神戸市-KOBE-


殺虫剤の使用よる火災が発生!!

 平成22年6月、神戸市内の一般住宅において、殺虫剤を噴出し害虫を駆除しようとしたところ、室内にたまった殺虫剤に含まれる可燃性ガスが、明り取りのために用意したローソクの火に引火して爆発、3名が負傷するといった事案が発生しました。

1 火災が発生した殺虫剤
 今回の爆発事故で使用されていた殺虫剤は、ライオン株式会社が製造販売した殺虫剤「氷殺ジェット」で、平成19年3月の販売開始から8月下旬までに、本製品から噴出した可燃性ガスに引火して爆発した事故が全国で多数発生したことから、同年8月27日より自主回収を行っています。

2 製品使用上の特徴
 「氷殺ジェット」には、噴射剤として、一般的なエアゾール製品に使用されているLPガスに加えて、同様に引火性の高いイソペンタンという有機化合物が使用されており、火気のある場所で使用するなどした場合に事故につながる可能性があります。また、殺虫成分を含む殺虫剤に比べると、1回の害虫駆除あたりに使用するスプレー総噴霧量が多いことが特徴で風通しの悪い場所で使用すると、滞留する可燃性ガスも多くなります。
 (ライオン株式会社の問い合わせ先)
  フリーダイヤル:0120−670−225
  受付時間:9時から17時(土・日・祝日・年末年始を除く)
  ホームページ:http://www.lion.co.jp/info/20070828/20070828.htm

3 殺虫剤等エアゾール製品の使用上の注意事項
 これからの季節、ムカデやハチなど多くの虫の活動が活発になり、殺虫剤を使用する機会が増えてきます。「氷殺ジェット」の他、一般的な殺虫剤においてもエアゾール缶には、空気よりも比重が重い可燃性ガスが含まれている製品が多数あるため次のことに注意してください。
 (1)火の気のない、風通しのよい場所で使用しましょう。
 (2)台所や風呂場など火を使う器具を使用する場所では特に注意しましょう。
 また、殺虫剤以外でも、整髪料のスプレー缶などにもLPG等の可燃性ガスが使用されている製品が多くありますので注意してください。

滞留したスプレー缶ガスの引火実験


殺虫剤等のエアゾール缶には、空気よりも比重が重い可燃性ガスが含まれている製品が多数あるため、火の気のある場所等での取扱には十分注意してください。