雷は、激しい上昇気流でできる積乱雲で起こる、大気中の放電現象です。
雷は夏に発生することが多く、7〜8月に被害が集中していますが、近年都市圏の大気の高温化が、「雷の巣」である積乱雲を年中発生させる状況にしているともいわれています。
雷発生のメカニズムについての詳細は、下記の気象庁のホームページをご覧ください。
1987年8月5日早朝、高知県安芸郡東洋町海岸でサーフィンをしていた人のうち、折からの雷鳴にも避難しなかった若者30人のグループに、6時51分、落雷があり、6人が死亡、6人が重軽傷の大惨事が発生。
「バシッ!ドンッ!」という大きな音とともに水柱が高くあがり、サーフボードが海面から跳ね上がり、海面は赤茶色に変色して泡立ち、あっという間に何人もの人影が消えたといいます。
1987年8月14日午後4時15分頃、東京都世田谷区のテニスコートで試合中の男性(50歳)のカーボン製ラケットに落雷があり、下半身火傷、意識不明の重体。
一緒にプレーをしていた38歳の男性もショックで倒れるという事故になりました。
当時、東京都全域に大雨洪水雷注意報が発令されていました。
雷鳴が聞こえるなど、雷雲が近づく様子があるときには、落雷が差し迫っているときです。
グランドやゴルフ場、屋外プール、堤防や砂浜、海上などの開けた場所や、山頂や尾根などの高いところなどでは、人に落雷しやすくなるので、できるだけ早く安全な空間に避難して下さい。
鉄筋(鉄骨)のビル・電車・自動車(オープンカーは除く)の内部は比較的安全です。
木造家屋の中では、電灯線、電話線、アンテナ線など外から引き込んでいる導線からは、1メートル以上離れましょう。
電気器具はコンセントからプラグを抜き、避雷針のない家では、壁や柱に寄りかからないようにしましょう。
・ 近くに何もない平地の場合は、しゃがんで、足以外は地面につけないようにし、身体を小さくする
・ 身につけている金属類は、離して遠くに置く
・ 傘、釣り竿、ゴルフクラブ、バット、ピッケルなどの長いものを頭より高くしない
・ 屋外で多人数のときは、なるべく散らばって姿勢を低くして避難する
・ 電柱、煙突、鉄塔、建築物などの高い物体のてっぺんを45度以上の角度で見上げ、4メートル以上離れた位置に退避する
・ 山では、頂上、岩場、尾根は最も危険!窪地にしゃがんで雷を避ける
・ 崖では、頂上から45度の内側で、崖から2メートル以上離れてしゃがむ
・ 高い木(高さ10メートル以上)の近くでは、木の全ての幹、枝、葉から2m以上は離れる
・ 低い木の下への避難は危険!