神戸市-KOBE-


実験等動画一覧

最終更新日
2016年7月20日
  • [7月20日]Silent Killer〜一酸化炭素の恐怖〜  実験動画更新

消防局で実験した動画一覧です。

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実験動画一覧

Silent Killer〜一酸化炭素の恐怖〜


火災による死者は炎に巻かれて死亡するイメージがありますが、衣服や身体が焼損せずに一酸化炭素を吸ったことにより死亡するケースも数多くあり、火災による死者の半数以上が一酸化炭素中毒で死亡しています。
一酸化炭素中毒は煙自体を吸い込むことで起きるとイメージされがちですが、今回の実験で、煙が見えない状態でも一酸化炭素濃度が上昇し、その空気を吸うことで一酸化炭素中毒に陥る可能性があることが分かりました。
煙と異なり目に見えない一酸化炭素は「Silent Killer」とも呼ばれています。
 

通電火災ってご存知?


通電火災とは、大規模な地震などに伴う停電が復旧する際に発生する火災のことを言います。
この映像は使用中であった電気ストーブが地震で倒れ、その上に衣類が落下した状態で停電から復旧したため、過熱されて出火しています。多くの電気ストーブには転倒OFFスイッチが付いているため倒れると通電しなくなりますが、地震時の揺れで倒れた家財がスイッチを入れてしまうことがあります。また、壁際等ではストーブが倒れずにそこに可燃物が崩れてくる場合もあります。
これらの通電火災を防ぐ最も安全な方法はブレーカーをOFFにすることです。しかし、震災時は避難が優先となり、平常心を保つことは困難になります。
そこで、通電火災の対策として感震ブレーカーというものがあります。感震ブレーカーは地震による揺れを感知し、自動的にブレーカーを落として電気を遮断するものです。
一つの備えで防げる火事があります。過去の教訓を活かし、備えておきましょう。
 

思わぬところに潜む火災危険

暖房機器の火災は11月から発生し始め、寒さの続く3月までの間で発生します。
下記のポイントを守って暖房機器を安全に、快適に使用してください。

(1)使用する前に注意すること
・昨シーズンから残ったままの灯油は使用しない
・ほこり等が溜まっていないか確認
・炎の大きさや異常音がないかの点検


(2)使用時に注意すること
暖房機器使用時の火災は電気ストーブと可燃物接触による火災が大半を占めています。電気ストーブは炎が見えないため油断しがちですが、
                                                                  火気を取り扱っている という意識を持って使用しましょう。
      ・ストーブの周りに燃えやすい物を置かない、洗濯物を乾かさない
      ・暖房機器の前にスプレー缶等を置かない
       ・石油ストーブ使用中に給油をしない
 

電気ストーブと心の油断が導く方程式

ストーブ火災のほとんどが、ストーブと布団等の可燃物が接触することによって発生していますが、それらの火災の大半で電気ストーブが使用されています。電気ストーブは、ガスストーブや石油ストーブといった炎が出るものに比べると安全性が高いように感じるため、近くに可燃物を置いた状態や、就寝中や外出中にも点けたままで使用される場合が多く、その油断から多くの火災が発生しています。電気ストーブの近くには、可燃物(衣類や寝具、スプレー缶等)を置かないようにし、付近には洗濯物を干さないでください。また、就寝時や外出時の使用は絶対にやめ、使用しないときにはプラグを抜いておくように注意してください。

小さな火種が招く 大きな悲劇

たばこが原因の火災は神戸市でも多数発生しており、毎年2番目の出火原因となっています。その中でも特に多い発生要因が、たばこのポイ捨てや、たばこ火の消火が不充分なまま、ごみ箱に捨てられることです。たばこ火にはライターの火ほどのエネルギーはないため、可燃物に触れてもすぐに着火することはありません。しかし、時間をかけて徐々にくん焼していき、急に発火します。住宅用火災警報器の設置などで早期に異常を発見することができますが、一番大事なのは水につけるなどしてきちんと消す事です。小さな火と思って油断せずに、たばこ火の始末は確実に行ってください。

暑い夏。涼しいはずの制汗スプレーが・・・燃える・・・?

制汗スプレーやヘアスプレー、殺虫剤等の多くのスプレー製品は称して「エアゾール製品」といい、これらの多くには噴射剤としてLPG(液化石油ガス)やDME(ジメチルエーテル)などの高圧ガスが含まれています。また、これらのガスは可燃性のため、火気の近くで使用すると引火することがあります。 エアゾール製品を使用する際は、火気に注意するようにしてください。

大事にお使いの古い扇風機・・・そこに潜む危険

家庭用扇風機には、10年を越えるほどの長期間使用されているものが多く、内部の部品や電気配線などが経年により劣化している場合があります。そして、それらの部品や電気配線から火花が出て、周囲に溜まったホコリに着火し、火災が発生します。 以下のような症状があれば、すぐに使用を中止して下さい。 (1)電源コードを触ると、羽根が回転したり、停止したりする。 (2)モーター部分が異常に熱い。 (3)羽根の回転が早くなったり、遅くなったり不規則になる。 (4)運転すると、異常な音や振動がある。 (5)運転すると、焦げ臭いにおいがしたり、煙が出る。 (6)首振りの動きがスムーズではない。

着衣着火は一瞬の出来事・・・ これが表面フラッシュだ!

空気との接触面積が大きい衣類表面の毛羽立った繊維が瞬時に燃え広がる現象を、表面フラッシュといいます。表面フラッシュは綿やレーヨン等の易燃性セルロース系繊維で起こりやすく、特にネル地のように生地表面に細かい繊維が起毛され、空気を含みやすい形状である場合に発生しやすくなります。再現実験では、表面フラッシュを起こすと、裾に着火した炎はたった1秒で首にまで達してしまうことがわかりました。

まさか!? ボンベのガス抜きを火気の近くで行うと・・・

カセットコンロやスプレー缶は、廃棄方法を誤ると火災を引き起こす危険性があります。カセットボンベ・スプレー缶を廃棄する際には、必ず中身を全て使い切って(出し切って)ください。中身の排出は火災を防止するために火の気のない、風通しのよい屋外でおこなってください。カセットボンベ・スプレー缶は、使い切っても内部に少量のガスが残っていますので、必ず穴を開けてください。ただし、穴開けに際しても少量のガスが出ますので、穴あけ作業も火の気のない、風通しのよい屋外でおこなってください。

絶対にしないと誓ってください!天ぷら油火災に水を入れると・・・

燃えているてんぷら油に水をかけると、水が爆発的に気化することで油が広範囲に飛散し、炎が急激に拡大します。 炎の拡大は短時間で収まるものの、周囲に燃えやすいものがある場合には急激な延焼拡 大を招きます。また、初期消火者は急激に拡大した炎によって火傷を負う可能性が高いため、非常に危険です。

天ぷら油火災 最も安全で確実な消火方法

濡らしたバスタオルや鍋の蓋による初期消火がよく知られていますが、それらが有効に実施された事例は複数ある反面、消火できずに被害が拡大した事例や火傷を負った事例も多数発生しています。 住宅用強化液消火器を使用することが、最も安全で確実な初期消火方法ですので、住宅には住宅用強化液消火器を設置してください。また、力の弱い方等にはエアゾール式簡易消火具もお勧めです。初期消火をするときには必ず避難経路を確保し、炎ではなく燃えている物に対して放射してください。また、天ぷら油の炎が天井に達する程大きくなった場合は、初期消火が困難になりますので、無理をせず避難をし、迅速な通報をおこなってください。

大変!!おにぎりを電子レンジで加熱しすぎると・・・!!

電子レンジで食品等を長時間加熱すると、食品等の炭化が進み、食品等が電気を通す状態となります。この状態は電子レンジに金属を入れることと同じであるため、電気火花が発生して食品から出火します。実験では、おにぎりを約10分加熱したところ、出火にいたりました。

本当に怖い電気火災  トラッキング映像

コンセントに刺された電気製品のプラグから、突然炎が噴出する現象をトラッキング現象といいます。このトラッキングによる火災は、人の介在も明確な前兆もなく、突然発生する可能性がありますので注意が必要です。

カセットボンベ破裂実験

カセットコンロを2台並べて鉄板を加熱する実験を行ったところ、過熱されたカセットボンベの内圧が上昇により破裂しました。着火はしなかったものの、破裂時には多量のガスが噴出し、カセットボンベは30m程先まで飛びました。