生 胸骨圧迫と人工呼吸の割合 | 人工呼吸 送気量 | 人工呼吸 送気時間 | 人工呼吸 送気回数 | 胸骨圧迫 圧迫位置 | 胸骨圧迫 圧迫法 | 胸骨圧迫 圧迫の強さ | 胸骨圧迫 テンポ |
|---|
成人 (8歳以上) | 30回の胸骨圧迫と2回の人工呼吸の割合で実施 | 胸の上がりが見える程度の量 | 約1秒 | 2回 | 乳頭と乳頭 の真ん中 | 両手 | 4cmから5cm | 1分あたり約100回の速さ |
小児 (1歳以上8歳未満) | 30回の胸骨圧迫と2回の人工呼吸の割合で実施 | 胸の上がりが見える程度の量 | 約1秒 | 2回 | 乳頭と乳頭 | 両手又は片手 | 胸の厚さの3分の1がくぼむまで | 1分あたり約100回の速さ |
乳児 (1歳未満) | 30回の胸骨圧迫と2回の人工呼吸の割合で実施 | 胸の上がりが見える程度の量 | 約1秒 | 2回 | 上記より指1本足側 | 2指(中指、薬指) | 胸の厚さの3分の1がくぼむまで | 1分あたり約100回の速さ |
回復体位

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意識はないが十分な呼吸をしていたら、吐物等による窒息を防ぐため傷病者を回復体位にする。
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下あごを前に出し、両肘を曲げ上側の膝を約90度曲げて、傷病者が後ろに倒れないようにする。
動画へのリンク
上記の心肺蘇生法の映像について、下記の「防災・危機管理e-カレッジ(総務省消防庁)」でご覧になれます。
「防災・危機管理e-カレッジ」にある、心肺蘇生法の映像は以下の場所になります。
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1 トップページ
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2 基礎を学ぶ
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3 いざという時役立つ知識コース
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4 救命手当て(AEDを用いた方法)
応急手当のおさらい
応急手当の方法について、おさらいをしてみましょう。応急手当の10個のポイントについて、確認ができます。
回答は、問題の下の部分にあります。
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