神戸市-KOBE-


身近なスマートフォンから出火!?

必需品となったスマートフォン

 今や携帯電話は、私たちの生活で無くてはならない存在となりました。
 3月現在の携帯電話の世帯別普及率は95・3%で、スマートフォン(以下、スマホと呼ぶ)のみでも67・9%と非常に高い普及率となり、今後も上昇傾向にあります。
 
『内閣府消費動向調査より』

スマホ関連機器の火災増加

製品別年度別事故発生件数(平成22年度〜平成26年度) このように多くの人が手にしているスマホですが、近年スマホやその周辺機器の事故が増加しています。スマホ関連の事故は、平成22年度から平成26年度までの5年間で合計239件発生しており、原因は発熱・発煙・発火のいずれかを伴うものが多く、火災により重傷になる重大な事故も少なくありません。
 
 
『独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)NewsRelease(4 月28日)より』

発生は1年以内!?

発生箇所別使用期間別事故発生件数(平成22年度〜平成26年度) 電気製品は、購入当初に製品不良が原因で事故率を上げ、その後は事故率が低下、使用期間が長くなると老朽化で事故率が上がります。スマホも同じで使用開始から1年以内に事故が最も多く発生しますが、特異なのは電池パックの事故は使用期間によらず一定して発生しており、使用期間が3年以上の場合のほとんどが電池パックが原因となっていることです。

火災事例

(1)充電用コネクター部に力を加えたため、コネクターが変形して内部で接触状態となり、スパークが生じ、コネクター樹脂が焼損。
(2)ACアダプターの電源プラグとタップの隙間に金属等の異物(ネックレス、コイン等)が入り込んだため、電源プラグ刃間がショートし、スパークが生じて焦げた。
(3)携帯電話機を犬が噛んだことにより電池パックが変形したため、内部の電極がショートして、異常発熱が生じ破裂して、火災に至った。

どうしたら防げる?

(1)充電用コネクターの場合
 充電用コネクターを接続する際は接続の方向を確認して無理に差し込まない。一度曲がってしまったものは再度使用しない。ケーブル及び機器のいずれのコネクター部分にも汗や飲料水等の液体やほこり等の異物が付着しないよう注意する。
(2)電源プラグの場合
 電源プラグとコンセントの間に液体や異物が入らないようにしっかり差し込んで使用する。電源プラグを抜く時はコードを損傷させないよう必ず電源プラグを持っておこなう。
(3)スマホ等本体の場合
 落とす、分解する、ペットが噛むなど外部から衝撃を与えて内部が変形しないようにする。スマホの長時間使用時に電池パックが膨らんだ際は継続使用せず交換する。

身近なものだけに、より注意を!

 スマホは、我々に手軽により快適な生活をもたらしてくれる反面、火災だけでなく、使用中に異常音がなり耳を負傷したり、就寝時に熱くなった本体が長時間体に触れて低温やけどするなど事故の危険も潜んでいます。使用者の誤使用や不注意で発生していることも多いことから、平素から十分に取り扱いに注意して事故を未然に防止するようにしてください。