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車両火災とリコール制度について 車両火災の原因とリコール制度について紹介

最終更新日
2005年4月1日

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はじめに

最近、大手自動車メーカーのリコール隠しが問題となり、そのメーカーの車両が燃えると全てがリコール対象となった自動車の構造・装置に起因するような印象を受けますが、車両火災が発生する原因は様々です。
今回は車両火災が発生した場合の出火形態から予測される原因とリコール制度についてご紹介いたします。

車両火災の特徴と出火までの経過

車両火災の特徴として、ほとんどの事案が運転中又はエンジン回転中に発生するので、運転者や同乗者が火災発生に至るまでの経過や異変を把握しています。したがって、これら関係者からの聞き取りが非常に重要な原因究明の証拠となります。
その聞き取り内容から、おおよその火災原因が予測できる場合がありますが、次に簡単に説明いたします。

オイルが漏洩して排気管にかかり、出火した場合

1の場合、エンジンオイルの漏洩が原因であることが予測されます。
2の場合、パワステオイルの漏洩が原因であることが予測されます。

電気系統の火災

1の場合、点検によるミスが考えられ、それもバッテリーに起因する可能性が高いことが予測できます。
2の場合、電気配線の取り廻し不良によるか、あるいは絶縁劣化により、プラス電極またはプラス配線がボディアースしたことが予測できます。
このケースでは、専門家に任せずに、自分でホーンやライトを後付けした場合に多いようです。

リコール制度について

リコール制度とは、欠陥車による事故を未然に防止し、自動車ユーザー等を保護することを目的とするものであり、自動車製作者等が製作し、又は輸入した同一型式の一定の範囲の自動車の構造、装置又は性能が自動車の安全上、公害防止上の規定(道路運送車両の保安基準)に適応しなくなるおそれがある状態、又は適応していない状態で、原因が設計又は製作の過程にある場合に、その旨を国土交通省に届け出て自動車を回収し無料で修理する制度です。

リコール対象車や不具合情報等は、国土交通省自動車交通局技術安全部審査課が公開している自動車のリコール・不具合情報のページから検索できます。

リコール対策済車について

不良箇所を改善した対策済車にはメーカー又はディーラーによりステッカーが貼付されています。ステッカーは国産車と輸入車によって違い、対策番号が記載されています。

おわりに

車両火災は古い年式の車ほど発生する確率が高くなりますが、日頃のメンテナンスによりその確立は低くなります。
専門家によると、燃料ホースなど8年程度が寿命で、ほとんど点検整備しないバイクなどは、燃料漏れによる事故が多いようです。
素人による電装品の後付け工事や規格外の改造やなどは、火災のもとです。車検や整備は信頼のおける業者に任せましょう。