神戸市-KOBE-


平成30年中の火災状況(速報)

最終更新日
2019年2月11日

火災の発生状況

 平成30年の火災総件数は、前年の472件から12件減少して460件となりました。昭和46年以降では過去3番目に少ない件数です。
 火災の種別では、多くの火災種別で減少しましたが、船舶火災は平成29年は0件でしたが、平成30年は2件発生しました。「建物火災」が平成29年の269件から276件と7件増加し、住宅火災も4件増加し157件となりました。

出火原因

 出火原因別にみると、「放火・放火の疑い」が昭和58年から平成29年まで35年連続出火原因の第1位でしたが、68件で2位となりました。「放火・放火の疑い」はここ10年で100件以上減少しており、近年の火災件数の減少は放火の減少が影響しています。

表

 放火に代わり「こんろ火災」が71件で出火原因の1位となりました。「こんろ火災」は平成29年も70件と多く発生しており、こんろ火災のうち天ぷら油火災は減少傾向ですが、こんろ周囲の可燃物に着火する等のちょっとした不注意による火災が多く発生しているため増加の要因となりました。以下、「放火」・「電気関係」・「たばこ」の順になりました。「電気関係」は平成29年の73件から7件減少しましたが、10年前の平成21年は47件であり、近年やや増加傾向です。

火災による負傷者

 火災による負傷者は前年より3名減少して68名となりました。近年、負傷者数は増減を繰り返しており、過去10年の平均負傷者数は77名となっています。

火災による死者

 火災による死者は昨年から6名増加して18名となりました。この人数は過去10年では多い人数となっています。死者の多くは高齢者で、全体の61%(11人)を占めています。
 住宅火災による死者は12名で、そのほとんどの方が「逃げ遅れ」によって亡くなられています。その要因としては、体が不自由なため逃げ遅れることや、住宅用火災警報器を設置していないため発見が遅れることや、設置していたが故障等で作動しなかったため発見が遅れてしまったことなどが挙げられます。

死者グラフ

住宅用火災警報器の点検を

 近年火災件数は減少傾向ですが、依然多くの方が火災により亡くなられています。火災による被害を軽減するには、住宅用火災警報器が有効です。多くのご家庭で設置されていると思いますが、設置から10年を経過すると電池切れや、経年劣化による故障も考えられますので取替えの検討をお願いします。設置されていない方は自分の身を守るためにも早急に設置して下さい。ご購入の際には、連動機能付や一酸化炭素警報機能付など付加機能のついた警報機を是非検討下さい。