神戸市-KOBE-


まぜるな危険!塩素系漂白剤の危険性

最終更新日
2005年4月1日

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はじめに

塩素を排気する消防隊スポーツジムで殺菌消毒用の次亜塩素酸ナトリウムのタンクに、プールに使用される水処理用凝集剤ポリ塩化アルミニウムを誤って投入したため、タンク内部で反応を起こし、有毒な塩素ガスが発生するという事故がありました。
この種の事故は全国的にプールを有する施設などで起こっています。プール開きをひかえ、関係者の方には十分な注意をお願いします。
また、同じような事故は、家庭で洗剤や漂白剤を使用する際にも発生してしまう危険性があります。

塩素系漂白剤について

塩素系漂白剤は、強い酸化力と殺菌力があるため、家庭でも衣類の染み抜きや漂白、湯呑などの茶渋落とし、ほ乳瓶、食器やまな板の除菌、さらにカビ取り用途に使用されています。
塩素系漂白剤の主成分は次亜塩素酸ナトリウムという化学物質です。次亜塩素酸ナトリウムは酸性にすることで、分解して塩素ガスを発生するので、漂白剤にはアルカリ剤として水酸化ナトリウムが含まれています。
塩素系漂白剤の危険性は塩素ガスが注目されがちですが、実は水酸化ナトリウムも危険な化学物質です。
水酸化ナトリウムは強アルカリ性の物質でタンパク質変性作用が強く、間違って目に入った場合失明の恐れもあります。

使用上の注意

塩素系漂白剤の注意書き塩素系漂白剤を使用するときは絶対に原液を素手で扱わないよう、炊事用手袋などで手を保護してください。
また、洗剤の誤飲は常に家庭での事故の上位を占めています。小さなお子さんのいる家庭では絶対に子供の手が届く場所には放置しないよう注意が必要です。
スプレー式の商品を使用するときは目を保護するために眼鏡やゴーグルを着用し、目線より上にスプレーしないようにしましょう。

まぜるな危険!

塩素系漂白剤の容器には必ず赤で混ぜるな危険という注意書きがあります。では、いったい何と混ぜると危険なのでしょうか。

廃水にも気をつけて

トイレで酸性タイプの洗剤を使い、同時に洗濯で塩素系漂白剤を使った場合、下水配管の構造によっては一時的に廃水が溜まる部分があり、塩素系漂白剤と酸性の洗剤が混ざって塩素ガスが発生する恐れがあります。
塩素系漂白剤を使った後は十分に水を流して下さい。
使用する場所が違っていても酸性タイプの洗剤とは同時に使わない方が安全です。

おわりに

ここで紹介したのはほんの一例です。さまざまな化学薬品を使用した製品が増えている現在、便利さと危険性は隣り合わせに存在しています。単体では安全性が確保されている化学製品も使い方を誤ると一変して有害な物質となります。使用上の注意をよく読み、安全な方法で使用されますようお願いします。